モスカルドの謎:PSGから加入の2000万ユーロMFが開幕2試合で出場ゼロという奇妙な現状

今シーズンのエスパニョールは、レバンテ戦での3-0の快勝やレアル・マドリード戦での1-2の惜敗など、非常にポジティブなスタートを切っています。しかしその中で、ブラジル人MFガブリエウ・モスカルド(20歳)が1分もピッチに立っていないことが大きな驚きを呼んでいます。

彼は2024年1月にPSGが2000万ユーロを投じて獲得したほどの超大物で、昨シーズンはカルロス・ビセンス監督率いるスポルティング・ブラガにレンタルされていました。今夏、7月中旬にPSGからのレンタルでエスパニョールに加入すると、すぐにプレシーズン合宿地であるナバタのホテルへ合流しました。合宿中、彼はマノロ・ゴンサレス監督との良好な関係と、彼から受けている信頼について嬉しそうに語っていました。

当時、モスカルドは以下のようにコメントしていました。

『監督はいつも僕と話をしてくれます。ヨーロッパに来てから、監督が個人的に親身になって対話をしてくれるような経験はありませんでした。彼はほぼ毎日僕と話し、調子はどうかと気にかけてくれ、僕を助けようと自信を与えてくれます』

実際、彼はプレシーズンの親善試合すべてに出場し、順調な調整を見せていました。ところがラ・リーガの開幕を迎えると、彼の名前はマノロ監督のプランから完全に消え去ってしまいました。

開幕から2試合、中盤のウルコ・ゴンサレス・デ・サラテやエドゥ・エキスポジトが交代する局面がありましたが、マノロ監督が優先してピッチに送り出したのはポル・ロサノとラファ・バウザでした。特に先日のレアル・マドリード戦終盤、相手の猛攻に晒されていた厳しい時間帯こそ、彼のような守備力とゲームコントロールに長けた能力を持つ選手が必要だったはずですが、出番はありませんでした。

4日後に控える敵地アノエタでのレアル・ソシエダ戦は、公式戦デビューを飾る絶好の機会です。もしここでも出場機会が得られないとなれば、なぜこれほどの実績とポテンシャルを誇り、移籍市場で多くのオファーを受けていた彼を、出場機会を最も必要とする成長段階で獲得したのか、クラブ側の補強意図に大きな疑問が投げかけられることになるでしょう。(via Mundo Deportivo)