ブライアン・サラゴサ獲得手続きで生じた「遅延の真相」と、宿敵バルセロナを震え上がらせる「天敵」としての恐るべき実績
ブライアン・サラゴサ(24歳)にとって運命の日が訪れました。長い交渉の末、バイエルン・ミュンヘンに所属するこのウインガーは本日メディカルチェックを通過し、エスパニョールに1シーズンの期限付き移籍で正式加入するための契約書に署名します。レンタル終了後には2032年6月までの超長期契約を結ぶ予定です。
実は、当初クラブ間で合意されていた800万ユーロの義務的買い取りオプションについて、移籍市場の最終盤で重要な変更が加えられていました。ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が明かしたところによると、最終的な合意はファイナンシャル・フェアプレーの制限を遵守するため、「特定の出場試合数を達成した場合に買い取り義務が発生する条件付きオプション」へと修正されました。この複雑な財務上の再調整こそが、手続き完了を長引かせた最大の要因でした。
この難航した交渉の末に手に入れたサラゴサは、マノロ・ゴンサレス監督が長年攻撃陣に熱望し続けていた、圧倒的なドリブル突破力とスピード、そして攻撃の創造性をアタッキングサードにもたらす待望のパズルのピースです。
さらに、エスパニョールのファンを最も熱狂させているのは、彼が持つ「バルサキラー」としての強烈な実績です。プロデビュー以来、バルセロナは彼が最も多くのゴールを奪っている得意の相手であり、これまでわずか3試合の対戦で3ゴール1アシストを記録しています。
その伝説の始まりは2023年10月、グラナダ時代のことでした。バルセロナを相手に試合開始わずか1分で先制ゴールを沈めると、その後ジュール・クンデを翻弄し、名手マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンをも手玉に取るスーパーゴールを流し込んで2得点目を奪いました。この驚異的なパフォーマンスが、当時のスペイン代表監督の目に留まり、A代表への初招集を勝ち取るきっかけとなりました。試合は2-2の引き分けに終わったものの、その強烈な個性はスペイン全土に知れ渡りました。
さらにバイエルンからの最初のレンタル先となったオサスナでも、バルサへの牙は衰えませんでした。アンテ・ブディミルの先制ゴールをお膳立てしただけでなく、バルサのゴールキーパーであるイニャキ・ペーニャを足裏での軽やかなボールコントロール(ピサディータ)で交わして自らネットを揺らし、4-2でのバルサ撃破の主役となりました。このまばゆい輝きを放った数々のビッグプレーが、マラガ出身のこの若き才能をバルセロナにとってまさに「青と白の悪夢」たらしめているのです。
(via Mundo Deportivo)
