敵地リアソルで価値あるドロー
デポルティボ・ラ・コルーニャのホームスタジアムであるリアソルに乗り込んだ一戦は、激しい攻防の末に1-1の引き分けに終わりました。8シーズンぶりに1部リーグへ復帰を果たし、スタジアムの熱狂的な大声援に後押しされるデポルティボに対し、一歩も引かない戦いを見せました。試合終盤に追いつくという粘り強さを発揮し、敵地から極めて貴重な勝ち点1を持ち帰ることに成功しています。 (via Mundo Deportivo)
立ち上がりの主導権とウアリーの決定機
試合の立ち上がりは完璧に近いものでした。ポゼッションをしっかりと支配し、相手ゴールを何度も脅かすなど、主導権を完全に握ることに成功します。その攻撃の中で、アリ・ウアリーが非常に精力的な動きを見せました。前半の早い段階で得たコーナーキックのチャンスでは、ゴールエリア内という絶好の位置でフリーになり、決定的なシュートを放ちました。しかし、放たれたシュートは不運にもゴールキーパーの正面近くに飛んでしまい、デポルティボの守護神レオ・ロマンがゴールライン際で立ちはだかる驚異的なセーブによって防がれ、先制の絶好機を逃すことになりました。 (via Mundo Deportivo)
背後を突かれた守備とオーバメヤンの先制弾
前半21分、恐れていた一瞬の隙から失点を喫することになります。ハーフウェーライン付近でボールを持った相手のアマトゥッチに、エルチェ守備陣の背後のスペースへと走り出す相手エース、オーバメヤンへの正確で鋭いパスを通されてしまいました。37歳となった元バルセロナのストライカーは、右足での見事なトラップから左足でゴール隅を突くクロスシュートを放ち、エルチェのネットを揺らしました。ゴール直後にはお決まりの空中宙返りを披露され、リードを許す展開となりました。 (via Mundo Deportivo)
焦りから招いたピンチと前半の苦闘
先制を許して精神的に揺さぶられた影響からか、アンセルミ監督率いるチームは本来の落ち着きを失ってしまいます。急ぎからくるパスミスや不正確なプレーを連発する悪循環に陥り、デポルティボが堅守をベースに勢いづく中で、鋭いカウンターアタックによる脅威にさらされ続ける過酷な前半となりました。相手の守備を崩すための明確な糸口を見出せず、重苦しい空気が漂いました。 (via Mundo Deportivo)
後半の猛反撃とゴンサロ・ビジャールの創造性
後半に入ると、チームは牙を剥くような闘志を持って息を吹き返します。その反撃の中心にいたのが、中盤で攻撃のタクトを振るったゴンサロ・ビジャールでした。ビジャールは創造性溢れるパスと鋭いゲームメイクでエルチェの攻撃を力強く牽引し、チーム全体に活力を注入しました。時間を追うごとにリードを守るために後退していくデポルティボに対し、波状攻撃を仕掛けて主導権を完全に奪い返しました。 (via Mundo Deportivo)
レオ・ロマンの壁に阻まれた57分のダブルチャンス
攻勢を強める中で、再びデポルティボのゴールキーパーであるレオ・ロマンが大きな壁として立ちふさがりました。後半57分、決定的な攻撃シーンからフェル・ニーニョ、そしてこぼれ球に反応したアリ・ウアリーが立て続けにゴールを狙う至近距離からの強烈なシュートを放ちました。しかし、レオ・ロマンの神がかり的な連続セーブによってどちらも防がれ、同点のチャンスを阻まれるという非常にもどかしい展開を強いられました。 (via Mundo Deportivo)
アグアドが放った値千金の同点ヘディング弾
それでも諦めずに敵地で攻め続けた姿勢が、76分にようやく報われることになりました。エルチェが怒涛の攻撃を仕掛ける中、右サイドから攻撃を牽引していたゴンサロ・ビジャールが、ピンポイントの極上クロスボールを供給します。これに素晴らしいタイミングでゴール前へ走り込んだアグアドが執念のヘディングシュートを叩き込み、ついに試合を1-1の振り出しに戻しました。終盤の猛攻を耐え抜いた結果としてのドロー劇を完結させる、非常に価値ある一撃となりました。 (via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
敵地リアソルでの激闘は、先制を許し、相手GKのファインセーブに苦しめられながらも、後半に立て直して見事に勝ち点1をもぎ取る結果となりました。ゴンサロ・ビジャールの創造性と、アグアドの執念が実った同点劇は、今後のリーグ戦に向けてチームの大きな自信となるはずです。
