プレシーズン日程確定
ペジェグリーノ・マタラッツォ監督率いるレアル・ソシエダの来季に向けた夏のプレシーズン全日程が決定しました。総仕上げとして、ドイツで1.FCケルンとのダブルヘッダーが予定されています。様々な戦術的テストを行うため、フォーマットと舞台を変えて連戦が行われます。1試合目は8月7日の18時からケルンの練習場であるフランツ・クレーマー・シュタディオンにて無観客で行われ、その翌日8月8日の15時30分からは、5万人を収容するラインエネルギーシュタディオンで観客を入れて本格的な実戦テストが行われます。
それまでのスケジュールもバランスよく組まれており、スビエタでの無観客試合となるパウFC戦(7月11日11時30分)からスタートします。その後、同じくスビエタでラシン・サンタンデールと対戦(7月18日)し、イギリスへ遠征してプレミアリーグのウルヴァーハンプトン(7月25日18時)、アストン・ヴィラ(7月28日20時30分)とウォルソールで激突します。フランスでのトゥールーズFC戦(7月31日19時、タルブ開催)を経て、前述のドイツでのケルン連戦へと向かう充実したロードマップとなっています。(via Mundo Deportivo)
得点効率のパラドックス
25/26シーズンのレアル・ソシエダは、勝ち点46の10位でリーグ戦を終えるという、やや期待外れの結果となりました。しかしデータを見ると、チームは全38試合で59ゴールを記録しており、確かな攻撃力を持っていたことがわかります。問題は、1ゴールあたりの獲得勝ち点がわずか0.78に留まり、この効率の悪さがリーグ全体の歴史を見ても最下位に沈む数字だった点にあります。同じ59ゴールを記録したベティスが勝ち点60で5位に入っていることからも、その差は明白です。
このパラドックスの原因は、守備の脆弱性にありました。リーグ戦で61失点を喫し、マタラッツォ監督の攻撃的なサッカーは機能したものの、守備のバランスを欠いていました。リードを守り切れず、結果的に13試合もの引き分けを記録しています。常に3、4ゴールが飛び交う乱打戦を強いられ、自陣でのミスが過酷な結果に直結していました。来季の欧州カップ戦復帰に向けて、クラブのフロントとコーチングスタッフにとって、この守備の再構築と勝負強さの回復が最優先の課題として突きつけられています。(via Mundo Deportivo)
若手アタッカーへの関心
夏の移籍市場において、レアル・ソシエダは前線の補強候補として、レアル・マドリードの若手FWゴンサロ・ガルシアに関心を寄せています。同選手には国内外の複数クラブから問い合わせが殺到しており、スペイン国内からの関心を示すクラブの一つとしてソシエダが動向を注視しています。ゴンサロの去就については、レアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ新監督がプレシーズンで直接パフォーマンスを確認した上で最終的な判断を下す予定となっており、現時点では具体的な交渉には発展していません。(via ElDesmarque)
W杯での所属選手たち
現在開催中のW杯2026において、グループリーグ最終戦のウルグアイ戦にスペイン代表としてミケル・オヤルサバルとミケル・メリノが先発出場を果たしました。試合はスペインが1-0で勝利し首位通過を決めたものの、両選手にとっては非常にタフな激闘となりました。
オヤルサバルは前線の左サイドで起用されましたが、ウルグアイの激しく厳しいマンマークに苦しめられ、前戦のサウジアラビア戦で見せたような決定的な輝きを放つことはできませんでした。それでも、スペースを作る動きや背負ってのプレーでダイナミズムを提供し、献身的に働きました。前半終盤には、相手のウガルテから激しいチャージを受けピッチに倒れ込みました。治療は受けなかったものの、今大会のFIFAの新ルールにより一時的にピッチ外へ出ることを余儀なくされ、その数的不利の最中にスペインが先制するという珍事が発生しました。オヤルサバルは第4審判に『なぜだ?なぜピッチに戻れないんだ?』と抗議しながら、タッチラインの外でチームのゴールを祝福しました。また、試合終盤にはフェラン・トーレスが決定機を外した際、キャプテンらしく彼に歩み寄り、優しく励ます姿も見せています。(via SPORT)
一方、ミケル・メリノはダニ・オルモに代わってスタメンのチャンスを掴みましたが、ウルグアイのインテンシティの高さに完全に飲み込まれました。相手の執拗なチェックに遭い、中盤で快適にプレーすることができず、前線の選手とのパス連携も寸断されました。ペナルティエリアへの進入やデュエルでも勝てず、60分にダニ・オルモと交代してピッチを退いています。メディアからは、このような激しい試合に対応するにはまだコンディションが上がりきっていないとの評価を受けています。(via Mundo Deportivo)
同僚からの称賛
スペイン代表でチームメイトのボルハ・イグレシアスが、W杯のキャンプ地で行われたインタビューでオヤルサバルを大絶賛しました。現時点で世界最高のセンターフォワードは誰かと問われたイグレシアスは、迷うことなく『ミケル・オヤルサバルだ。彼はすでにこのW杯で2ゴールを挙げているからね』と語り、今大会で好調を維持するレアル・ソシエダのストライカーに全幅の信頼と称賛を寄せました。(via ElDesmarque)
来季の国王杯シード
26/27シーズンの国内カレンダーが発表され、レアル・ソシエダは来年2月に行われるスペイン・スーペルコパに出場するため、コパ・デル・レイ(国王杯)の序盤のラウンドが免除されることが確定しました。ソシエダが国王杯に登場するのは、12月16日に開催が予定されているラウンド32からとなります。(via Mundo Deportivo)
昨季の観客動員記録
セビージャの公式発表による25/26シーズンの観客動員データにおいて、レアル・ソシエダが関わった試合の記録が明らかになりました。5月4日にエスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアンで行われたセビージャ対レアル・ソシエダの一戦(試合はソシエダが0-1で敗戦)は、40,792人の大観衆を集めました。この数字は、セビージャのホームゲームにおいてシーズンで3番目に多い観客数であり、ソシエダ戦への注目度の高さを示す結果となっています。(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
ペジェグリーノ・マタラッツォ監督率いるチームの夏のプレシーズン全日程が決定し、ドイツでのケルン連戦が予定されています。昨季は圧倒的な得点力を見せながらも守備の脆さから勝ち点を伸ばせず、非効率な結果に終わったデータが浮き彫りになり、来季の改善ポイントは明確です。補強面ではマドリードのゴンサロ・ガルシアに関心を示し、W杯ではオヤルサバルやメリノが激闘を戦い抜くなど、オフシーズンもクラブや所属選手の話題が尽きません。