両クラブを結ぶ歴史的ルーツと24年ぶりの因縁

今回の対戦は、単なる欧州戦を超えた深い歴史的ルーツで結ばれています。セルティックは1887年11月6日、セルティック・グラスゴーの貧困地区コルトンにおいて、貧しい子供たちに食料を提供する資金を集める目的でウォルフレッド修道士によって設立されました。スコットランドとアイルランドの架け橋となる願いを込めて名付けられました。一方のセルタは1923年8月23日、レアル・ヴィゴ・スポルティングとレアル・フォルトゥナの合併によって誕生しましたが、統合時のクラブ名候補にはアイルランドの伝説的国王ブレオガンに由来する『ブレオガン』という名も挙げられていました。ブレオガン王が築いた塔から海を見渡し、その先にあるアイルランドを発見したというガリシアの神話的繋がりが根底に存在します。

ピッチ上での過去の因縁も浅からぬものがあります。2002-03シーズンのUEFAカップで両者は激突し、セルティック・グラスゴーでセルティックが1-0で先勝、バライードスでの第2戦ではセルタが2-1で勝利したものの、ジョン・ハートソンに決められたアウェイゴールによってセルタは無念の敗退を喫しました。そして驚くべきことに、当時セルティックを率いて決勝まで導いたマーティン・オニール監督が、24年の時を経て再びセルティックのベンチに復帰し、セルタの前に立ちはだかることとなりました。

セルタのクラブ公式SNSは『私たちが今体験していることを忘れないでいよう。セルティック・グラスゴー、セルティック・パーク。何年も夢見た舞台であり、いつか感涙とともに思い返すであろう瞬間だ。何年経とうとこの夜のこと、私たちが感じた胸の高鳴り、そしてセルティスタである誇りを語り継いでいこう』と熱いメッセージを投稿しました。さらに、1996-97シーズンにセルティックで30ゴールを挙げたジョルジュ・カデーテ、セルティック・グラスゴーへのレンタルを経てセルタで愛されたヨン・グイデッティ、そしてセルティックで5つのタイトルを獲得し現在はセルタの守備を支えるカール・スターフェルトなど、両クラブのユニフォームを纏った選手たちのストーリーも歴史に彩りを添えています。 (via Relevo)