W杯休暇義務による開幕ソシエダ戦の延期と公式戦初陣への日程調整

📅 いよいよラ・リーガの新しいシーズンが開幕を迎えますが、レアル・マドリードのファンは、お披露目となる開幕戦を今週末に観ることはできません。

リーグ側は、今週末に予定されていたホームでのレアル・ソシエダとの開幕戦(第1節)を公式に延期し、代替開催日を8月26日(水)の21:00に設定したと発表しました。

この変則的な日程変更の理由は、ラ・リーガと選手労働組合( AFE )との間に結ばれている厳格な労働協定プロトコルにあります。この規則においては、夏の国際大会(W杯)において準決勝、および決勝という極限の最終ステージまで戦い抜いた選手たちに対し、大会終了の瞬間から「連続して最低21日間の完全なバカンス(休暇)」を法的に保証することが義務付けられています。

マドリードは、今夏獲得したマーク・ククレジャをはじめ、キリアン・エムバペ、イブラヒマ・コナテ、ジュード・ベリンガム、オーレリアン・チュアメニという計5名もの主力選手たちがW杯の最終盤まで稼働していました。彼らの心身の疲労回復と、今後の大きな怪我のリスクを避けるための休暇期間を逆算すると、今週末の開幕戦に彼らを起用することは物理的に不可能であり、すべての選手に平等な休息を与えるために、初戦の延期という超異例の措置が取られました。

このため、モウリーニョ監督率いる新生マドリードの今シーズンの公式戦初陣は、8月22日(土)の21:30にアウェイで行われる第2節、エスパニョール戦となる変則的な航海がスタートします。 (via Mundo Deportivo / MARCA / SPORT)

ラテン・アメリカの工芸品から着想を得たピンクの新サードユニフォームを発表

👕 クラブは12日、アディダス社との共同制作による2026/27シーズン用の新しい第3ユニフォーム(サードシャツ)を公式発表しました。

今回のデザインは、非常に鮮やかで深い「ピンク( base rosa intenso )」をメインカラーに採用。シャツの全面には、クラブの世界的な広がりと、言語や人種を超えて結束する世界中の熱狂的なマドリードサポーターへの敬意( guiño )として、ラテン・アメリカの伝統的な工芸品の模様から着想を得た、美しい「幾何学模様( patrones geométricos )」の透かしグラフィックが精巧に施されています。

また、Vネックの襟元、袖口、アディダスのロゴ、伝統の3本ライン、そしてエンブレムなどの細部には、上品で落ち着いた「オフホワイト( blanco roto )」があしらわれており、ピンクの鮮やかさを引き立てる素晴らしいデザインバランスを構築しています。

機能面においても、ピッチ上の極限のアスリートパフォーマンスを支えるため、3D立体編みニットによる極限の軽量化と、体熱や湿度を素早く外部へ排出して選手を常にクールに保つ最新の climacool+ テクノロジーが完備されています。このピンクの美しい戦闘服は、まもなく迎えるアウェイでのシャルケ04戦、あるいは開幕エスパニョール戦などのいずれかのピッチにおいて、ファンの前でお披露目される予定です。 (via SPORT)

サンティアゴ・ベルナベウの外観立体ロゴ設置と第2のLEDリングの稼働

🏟️ 2019年6月の着工以来、じっくりと進められてきた本拠地サンティアゴ・ベルナベウの100年規模の超巨大改修工事が、いよいよすべての仕上げのプロセスに入りました。

今週、Castellana通りのメインファサードにおいて、スタジアムの新たな顔となる、バックライト( retroiluminación )付きの巨大な立体金属文字による「 ESTADIO SANTIAGO BERNABÉU 」の名称ロゴと、公式エンブレムの設置作業が開始されました。このロゴシステムは、夜間になると鮮やかに美しく光を放ち、周囲からスタジアムの圧倒的な存在感を識別できる、首都マドリードの新たな象徴的なランドマークとなります。

さらに、スタジアムの内部においても、夏のオフ期間の突貫工事により、1階席(ファーストアンフィシアター)の上部に「第2のデジタルLEDリングディスプレイ」を増設する作業が完璧に完了しました。

この追加ディスプレイリングは、昨季大きな話題となったスタジアム天井部の「360度巨大ビデオスコアボード( videomarcador de 360 grados )」とシームレスに連動し、試合中やスタジアムで行われる大規模なイベントにおいて、これまでにない臨場感溢れる素晴らしい3D映像やデータをサポーターに届けることが可能となり、メガスタジアムとしての経済的、かつエンターテインメント的な価値を極限まで引き上げるシステムが整いました。 (via SPORT)

【本日の総括】

レアル・マドリードは、変則的なシーズン開幕を前に、史上最高額で獲得した超新星ヤン・ディオマンデの登録完了や、ヴィニシウスの2032年までの契約延長、さらには休暇を終えたベリンガムやエムバペらの合流など、モウリーニョ新監督のもとで王座奪還に向けたピッチ内外の最高峰のピースが次々と埋まる1日となりました。

ピッチ内では、ルニンの驚異的なアシストからブラヒムが決めた技ありの決勝弾でテレサ・エレーラ杯を制し、10回目の戴冠を果たすなどプレシーズン無敗で調整を完了。ピッチ外では、エンゾ・フェルナンデス獲得の完全な消滅や、25名の1部選手登録枠が完全に埋まったことによる今後の追加補強の制限(カマヴィンガやアセンシオらの売却停滞)、さらにはファンの言論の自由を著しく制限するとしてソシオから告訴の危機に直面している新規律規則を巡る大きな物議など、メガクラブならではの巨大な光と影を抱えながら、8月22日のエスパニョールとの開幕戦に向けて緊迫した最終仕上げに入っています。