移籍市場の動向 クロース後継者とユーベの至宝への関心
シーズン終了を待たずして、レアル・マドリードは来季に向けた移籍市場で既に動きを見せている。中盤の強化が急務となる中、熱い視線を送っているのがシュトゥットガルトに所属する25歳のドイツ人MF、アンジェロ・シュティラーだ。
「新しいクロース」の異名を持つシュティラーは、トニ・クロース自身が2023-24シーズン終了後に現役引退を決断した際、フロレンティーノ・ペレス会長に直接自身の後継者として獲得を推薦した選手である。マドリードは昨夏から彼に関心を示していたが、現在ユベントスが彼の獲得に向けて猛烈なアプローチをかけている。チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドも争奪戦に加わっており、契約解除金は約3600万ユーロに設定されている。シュティラー自身はブンデスリーガを離れて新たな挑戦を求めているとされ、ユベントスは今週末のレバークーゼン戦に担当者を派遣し、他クラブを出し抜くための接触を図る予定だ。
シュティラー本人はクロースとの比較について次のように語っている。
『トニ・クロースの代わりになれる選手は誰もいない。私にとって彼はドイツ史上最高の選手だ。代表監督が私に彼の役割を任せてくれるなら、もちろん嬉しい。プレースタイルに関して私たちが似ているというのは事実だ』
なお、シュティラーは2020年、19歳の時にバイエルン・ミュンヘンでハンジ・フリック監督(現バルセロナ監督)の下でプロデビューを果たしており、バルサもかつて彼に関心を寄せていた時期があった。
また、イタリアの『La Gazzetta dello Sport』は、ユベントスに所属する18歳(2005年生まれ)の逸材、ケナン・ユルディズについて、『ケナンがレアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長の憧れの的であることは秘密ではない』と報じた。今季45試合で11ゴール10アシストを記録しているこの若きスターは、トルコ代表の同胞であるアルダ・ギュレルと非常に仲が良く、代表チームですでに33試合を共にプレーしている。
ユルディズのプレースタイルは左サイドの攻撃的な位置を主戦場としており、ビニシウスやエンバペとエリアが重なるため、マドリードでの戦術的な適応は容易ではないと見られている。しかし、現在セリエAで4位につけているユベントスが、残り3試合でチャンピオンズリーグ出場権を逃した場合、資金繰りのためにこの「アンタッチャブル」なはずの至宝を売却せざるを得ない状況に追い込まれる可能性があるという。(via MARCA)
【本日の総括】
リュディガーの平手打ち事件やアルベロア監督と選手たちの対立、そしてエンバペのバカンス騒動と、レアル・マドリードのロッカールームは崩壊の危機に瀕しています。ペレス会長は次期監督にモウリーニョらをリストアップし、クロースのフロント入りも噂される中、ビニシウスの契約延長問題やエスパニョール戦での暴言など火種は尽きません。今週末のクラシコではクルトワが復帰予定であり、宿敵バルセロナの目の前での優勝を阻止できるかが最大の焦点となります。来季に向けた移籍市場では、クロースが推薦したシュティラーやユーベのユルディズに関心を寄せています。