ヤン・ディオマンデ獲得
レアル・マドリードはRBライプツィヒから19歳のコートジボワール代表FWヤン・ディオマンデを完全移籍で獲得しました。移籍金は固定額1億2500万ユーロに加え、容易な達成条件による1000万ユーロの変動額、さらに難易度の高い達成条件による500万ユーロの変動額が設定されており、総額は最大1億4000万ユーロに達します。これはクラブの歴史においてジュデ・ベリンガムらを上回る史上最高額の取引となりました。この移籍金の5%は元所属先であるレガネスに支払われます。契約期間は2033年6月30日までの7年間と、現スクアッドで最長です。ただし、UEFAが2023年夏に導入した財務持続可能性規則(LaLigaやプレミアリーグも導入済)により、契約期間が何年であっても償却期間の上限は5年に制限されるため、実質的な年間償却負担額は2500万ユーロとなります。
ディオマンデは1年半前にはアメリカのアカデミー出身の全く無名の選手であり、レガネスBで3試合を消化したのみでした。しかし、トップチームとの内部練習試合で驚異的なゴールを突き刺し、当時の監督ボハ・ヒメネスによって引き上げられました。トップチームでの最初の練習から3日後にレアル・マドリード戦でプロデビューを果たし、ファーストタッチでロドリゴやフェデ・バルベルデに物怖じせず挑みかかり、アセンシオがPKを阻止する対応を余儀なくされるほどの衝撃を与えました。プロデビュー直後に15歳の妹を失う悲劇に直面しながらも、エスパニョール戦でゴールを決め涙ながらに捧げました。レガネスのマルティン・マントヴァーニは『ヤンは歴史を作るためにレガネスに来た。他の選手にはないサッカーへの適応力があり、違うタイプの少年であることは分かっていた。信じられないほどの能力を持っているのが見て取れた』と振り返り、精神的な強さを絶賛しています。さらに、レガネス時代の元同僚エンリク・フランケサも『彼は言葉があまり話せず日々の生活では控えめだったが、ピッチの上では完全に違っていた。彼の成熟ぶりや大胆さには非常に驚かされた。最初の瞬間から特別な選手だと感じていた。下部組織から上がってきた選手に対して、ファーストチームの選手たちが彼を使うべきだと口にするのを耳にしたのは私のキャリアで初めてだった』と言及しました。
昨季のブンデスリーガでは33試合で12ゴール8アシスト(別媒体の記録では13ゴール9アシスト)をマークし、リーグ最優秀若手選手に輝いたほか、ワールドカップではラミン・ヤマルに次ぐドリブル成功数世界2位を記録しました。今夏はライプツィヒのオーストリア合宿での病気(熱)による影響や、過去および現在の代理人間での手数料トラブルにより合流が遅れていました。マドリー公式発表がメディカルチェックを通過する前に行われたのは、同時期に進行していたバルセロナによるロドリ強奪報道を牽制するための戦略的意図があったとされています。フェレンツヴァーロシュ戦には同行せずバルデベバスに残り、ジムでの可動性トレーニングおよび個別ボールタッチ練習を実施しました。デビュー戦は8月12日(水)にリサールで行われるデポルティーボとのテレサ・エレーラ杯が予定されており、ビニシウス、ムバッペと強力なトリデンテを形成することが期待されています。(via SPORT) (via ElDesmarque) (via MARCA)