チャンピオンズリーグ出場権獲得と現在の順位
男子トップチームは、先週火曜日に行われたエルチェ戦に2-1で勝利し、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を数学的に確定させました。この試合ではクチョ・エルナンデスとパブロ・フォルナルスがゴールを挙げ、後半の数的優位を見事に生かして勝ち点3をもぎ取っています。現在、ラ・リーガEAスポーツで勝ち点57(14勝15分7敗)を獲得し、単独5位の座を確保しました。ベティスがヨーロッパ最高峰の舞台であるチャンピオンズリーグに復帰するのは、実に21シーズンぶり、クラブ史上2度目の快挙となります。
(via SPORT / Esport3 / Mundo Deportivo)
FCバルセロナ戦に向けたチーム状況とスタッツ
第37節は、すでにリーグ優勝を決めたFCバルセロナのホーム、スポティファイ・カンプ・ノウに乗り込みます(21時15分キックオフ)。ベティスもすでに5位とCL出場権を確保しているため、順位やプレッシャーに縛られることなく、純粋に高い競争力を見せつけるためだけにプレーできる贅沢な状況にあります。チームはイスコとジオヴァニ・ロ・チェルソという二大巨頭が復帰しており、この2人を経由することでチームは最大レベルに到達します。パブロ・フォルナルスの好調さ、アブデの絶え間ない打開力、アントニーの天才的なプレーに加え、ロドリゴ・リケルメとエクトル・ベジェリンも良いリズムを維持しています。中盤ではソフィアン・アムラバトも存在感を示しています。前半戦、ラ・カルトゥーハで行われたバルセロナとの直接対決では3-5で敗れました。カンプ・ノウでの歴史的なリーグ戦成績は全59試合中、ベティスの6勝、8引き分け、45敗となっており、直近の勝利は2021年12月の0-1での勝利です。昨季モンジュイックでの対戦は1-1の引き分けでした。
(via SPORT / Mundo Deportivo)
欠場選手と予想スタメン
マヌエル・ペジェグリーニ監督は、特にディフェンスラインに多くの欠場者を抱えています。右サイドバックのアイトール・ルイバル(金曜日に半月板の手術を実施)、アンヘル・オルティス(数週間前から負傷中)、センターバックのマルク・バルトラは全員ケガのため、今シーズンの残り試合は出場絶望です。さらに、ミッドフィルダーのセルジ・アルティミラもふくらはぎの違和感によりバルセロナへの遠征メンバーから外れました。また、センターバックのディエゴ・ジョレンテとコロンビア人FWクチョ・エルナンデスは累積警告等により出場停止、リカルド・ロドリゲスも出場が危ぶまれています。指揮官は出場機会の少なかった選手や、ワールドカップ出場枠を争う選手にチャンスを与える方針です。
予想スタメンは以下の通りです。
パウ・ロペス;ベジェリン、ナタン、バレンティン・ゴメス、リカルド・ロドリゲス;アムラバト、アルティミラ(※遠征外の情報と交錯)、フォルナルス;アントニー、アブデ、バカンブ。
(via ElDesmarque / SPORT)
来季に向けた補強ポイントとアブデの噂
歴史的なチャンピオンズリーグ挑戦となる2026-2027シーズンに向けたスポーツプランニングはすでに始まっています。ペジェグリーニ監督は、ラ・リーガをおろそかにすることなくCLで良い結果を残すためには「可能な限り最強のスカッド」が必要不可欠であると隠すことなく明言しています。クラブの優先補強ポイントとして、ゴールを量産できるストライカー、圧倒的な存在感を持つセンターハーフ、そして左サイドバックの獲得が設定されています。一方で、現在ベティスに所属し、1試合平均1.4回のドリブル成功数を記録しているエズ・アブデに関して、サイドアタッカーの補強を急務とするFCバルセロナが将来的な復帰を画策しているという噂もありますが、現時点ではその実現性は低いと見られています。
(via Estadio Deportivo / SPORT)
ゴールキーパー陣の現状と去就
来季に向けてGK陣の顔ぶれも変化する見通しです。今季、ペジェグリーニ監督は当初ラ・リーガをパウ・ロペス、ヨーロッパリーグをアルバロ・バジェスに任せ、後にそれを入れ替えました。コパ・デル・レイはアドリアン・サン・ミゲルが担当しました。
各GKのスタッツ:
・アルバロ・バジェス:公式戦32試合出場(リーグ戦27、欧州5)。35失点、クリーンシート11回。ベティスでプレーする夢を叶えるためラス・パルマスで丸1年スタンド観戦に耐えた末に加入しました。
・パウ・ロペス:公式戦16試合出場(リーグ戦9、欧州7)。22失点、クリーンシート3回。フリートランスファーで加入。
・アドリアン:コパ・デル・レイ5試合出場。8失点、クリーンシート1回。
アドリアンに関しては退団が避けられないというニュースが流れていますが、CL出場を決めたエルチェ戦の勝利後には、彼のお決まりのフレーズである「Seguimos(続けるぞ)」の後に「Seguimos, el año que viene en Champions(続けるぞ、来年はチャンピオンズで)」と付け加えて叫んでおり、去就が注目されています。
(via Estadio Deportivo)
マヌエル・ペジェグリーニ監督のコメント
ペジェグリーニ監督は、GK陣の起用とアドリアンの去就、そしてバルセロナ戦に向けた意気込みを長文で力強く語りました。
『ええ、アドリアンもパウもアルバロ・バジェスも、3人とも良いシーズンを過ごして役割を果たしてくれたと思っています。アドリアンにとっては残念なことに、コパ・デル・レイのアトレティコ・マドリード戦(0-5)という悪い試合で終わってしまいましたが、彼がプレーして準々決勝まで進出しました。パウについても同じことが言えます。ヨーロッパリーグでは悪い試合で終わってしまいましたが、彼がベティスのゴールマウスを守り、クラブ史上かつて到達したことのない準々決勝まで進出しました』
『それらは起こり得るピンポイントの瞬間に過ぎません。もう一度繰り返しますが、スカッド全体を通して我々は良いシーズンを送ることができたと考えています。そこから先、彼の場合、アドリアンは重要な一部であり、彼の将来についてはシーズンをどのように終えるか、後ほど見ていくことになります。全員にとって可能な限り最善の方法でそれを行うつもりです』
『両チームとも目標を達成した状態で到着しますが、だからといって良い試合にならないわけではありません。さらに、両チームともサッカーをプレーすることに専念し、クリエイティブであろうとするチームだと思っています。バルセロナはサッカーのピッチ内におけるスペクタクルとは何かを示す模範となっており、間違いなくファンの前で良い試合をしてシーズンを終えたいと思っているはずです』
『その一方で、我々は2週間残してチャンピオンズリーグ出場を決めるという大きな成果を手にしました。そして今、可能な限り最高の方法でシーズンを終えたいと思っています。あちら(バルセロナ)で勝ち点を獲得し、その後、ホームで我々の観客と共に勝利できればと願っています』
(via Estadio Deportivo)
Bチーム(ベティス・デポルティーボ)の残留争いと試合結果
プリメーラ・フェデラシオン(3部)グループ2の第37節で、ベティスのリザーブチームであるベティス・デポルティーボは、SDタラソナに3-0で圧勝しました。クラブは若手選手たちへのご褒美として、この重要な一戦の舞台をエスタディオ・デ・ラ・カルトゥーハに設定。通常時の7倍にあたる7,541人の観客が詰めかけました。ホセ・アントニオ・モランテが前半4分と31分にドブレーテ(2得点)を決め、後半アディショナルタイム(91分)にイバン・コラレホがダメ押しの3点目を奪いました。
細いワイヤーの上を歩くような極限の残留争いの中で、チームは直近3試合で無失点試合を2度達成し、3連勝(勝ち点9)を飾っています。直近9試合の成績は6勝1分です。ハビ・メディナ前監督が解任(17試合で勝ち点14)された後、フベニールAから昇格したダニ・フラゴソ監督の指揮下で9勝3分7敗と劇的な立て直しを見せています。現在、勝ち点44で降格圏内の下から4番目に位置しており、残留圏内のジムナスティック・タラゴナとフベントゥ・トレモリーノス(勝ち点46)、そしてSDタラソナ(勝ち点45)を猛追しています。運命の最終節(土曜18時30分一斉開催)は、昇格プレーオフ進出の可能性を残すFCカルタヘナとのアウェイ戦(カルタゴノバ)に臨みます。勝った上でライバル2チームが勝ち点を落とす必要がありますが、希望を繋いでいます。
(via Estadio Deportivo / Mundo Deportivo)
ダニ・フラゴソBチーム監督のコメント
ベティス・デポルティーボのダニ・フラゴソ監督は、タラソナ戦の勝利後、選手たちへの惜しみない賛辞とベティスファンへの感謝を熱く語りました。
『最終的に、このスカッドに対する称賛の言葉が見つかりません。最初の1秒から、ウォーミングアップの段階から、彼らのスイッチが入っているのが分かりました。私たちは最初から最後まで明確な支配者であり、最も決定的なチャンスを手にし、私たちが望むリズムでプレーしました...。この選手たちは私を感動させてくれます。私はこのグループを誇りに思います。なぜなら、彼らがやっていることは決して簡単なことではないからです。私たちが置かれている状況において、彼らがどのように競争し、どのようにプレーしているかを見れば、それが簡単ではないことは明らかです』
『来週何が起ころうとも、このグループはこれらすべてにどう立ち向かっているかという点で全員から認められるに値しますし、それが将来的に彼らの役に立つと確信しています』
『残留が実現することを願っています。私たちは確信していますし、選手たちも確信しています。私たちが引き受けた挑戦が非常に困難なものであったことは分かっています。特に選手たちがどのような状態にあったかを考えると、精神的な面で非常に複雑でした。しかし、彼らがどのようにプレーし、どれほど勇敢であるかはすでにお見せできた通りです』
『今日来てくれたすべてのファンに感謝します。彼らは私たちを空高く舞い上がらせてくれました。難しい時間帯でしたし、子供たちもたくさんいました。夜の11時だったにもかかわらず、彼らはここにいてくれました。これが「ベティスへの想い(Sentimiento Betis)」です。彼らは時間も日も気にしません...ただ自分たちのチームのため、命懸けで戦っているリザーブチームのためにここに来てくれたのです』
『観客が私たちを空高く舞い上がらせてくれたのと同じように、ここラ・カルトゥーハでプレーする機会を与えてくれたクラブにも感謝したいと思います。これはクラブが彼らに与えたかったご褒美であり、非常に素晴らしい心遣いなので、ここから感謝の意を表したいです。さらに、私たちはそれにしっかりと応えることができたと思っています』
『今日の勝利は権威を示す一撃であり、私たちが今日やったことはテーブルを叩くような一撃でした。決して簡単なことではなかったからです。このチームに対して3ゴールを奪ったチームはほとんどありません。非常にコンパクトで、よく鍛えられたチームが相手でした。そして、先ほども言ったように、最初から最後まで私たちが支配していました。精神的にもチームは最高潮に達しています。現時点で、肉体的にも精神的にも最も状態が良いチームかもしれませんし、今日、彼らがどのようにプレーし、どのように解釈し、どれほど勇敢であったかが証明されました』
『これが良い形で終わることを、本当に願っています。なぜなら、私は彼らにこう言ったからです。最終的に、良い仕事、良い人々、そして善良な人間は、何か良い報いを受けるに値するのだと。このグループには何か良いことが起こる資格があります。来週、私たちは勝つこと、そして私たちが必要とする結果が得られることを確信して向かいます』
(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
男子トップチームは21年ぶりのCL出場権を手にし、プレッシャーのない状態で強豪バルセロナとのカンプ・ノウ決戦に臨みます。ペジェグリーニ監督は来季を見据えたスカッドの総力戦を展開。一方、Bチームのベティス・デポルティーボは絶望的な状況から奇跡的な快進撃を見せ、最終節に奇跡の残留を懸けて戦うなど、クラブ全体が熱気を帯びています。






