スカッド完成に向けた3名の補強要求と放出優先への方針転換
マラガCFは1部リーグへの復帰に向けてチームの構築を進めていますが、戦力をさらに整えるために明確な方針をとっています。クラブは1週間前から、新たな選手を迎え入れる前に既存の選手を退団させる「放出優先」のモードに入りました。Juanfran Funes監督が率いるチームのスカッドを最終的に完成させるためには、少なくともあと3人の新戦力が必要とされているためです。
プレシーズン中に行われたアル・アラビとの親善試合(4-2で勝利)や、セウタとの親善試合(2-1で勝利)の戦いを通じて、チームには依然としていくつかの調整が必要であることが浮き彫りになりました。フネス監督や彼のコーチングスタッフは、特定のポジションにおけるクオリティや適応度について完全には納得していません。それでも、監督自身は試合後のメディア取材に対して非常に落ち着いた態度で受け答えを行っており、冷静に現状を分析しています。補強を円滑に進めるための地道な作業が続いています。(via MARCA)
ジュレン・ロベテの不透明な未来とセグンダ複数クラブによる争奪戦
2024年にマラガに加入し、2027年6月まで契約を残している左ウイングのジュレン・ロベテの去就に、大きな注目が集まっています。
彼の今夏のプレシーズンにおけるパフォーマンスは、1部リーグの基準に達するには不十分であるとみなされました。これを受け、フネス監督は彼を放出候補リストに載せることを決定し、スポーツディレクションに対してオファーに耳を傾ける許可を与えました。
この状況を察知したセグンダ・ディビシオン(LaLiga Hypermotion)の複数のクラブが、彼の獲得に一斉に動き出しています。
最も獲得に近いとされているのがアンドラです。アンドラは主力選手であったセルダが退団したため、その穴を埋める左ウイングを探しています。ロベテにとっては過去に1シーズン期限付き移籍でプレーした経験がある馴染みの深いクラブであり、環境への適応が容易であることから交渉がスムーズに進む可能性が高いと見られています。
さらに、レアル・オビエドも有力な候補として浮上しています。オビエドはハサンの売却が目前に迫っており、これによって得られる潤沢な資金を背景に補強を進めることができます。また、新戦力のチャイラが膝の怪我によって10月または11月まで離脱することが決まったため、即戦力のウイング獲得を急いでいます。
その他にも、アルバセテが彼の動向を注視しており、この8月の移籍市場の推移が彼の今後のキャリアに決定的な影響を与えることになりそうです。(via MARCA) (via ElDesmarque)
左サイドバックのダニ・サンチェスを狙うコルドバの動向
マラガが提示している放出リストに名があるディフェンダー、ダニ・サンチェスに対し、同じアンダルシア地方のライバルであるコルドバCFが強い関心を示しています。
コルドバは今夏の移籍市場において、左サイドバックの補強を最優先事項として掲げていましたが、獲得交渉を進めていた第一候補の選手との取引が最終局面で破談となりました。そのため、ダニ・サンチェスを新たなターゲットとしてリストアップし、彼の獲得に向けて具体的な動きを見せています。(via MARCA)
セウタ会長が明かしたマラガ構想外選手への具体的なラブコール
プレシーズンマッチで対戦したセウタとの試合の裏で、具体的な選手取引に関する接触が行われていたことが明らかになりました。
セウタのルハイ・ハミド会長は、マラガとの親善試合の中で自らマイクを取り、次のように交渉の事実を明かしました。
『私たちは何人かの選手について問い合わせを行った。ロレンとは常に密な連絡を取り合っている。もしフネス監督が構想に入れていない選手がいるなら、我がクラブにとって非常に興味深い選手たちが何人か存在している』。
セウタとマラガは、昨シーズンにプリメーラRFEFのグループIIで昇格を競い合った激しいライバルでありながら、フロント間では極めて良好で緊密な関係を築いています。そのため、マラガで出場機会を失った選手たちの移籍について、建設的な話し合いが行われています。(via MARCA)
若き才能パブロ・アリアサの成長を促すためのレンタル移籍計画
下部組織から昇格し、ファーストチームの正式な背番号を受け取る権利を契約上勝ち取っていた期待の星、パブロ・アリアサ。
しかし、クラブの首脳陣やテクニカルスタッフは、1部リーグという極めて競争の激しい舞台で即座にプレーすることは、若い彼にとって現時点ではあまりにも大きなジャンプになりかねないと冷静に判断しました。
クラブはアリアサの持つ高い技術と類稀なる才能に絶対の信頼を寄せており、将来的にマラガの主力へと育て上げるためにも、今シーズンは出場機会を確実に確保できる他クラブへ期限付き移籍させ、実戦経験を積ませることが選手本人とクラブの双方にとって最善であると判断し、交渉を進めています。(via MARCA)
契約を2年残すムサの去就と3部クラブからの熱視線
ディフェンダーのムサについても、今シーズンのフネス監督の戦術構想に十分に含まれていないため、移籍に向けた交渉が検討されています。
ムサはクラブとの契約をさらに2年間残しているものの、十分な出場機会を得て成長を続けるために、期限付き移籍の可能性を探っています。現在、彼の守備能力を高く評価するプリメーラRFEFの複数のクラブが彼の動向を注意深く追っており、獲得に向けた打診を行っています。(via MARCA)
経験豊富なミッドフィールダーであるフアンペの放出リスト入り
スポーツダイレクターのロレン・フアロスが主導する今夏のスカッド整理において、ベテランミッドフィールダーのフアンペも完全に構想から外れ、放出対象選手の一人となりました。
クラブは、彼が新シーズンに向けて最適な移籍先を見つけられるようオファーを聞く準備を進めており、これによって生じる給与制限の空きを、さらなる新戦力の獲得費用に充当する計画です。(via MARCA)
【本日の総括】
1部リーグ復帰を果たしたマラガCFは、新シーズン開幕を前に「放出優先」のフェーズを本格化させ、3名以上の新規補強枠を確保するための大がかりな選手整理を進めています。プレシーズンでのパフォーマンス不足から放出リスト入りしたジュレン・ロベテに対するアンドラやオビエドからの争奪戦をはじめ、ダニ・サンチェス、パブロ・アリアサ、ムサ、フアンペら5名の売却・レンタル交渉を急ピッチで進めており、ロレンSDとフネス監督が描く1部残留に向けたスカッド構築の最終局面を迎えています。