モンチSDの大仕事が遂に結実!バイエルンから快速ウイングのブライアン・サラゴサを電撃獲得へ

エスパニョールは、かねてより補強の最優先ポジションとして挙げていたウイングに、ドイツの絶対王者バイエルン・ミュンヘンからスペイン代表クラスの快速アタッカー、ブライアン・サラゴサ(24歳)を迎えることで最終合意に達しました。移籍の公式発表はまさに秒読み段階にあります。

今回の合意内容は、今シーズン終了までのレンタル移籍に加え、シーズン終了後に必ず行使しなければならない800万ユーロでの買取義務が付随しているというものです。これによりサラゴサは、2027年以降は完全にエスパニョールの所有選手となります。

このビッグディールをまとめ上げたのは、エスパニョールのスポーツ部門の最高責任者であるモンチ(ディレクター・ゼネラル・デポルティーボ)です。モンチSDは就任以来、焦ることなく最高のクオリティを持つウイングの獲得を辛抱強く待ち続けるよう周囲に冷静さを求めていました。その並外れた粘り強さと眼力が、ついに実を結んだ形となります。モンチSDはかつてセビージャを率いていた時代にも、フレデリック・カヌーテやエベル・バネガなど、他クラブで一時的に評価を落としていた才能豊かな選手を見事に発掘し、キャリアを劇的に復活させてきた輝かしい実績を持っています。マノロ・ゴンサレス監督にとっても、この才能あふれるドリブラーの加入は、チームの攻撃陣に圧倒的な推進力をもたらす待望の補強となります。(via MARCA / Mundo Deportivo)

驚きの給与カットと2032年までの超長期契約!サラゴサ契約の全貌

ブライアン・サラゴサのエスパニョール加入に向けて、細かな契約条件や給与体系の全貌が明らかになりました。

まず、サラゴサは今週火曜日にメディカルチェックを受け、問題がなければ正式に契約を結ぶ予定です。彼は買取義務の行使に伴い、エスパニョールと2032年6月までの5シーズンという異例の超長期契約を締結します。これにより、すでに2031年までの契約を結んでいるロベルト・フェルナンデスやアレックス・カラトラバを抜き、チームで最も長期の契約を持つ選手となります。

さらに、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)への配慮から、年俸額についても驚きの譲歩がなされています。彼がバイエルンで受け取っていた給与は総額300万ユーロ(税込み)でしたが、エスパニョールでの本契約移行後は、その総額が250万ユーロを下回る水準まで大きく削減されることで合意しました。なお、レンタル期間となる最初の1年間については、バイエルン側がサラゴサの年間給与の25%を肩代わりして負担する仕組みとなっており、エスパニョールの今シーズンのサラリーキャップを過度に圧迫しないためのスマートな工夫も凝らされています。

サラゴサの加入が正式に決定すれば、今夏エスパニョールが獲得した新戦力としては、アレックス・カラトラバ、キリンドシー・ハルトマン、ガブリエウ・モスカルド、ウナイ・ヌニェス、ヴァニャ・ドルクシッチに続く6人目の補強となります。(via Mundo Deportivo)

元スペイン代表アタッカーの歩みと復活への渇望!新天地バルセロナで狙うキャリアの再起

新たにエスパニョールの攻撃陣の核となるブライアン・サラゴサは、マニガ出身の24歳。ピッチ上で爆発的なスピード、傑出したドリブル突破、そして驚異的なアイデアで敵の守備組織を一人で引き裂くことができる、天性の才能を持ったウイングです。少し前にはスペイン代表としてもプレーし、その名を欧州全土に轟かせました。

しかし、彼のキャリアの歩みは平坦なものではありませんでした。2024年1月に鳴り物入りでバイエルン・ミュンヘンに完全移籍したものの、ドイツの巨大クラブでは本来のスタイルに適応できず、公式戦わずか171分の出場に留まるなど不遇の時間を過ごしました。直近ではバイエルンのトレーニング施設でチームとは別に一人で練習を行い、コンディション維持に励んでいました。

彼はこれまでバイエルンの他に、セグンダやプリメーラを含めて3つの国(ドイツ、イタリア、スペイン)でのプレーを経験していますが、いずれのチームでも絶対的な信頼を得てレギュラーとして完全に定着するには至りませんでした。過去にバレンシアCFが獲得に向けて熱心にアプローチしたこともありましたが、当時はオサスナのブラウリオ・バスケスSDがより迅速かつ熱心に動き、サラゴサ自身もオサスナへの移籍を選びました。しかしオサスナでの日々も一貫した輝きを放つまでには至らず、昨シーズンの前半にはセルタの本拠地バライードスでもプレーしたものの、波の激しいパフォーマンスに終わっていました。

そのため、現在の彼は自らの評価を取り戻し、再び最高レベルのドリブラーとしてピッチの上で輝くための「絶対的な安定感」と、自らを信じてくれる強固なプロジェクトを何よりも求めています。エスパニョールは彼にとって、そのキャリアの再起を果たすための完璧な舞台となるはずです。(via Superdeporte / MARCA)

開幕戦での大勝の余韻!本拠地でレバンテを粉砕し最高のスタートを切ったチームの現在

チームの現在のポジティブな雰囲気の背景には、ラ・リーガ開幕戦での素晴らしい大勝の余韻があります。

エスパニョールは今シーズンのオープニングゲームにおいて、本拠地RCDEスタジアムにレバンテUDを迎え、圧倒的なパフォーマンスを披露して3-0での大勝を飾りました。この敗戦を喫したレバンテのルイス・カストロ監督も、後に『私たちは開幕戦でエスパニョールのホームで完敗を喫した』と語るなど、エスパニョールが見せた攻撃力と堅固な組織力はリーグ全体に大きな衝撃を与えました。

この最高のスタートにより、チーム内には今シーズンへの非常に強い自信が満ちあふれています。さらに今、ブライアン・サラゴサというリーグ屈指のドリブラーの獲得を完了させようしていることで、ファンの期待とチームの競争力はこれ以上ないほどに高まっています。(via ElDesmarque)

【本日の総括】

エスパニョールにとって、本日は未来への大いなる飛躍を予感させる極めて興奮に満ちた一日となりました。本拠地での開幕戦レバンテ戦を3-0の大勝で飾り、最高の自信を手にしてスタートした新生チームに、さらなるメガディールがもたらされようとしています。モンチSDが粘り強い交渉の末にまとめ上げた、バイエルン・ミュンヘンからの元スペイン代表快速ウイング、ブライアン・サラゴサの獲得合意は、今夏6人目となる最高レベルの補強です。サラゴサは火曜日のメディカルチェックを経て、2032年までの異例の超長期契約と大幅な給与カットを受け入れてチームを背負う覚悟を示しており、マノロ・ゴンサレス監督率いる攻撃陣に爆発的なひらめきをもたらす準備を整えています。最高のスタートを切ったエスパニョールが、この強力な戦力を加えて今シーズンどこまで駆け上がれるか、サポーターの熱狂は最高潮に達しています。