イシアカ・カマテの獲得合意が目前
インテル・ミランに所属する22歳のフランス人ミッドフィールダー、イシアカ・カマテの獲得に向けて交渉が合意直前に達しています。すでにハートマン・ウィリンドシー、ガブリエル・モカルド、ウナイ・ヌニェスの獲得を公式発表しているなか、スポーツディレクターのモンチ氏はさらなる中盤の強化を目指してきました。今回の取引は移籍金約300万ユーロを支払って選手の保有権の50%を取得する形で決着する見込みであり、来週中にも正式発表されるとみられています。カマテはインテルの下部組織で育ち、昨シーズンはSub-23チーム(Serie C)で33試合に出場して6ゴールを記録したほか、一昨シーズンはSub-19で31試合12ゴールを挙げるなど、中盤の選手でありながら高い得点能力を有しています。インテルのトップチームでもデビューを果たしており、イタリアのAFSやモデナでのプレー経験もあります。強靭なフィジカルに加え、左足での高精度なドリブルやパス、積極的なエリアへの飛び出しが武器の万能ハーフであり、初のラ・リーガ挑戦に期待が高まっています。彼が加わることで、右サイドやトップ下、あるいは左サイドなど、多様なフォーメーションで監督に新たな選択肢を提供することになります。(via Estadio Deportivo)
コヴェントリー戦は3対2の惜敗
プレシーズン最終戦として行われたコヴェントリーとの親善試合は、終盤の失点が響いて3対2で敗れました。マニョロ・ゴンサレス監督はほぼベストの先発メンバーを組み、今夏に加入したばかりのウナイ・ヌニェスもデビューを果たしました。前半は守備陣が非常に引き締まった対応を見せ、37分にはエドゥ・エスポシトの精度の高いクロスから、ロベルト・フェルナンデスがアクロバティックなボレーシュートを突き刺して見事に先制。この日は永遠のキャプテンであるダニ・ハルケの17回目の命日であり、選手たちは『ダニ、君に捧ぐ!』と天国のハルケに向けて哀悼の意を示すメモリアルなゴールとなりました。後半50分にはCKからカブレラがヘディングシュートを放ち、決定的な場面を作るなど終始エスパニョールがペースを握っていましたが、後半最後の20分間で多くの交代選手を投入してから状況が一変しました。坂本に同点弾を許すと、その5分後にジョシュ・エックルズ、さらに終盤にシモに失点を重ねて逆転を許し、プレシーズン最後のテストを白星で飾ることはできませんでした。これでプレシーズン通算成績は2勝3分け1敗となっています。(via Esport3)
カラトラバとハビ・エルナンデスの共存という収穫
コヴェントリー戦で最大の収穫となったのが、アレックス・カラトラバとハビ・エルナンデスという2人の傑出したテクニシャンの共存です。カステリョンから500万ユーロで加わったカラトラバと、ミランデスへの武者修行から戻ってきたハビ・エルナンデスは、ともに足元の技術に長けており、同じような役割であることから「重複するのではないか」と懸念されていました。しかし、マニョロ・ゴンサレス監督が初めてこの2人を同時にスタメン起用したところ、ピッチ上で素晴らしいハーモニーを奏でました。カラトラバが右サイドから中に侵入してスペースを作り、ハビ・エルナンデスがトップ下としてパスを配給、ここにエドゥ・エスポシトが絡むことで、中央の狭いエリアを完全に攻略して見せました。この2人の高い戦術理解度と創造性は、単に共存できるだけでなく、相手ディフェンスを混乱に陥れる一級品の攻撃ユニットになる可能性を示しています。(via Mundo Deportivo)
モンチSDが明かす焦りのない補強哲学
プレシーズンの結果によりチームビルディングの加速が求められるなか、スポーツディレクターのモンチ氏は、冷静に市場を見極める独自の哲学を強調しています。すでに複数の主力候補を補強し、中盤にはバウザ、カラトラバ、エスポシト、モカルド、フェラン・ゴメス、ウルコ・ゴンサレス、ハビ・エルナンデス、ポル・ロサノと多くの顔ぶれを揃えていますが、さらにカマテの獲得を間近にするなど手を緩めていません。しかしモンチ氏は焦りによる拙速な補強を強く警戒しており、『まだ市場の期間は残されている。当初に比べれば時間は短くなっているが、私たちは確実に作業を進めている。以前も語ったように、明確な方針やアイデアがあるならば、焦って自分たちのコンセプトに合わない選手を連れてくるより、そのアイデアをしっかりと貫いて待つ方が賢明だ。コーチ陣との信頼関係も極めて良好であり、リーグ戦が始まった時点でチームが最大限の競争力を持てるようにすることだけを目指している』と語り、チームのビジョンに適合する人材だけを厳選する姿勢を示しています。(via Estadio Deportivo)
レバンテとのリーグ開幕戦へ向けた調整
来たる 8月16日(日曜日)に本拠地RCDEスタジアムで行われる、レバンテとのラ・リーガ開幕戦にすべての焦点を合わせています。プレシーズンを通して様々な戦術的アプローチを試してきたマニョロ・ゴンサレス監督にとって、このホーム開幕戦は新チームの真価が問われる最初の舞台です。対戦相手のレバンテは、昨シーズンにルイス・カストロ監督のもとで1部残留を成し遂げたしぶといチームです。カルロス・エスピの退団という戦力ダウンはあったものの、カルロス・アルバレス、イバン・ロメロ、エッタ・エヨンといった実力者が健在であり、決して侮れない相手です。なお、続く8月22日には、早くもレアル・マドリードをホームに迎える大一番が決定しており、スタートダッシュを決めてレアル・マドリード戦を最高のコンディションで迎えるためにも、まずはレバンテ戦での勝ち点3の獲得が至上命題となっています。(via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
インテルの万能MFカマテの獲得が迫るなど、モンチSDのもとで着々と戦力補強が進むエスパニョール。プレシーズン最終戦はコヴェントリーに3対2で惜敗したものの、カラトラバとハビ・エルナンデスの共存という大きな光が見え、8月16日のレバンテとの開幕戦に向けて確かな手応えを得ています。