アイトル・ルイバル:欧州3大会ゴール達成の快挙と怪我を乗り越えた熱き想い
敵地シグナル・イドゥナ・パルクで行われたドルトムント戦、62分にピッチへ投入されたアイトル・ルイバルは、わずか6分後の68分にアブデからの低いグラウンダーパスを右足で遠いサイドネットへ流し込み、チームを一時は同点に追いつかせる貴重なゴールを記録しました。
この一撃により、アイトル・ルイバルはイスコ・アラルコン、エズ・アブデに続き、ベティスのクラブ史上3人目となる「欧州主要3大会(チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、カンファレンスリーグ予選含む)」全てでゴールを記録した歴史的プレーヤーの仲間入りを果たしました。
ベティスでの通算出場数を216試合(16ゴール19アシスト)に伸ばした30歳のアタッカーですが、唯一ゴールがない大会は2023年に出場したスーペルコパ・デ・エスパーニャのみとなっています。
今年5月に半月板の手術を受けて以降、5ヶ月に及ぶ過酷なリハビリと離脱生活を余儀なくされ、プレシーズンやシーズン序盤は私服でスタンドから仲間を見守っていたアイトル・ルイバルにとって、チャンピオンズリーグという最高峰の舞台で挙げたこの初ゴールは特別な意味を持ちます。
試合後のミックスゾーンでアイトル・ルイバルは、感無量の表情で当時の胸中と試合展開を振り返っています。
『あの瞬間、この6ヶ月間の出来事が頭を駆け巡りました。どんなプロ選手にとっても怪我で離脱することは辛い経験です。あのゴールが決まった瞬間は心から嬉しかったですが、チームにとって何より重要なのは勝ち点3を獲得すること。だから自分の喜びは少し横に置いておきます』
『後半開始早々に許した失点が痛かったです。交代策でピッチに新鮮さをもたらし、一度は同点に追いついたものの、わずか5分後に再び勝ち越されてしまいました。素晴らしいゲームができていただけに手ぶらで帰るのは非常に悔しいですが、これがフットボールです。ドルトムントはバイエルンと並ぶドイツ最高峰のクラブであり、押し込まれる時間帯を耐え抜く強さが必要でした』
『相手に2点目を奪われないようにすることが全てでした。彼らは訪れた数少ない決定機を確実にモノにし、試合の多くを支配していた。僕たちよりも多くゴールを奪った、勝敗の理由はそこに尽きます』
さらに、監督マヌエル・ペレグリーニから求められる多才なポジション適性や、自身のコンディション、サポーターへの感謝についても熱く語りました。
『監督からどのような役割を指示されても引き受ける。それがベティスでの僕の務めであり、長年続けてきたことです。その役目を全うすることに何の抵抗もなくなってから、自分のキャリアは劇的に良い方向へ回り始めました』
『身体のコンディション自体はとても良いと感じていますが、何ヶ月も実戦から離れていたので、焦らずパティエンスを持って慎重に調整を続けていきます。ベティスのサポーターは10点満点中10点。間違いなくこのクラブが誇る最高の宝物のひとつです』
『次のスロヴァン・ブラチスラヴァ戦も非常に重要です。12ポイントを獲得すれば実質的に次のラウンド進出が確定するため、一刻も早く敵地で勝ち点3を手に入れに行かなければなりません』
(via SPORT / Estadio Deportivo / ElDesmarque)
