【万能アタッカー・デ・フルートス完全復活

第2節レーシング・サンタンデール戦においてベンチからの不適切な抗議により一発退場となり、2試合の出場停止処分を受けていたアタッカーのホフェ・デ・フルートスが、オサスナ戦で満を持して先発ラインナップに復帰しました。リアル・マドリード州戦やエスパニョール戦での欠場期間中はジョージア代表のツィタイシュヴィリらが穴を埋めていましたが、デ・フルートスの復帰はベニャト・サン・ホセ監督の戦術に絶大な選択肢をもたらしています。

昨シーズン、デ・フルートスはアルバロ・ガルシアと並ぶチーム最多の12ゴールを記録し、ラージョの攻撃陣を牽引しました。単なるウインガーにとどまらず、右サイドバックの位置まで下がって守備に奮闘する運動量と、インサイドに入り込んでゲームを組み立てる高い戦術理解度を備えています。その卓越したユーティリティ性はスペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督からも高く評価されており、過去にはA代表招集やカタールワールドカップの予備登録メンバー入りを果たした実績を持っています。

ベニャト・サン・ホセ監督は、オサスナ戦の試合前にデ・フルートスの存在価値について次のように強調していました。

『彼は私たちがピッチ上で表現したい「トータル・フットボール」をそのまま体現してくれる非常に特別なプレイヤーです。サイドでの縦への突破だけでなく、中央でのビルドアップへの関与、ボックス内への鋭い侵入、精神誠意のプレスバックまで、チームが必要とするあらゆるタスクを高次元でこなしてくれます』

復帰戦となったオサスナ戦でも、立ち上がりの前半早々に鋭い低空シュートで相手GKアイトール・フェルナンデスを脅かしたほか、右サイドでセルヒオ・カメジョとの鮮やかなワンツーからチャンスを創出するなど、存在感を遺憾なく発揮しました。背番号19の完全復活は、中断期間明けのチームにとって最大の補強と言えます。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

敵地エル・サダールで価値ある勝ち点1を獲得し、今季アウェイ初のポイントを手にしたラージョ・バジェカーノ。エース・カメージョの開幕7戦7ゴールという記録的爆発、デ・フルートスの復帰、そして48日間に及んだスタジアム閉鎖問題の解決と、中断期間を迎えるチームには明るい材料が揃っています。ベニャト監督のもとでフィジカルと戦術を研ぎ澄まし、10月10日の聖地バジェカス再開(対アスレティック・ビルバオ戦)へ向けてチームは確かな歩みを進めています。