ウナイ・ゴメスがイタリアのウディネーゼへ完全移籍で基本合意

アスレティック・クラブの若きMFウナイ・ゴメスが、セリエAのウディネーゼへ移籍することがほぼ確実となった。イタリアのクラブはここ数日でオファーの基本額や変動ボーナスなどの条件を大幅に改善し、アスレティック側との間で原則合意に達している。この契約には、買い戻しオプションや将来の移籍金の一部をアスレティックが受け取る条項が含まれる可能性が高い。ウナイ・ゴメス本人もすでにイタリア行きを承諾しており、5年契約を結ぶ見通しとなっている。

彼は2028年6月までアスレティックとの契約を残していたが、昨季は公式戦37試合(1433分)の出場にとどまっていた。移籍が実現すれば、ウディネーゼのコスタ・ルンヤイッチ監督が指揮を執り、ディノ・ブルセスキ・スポーツセンターで月曜日から始まるプレシーズンにすぐさま合流することが期待されている。なお、ウディネーゼには2023年から元アスレティックのオイエル・サラガも所属しており、かつてのチームメイトとイタリアの地で再会することになる。

(via MARCA) (via Estadio Deportivo)

エディン・テルジッチ新監督の下で激化するポジション争い

ウナイ・ゴメスが退団を決断した背景には、エディン・テルジッチ新監督が率いるチームでのポジション争いが極めて熾烈であることが挙げられる。テルジッチ監督はすでに全選手と個別で面談を行い、各選手に期待する役割やチーム内での立ち位置を明確に伝達した。これにより、構想外となった選手たちは自由に新天地を探すことができるようになっている。

現在のアスレティックの中盤や前線は人材が豊富だ。中盤の底にはミケル・ベスガ、ルイス・デ・ガラレタ、ベニャト・プラドスに加え、ハウレギサル、アレハンドロ・レゴ、ベニャト・ヘレナバレーナが控えている。さらに、トップ下やサイドの攻撃的なポジションには、オイアン・サンセト、アレックス・ベレンゲル、イニャキ・ウィリアムズ、ニコ・ウィリアムズといった主力に加え、ペイオ・カナレス、セルトン・サンチェス、ロベルト・ナバロといった実力者がひしめいており、ウナイ・ゴメスが定位置を確保するのは実質的に不可能に近い状況だった。

(via MARCA) (via Estadio Deportivo)

ウナイ・シモンがワールドカップの無失点記録更新に迫る

スペイン代表の絶対的守護神としてゴールに鍵をかけているウナイ・シモンが、ワールドカップの歴史的な無失点記録を塗り替える可能性が高まっている。ルイス・デ・ラ・フエンテ監督の絶大な信頼を受ける彼は、グループステージのカーボベルデ戦、サウジアラビア戦、ウルグアイ戦の3試合をすべて無失点で終え、ワールドカップでの連続無失点時間を270分に伸ばした。ここに、2022年カタール大会の日本戦での39分、モロッコ戦の120分を加えると、無失点時間は現在大きく伸びている。

現在、ワールドカップの最長無失点記録は1990年大会でイタリア代表のウォルター・ゼンガが樹立した517分だが、オーストリア戦を完封すればこの大記録を更新することになる。さらに、イケル・カシージャスが持つスペイン代表のワールドカップ無失点記録(476分)については、オーストリア戦の前半48分まで無失点をキープできれば塗り替えられる。

また、ノックアウトステージで重要になるPK戦においても、彼の強さは際立っている。2025年のネーションズリーグでのドニエル・マレン(オランダ)、2023年のロヴロ・マイェル(クロアチア)、EURO2020でのマヌエル・アカンジとファビアン・シェア(スイス)のシュートをストップした実績があり、アスレティックや代表での試合中のPKストップも含めると計12本(試合中8本、PK戦4本)を止めている。オーストリア戦がPK戦にもつれ込んだ場合でも、スペインは世界で最も頼りになるGKを擁している。

(via Estadio Deportivo)

ニコ・ウィリアムズが負傷の状況と昨季の苦悩を告白

ワールドカップを戦うスペイン代表のニコ・ウィリアムズは、ウルグアイ戦で相手選手から背後から強烈なタックルを受けて内転筋を負傷したが、想定よりも軽傷であったことを明かした。オーストリア戦は欠場するものの、チームが勝ち進めば復帰できる可能性が高い。

彼はインタビューで当時の心境を語り、『最初は怪我の度合いを知っていたから落ち込んだ。検査を受けるときは聖母マリアに奇跡を祈ったよ。幸運にも願いは届いたようだ。体調は良いし、思っていたよりもずっと軽い怪我だった。早く復帰してチームを助けたい』と安堵の表情を見せた。また、『怪我をした当日はかなり落ち込んでいた。でも翌日には、どんな形であれチームを助けたい、練習して復帰を早めたいと強く思うようになった』と前向きな姿勢を示している。

さらに、アスレティックで恥骨炎に悩まされながらプレーした昨季についても赤裸々に語った。『ベッドから起き上がれない日や、トイレに行けない日、練習できない日もあった。薬を飲んで練習や試合に出ることも多かった。こういう経験が自分を人間として、そしてプロとして成長させてくれた。人生は誰にも容赦しないから、顔を上げて耐えることを学ばないといけない』と、度重なる困難を乗り越えてきた逞しさを垣間見せた。

(via ElDesmarque)

ニコ・ウィリアムズとパートナーを襲った愛犬の突然の死

負傷からの回復を目指すニコ・ウィリアムズに、悲しい知らせが飛び込んできた。彼とパートナーのアヒニ・ガルシアが大切に飼っていたイングリッシュ・ブルドッグの愛犬「ビンバ」が突然この世を去ってしまったのだ。アヒニ・ガルシアは先日、アメリカの代表キャンプ地を訪れて彼を励ましたばかりだったが、その数日後にこの訃報をSNSで共有した。

彼女は悲痛な思いを込めて、『こんなに早く私たちを置いていかなければならなかったなんて、本当に悔しくて無力感でいっぱい。あなたがどこにいても、一番辛い時に私たちを見守り、力を与えてくれるはず。ずっと愛しているよ、お姫様』とメッセージを綴った。ワールドカップの最も重要な時期を前に、愛犬との別れはニコにとっても大きな痛手となるが、この悲しみを乗り越えて残りの大会へのモチベーションに変えることが期待されている。

(via ElDesmarque)

ニコ・ウィリアムズのワールドカップ後のバカンス計画

激闘が続くワールドカップが終わった後、ニコ・ウィリアムズはメディアの喧騒から離れるため、スペイン国境に近いフランス領バスクの美しい漁村、サン=ジャン=ド=リュズで休暇を過ごす予定だ。イビサ島などのリゾート地も選択肢にあったが、より静かで落ち着いた環境を選んだ。

サン=ジャン=ド=リュズは、ナポレオン3世が建設を命じた防波堤に守られた穏やかなビーチや、19世紀の優雅なヴィラが立ち並ぶ遊歩道が魅力の観光地だ。フランス国王ルイ14世とスペイン王女マリア・テレサが結婚式を挙げた歴史的なサン・フアン・バウティスタ教会や、その結婚式の時代から続く伝統的なマカロンを提供する名店「メゾン・アダム」など、文化と美食に溢れた環境で心身を癒やすことになりそうだ。

(via SPORT)

ビットル・ジョピスがビルバオ・アスレティックの新監督に就任

アスレティック・クラブは、下部組織の再編に伴い、ビットル・ジョピスがビルバオ・アスレティック(Bチーム)の新しい監督に就任することを発表した。エイバルへと去ったホキン・アランバリの後任として、2シーズンの契約を結ぶことになった。

現在38歳のジョピスは、レイオアで10年間、デポルティボ・アラベスで5年間の育成経験を積み、2022年にレサマに加入してフベニル(ユースチーム)を指導した。翌年にはカルロス・グルペギの後を継いでバスコニア(Cチーム相当)の監督に就任し、RFEF3部でグループ2位と躍進。続くシーズンでは見事グループ優勝を果たし、チームをRFEF2部昇格へと導いた。昨季はRFEF2部で10位に入り、残留を確保している。

また、2025-26シーズンにはUEFAユースリーグを戦うチームの指揮も任され、リーグフェーズを無敗の6位で通過するという素晴らしい手腕を発揮した(決勝トーナメントではアイントラハト・フランクフルトにPK戦の末に敗退)。下部組織での確かな実績が評価され、ついにBチームを任されることになった。

(via ElDesmarque)

【本日の総括】

本日は、ウナイ・ゴメスのウディネーゼ移籍に関する情報や、新指揮官テルジッチ監督によるポジション争いの現状が明らかになりました。一方で代表組では、歴史的な無失点記録に挑むウナイ・シモンの活躍や、負傷と愛犬の死という試練を乗り越えようとするニコ・ウィリアムズの話題が注目を集めています。さらに、Bチーム新監督にビットル・ジョピスが就任し、クラブの未来に向けた体制づくりも着実に進んでいます。