カンテラ所属ヤコボ・オルテガの史上最高額1000万ユーロでのエストラスブール売却

💎 レアル・マドリードの育成組織「ラ・ファブリカ」は、今夏も極めて大きな経済的利益をもたらす素晴らしい金鉱となっています。これまでにゴンサロ・ガルシア(フラムへ4000万ユーロで権利66%売却)、バルデペーニャス、セサール・パラシオスなどを次々と好条件で売却してきましたが、その極めつけとなる歴史的なオペレーションが完了間近となっています。

クラブは、カンテラ(昨季はCチームからフベニールA、さらにBチームのCastillaへと昇格)に所属する20歳のFWヤコボ・オルテガを、フランスのエストラスブールへ1000万ユーロ(約10M€)で完全売却することで大筋合意に達しました。マドリードはオルテガの保有権の70パーセントを売却し、残り30パーセントの権利を保持。将来的な買い戻しやさらなる売却益を得る権利を残しています。

この取引が驚異的とされる理由は、オルテガが「ファーストチームでの公式戦デビューを一度も飾っておらず、プロフットボールの第一線での実績がほぼゼロ」であるにもかかわらず、1000万ユーロという法外な売却額が成立した点にあります。 Transfermarkt上の彼の客観的な市場価値はわずか100万ユーロと見積もられており、実にその10倍の価格での取引となります。

オルテガは昨シーズン、マドリードCで開幕を迎え、UEFAユースリーグにおいてベルギーのクラブ・ブルージュとの決勝戦で劇的なゴールを決め、クラブ史上2回目となるユースリーグ制覇に大きく貢献(大会計4ゴール)。この大爆発によりCastillaへ引き上げられ、最後の10試合で6ゴールという素晴らしい決定力を示してスカウト陣の注目を一気に集めました。

プロデビュー前の若手カンテラーノの売却額としてはクラブ史上最高額となり、今夏だけでニコ・パス(コモへ売却)、フラン・ガルシア、マリオ・ヒラらの権利処理を含めたカンテラ関連の売却総収入は、驚異の2億ユーロ(約200M€)を突破することになります。 (via ElDesmarque / SPORT)

新背番号4を継承したディアン・ホイセンのセルヒオ・ラモスへの憧れ

🇪🇸 デヴィッド・アラバの退団に伴い、かつてフェルナンド・イエロ、そしてセルヒオ・ラモスといったマドリードの偉大なる伝説のディフェンダーたちが背負ってきた伝統の背番号『4』の新たな継承者に、21歳のスペイン代表DFディアン・ホイセンが指名されました。

ホイセンは今回の背番号変更に関し、自身のSNSを通じて以下のように感動のメッセージを投稿しています。

『レアル・マドリードという世界最高のクラブで、憧れの背番号4を身にまとってプレーすることは、私の幼い頃からの絶対的な夢だった。少年時代、私の最大のアイドルであり、常に真似をしようと追いかけ続けてきたのはセルヒオ・ラモスだった。かつて私が愛用していたスパイクも、彼のシグネチャーモデル(SR4)だった。この番号が持つ歴史の重み、そして歴代の偉大なるレジェンドたちの素晴らしい軌跡を誰よりも理解している。これから先、このユニフォームを着て自分自身の新たな素晴らしい歴史をここに刻み、いつの日かファンやサポーターの皆様から、彼が4番を着るに値する素晴らしいディフェンダーだったと認めてもらえるよう、すべてを尽くしてファイトしたい』

ホイセンは、ユベントスからモウリーニョ率いるローマへのレンタル移籍を経験した後、イングランドのボーンマスにおいてアンドニ・イラオラ監督の指導のもとで大ブレイク。昨夏、マドリードが5000万ポンド(約6000万ユーロ)の解除金を満額支払い、次代のDFラインの支配者として獲得しました。

昨季は慢性的な大腿四頭筋の怪我に悩まされ、出場機会が制限されたことでルイス・デ・ラ・フエンテ監督率いるW杯メンバーから惜しくも外れるという大きな悔しさを経験しました。今プレシーズン中も軽微な筋肉の違和感から別メニュー調整を強いられていましたが、テレサ・エレーラ杯のデポル戦で見事な先発復帰を果たし、完璧なカバーリングとビルドアップのクオリティを披露。

かつてのイエロのように、中盤の底まで入ってゲームを組み立てられる高い技術を誇るホイセンは、新加入のイブラヒマ・コナテという強靭な相棒の存在により、より高い位置でリスクを冒した攻撃参加が可能となるため、新シーズンにおいてマドリードの守備とビルドアップのクオリティを新たな次元へと引き上げるキーマンとして大きな期待が寄せられています。 (via MARCA / SPORT)

カンテラ出身ラファ・オブラドールがサッスオーロへ期限付き移籍

🇵🇹 ポルトガルの名門ベンフィカは金曜日、カンテラ出身の22歳のスペイン人左サイドバック、ラファ・オブラドールが、セリエAのサッスオーロへ1年間の期限付き移籍(将来の非義務的な買い取りオプション付き)で加入することが合意に達したと公式に発表しました。

オブラドールは昨夏、マドリードから500万ユーロ(約5M€)の完全移籍でベンフィカへ加入。当時、ベンフィカからマドリード(サンティアゴ・ベルナベウ)へと去った同胞の左SBアルバロ・カレラス(Carreras)の直接の後釜として大きな期待を集めていました。

しかし、当時ベンフィカの指揮官を務めていたモウリーニョ監督の戦術的構想から外れてしまい、トップチームでわずか1試合、Bチームで2試合の出場にとどまったため、冬からはセリエAのトリノへレンタル移籍していました。今回は、自身にとってイタリアでの2クラブ目の挑戦となります。

マジョルカの下部組織で育ち、16歳でプロデビューを果たした後にマドリードのカンテラに加入したオブラドール。ポルトガルへの完全移籍前には、レンタル先のデポルティーボにおいて素晴らしいパフォーマンスを見せて高い評価を得ており、新天地での完全な復活とさらなる飛躍を目指します。 (via Mundo Deportivo / MARCA)