ラ・リーガ開幕戦エルチェ戦の熱狂!マヌエル・マルティネス・バレーロで展開されるチケット争奪戦

バルセロナが日曜日、8月23日の21時30分から、エスタディオ・マヌエル・マルティネス・バレーロで迎えるラ・リーガEAスポーツ第2節のエルチェ戦は、現地で空前絶後の熱狂を引き起こしています。第1節のレアル・ソシエダ戦が、対戦相手の代表選手たちのワールドカップ決勝進出の影響によりラ・リーガ側の決定で延期されたため、このエルチェ戦こそがバルサにとって今季の記念すべきピッチ上の初陣となります。

試合開始までまだ3日以上の時間があるにもかかわらず、エルチェのホームスタジアムのチケットは、事実上の完売状態となっています。販売が開始された火曜日の16時以降、クラブの公式サイトには数万人規模の凄まじいオンライン待機列が発生。エルチェが保有する今シーズンの年間ソシオの数はすでに「27,000人」に達しており、残されたわずか4000席強のチケットが一般販売枠として一瞬で枯渇しました。サポーターたちは、ワールドカップを制して凱旋するバルサの8名の世界王者の姿、さらにマルティン・アンセルミ新監督が率いる新生エルチェのホームデビュー戦という歴史的なスペクタクルをピッチ上で目撃するため、プラチナチケットの争奪戦に狂奔しています。(via SPORT)

伝説の一戦を回顧!かつてルイス・エンリケやフィーゴらがピッチ上で見せたクラシコでの熱き熱狂と因縁

バルセロナにロドリやカンセロといった現代最高峰のタレントたちが加わり、新たな覇権を目指す中、クラブの歴史の中で最もサポーターの魂を沸き立たせ、スタジアムを狂乱の渦に巻き込んだ伝説の「クラシコ」の記憶が、再び呼び起こされています。それは今から四半世紀前、2000年10月21日にカンプ・ノウで行われた一戦です。バルサから最大のライバルであるレアル・マドリードへの電撃移籍を決断し、宿敵の白いユニフォームをまとって初めてカンプ・ノウのピッチに戻ってきたルイス・フィーゴ。その彼を待ち受けていたのは、フットボールの歴史上でも他に類を見ない、スタジアム全体から放たれる凄まじいエネルギーと怒りでした。

当時バルサの絶対的な主軸としてピッチで戦い、現在はPSGを率いるルイス・エンリケは、当時の異様な様子を振り返り、キックオフの45分前にはすでにスタジアムの席が完全に埋まり、凄まじいブーイングと地鳴りのような叫び声が響き渡り、ウォーミングアップの段階から隣に立つチームメイトの声すら一切聞こえないという、恐怖すら感じるほどの特別なエネルギーがスタジアムを満たしていたと証言しました。ピッチ上では、若きカルレス・プジョルがフィーゴに対して完璧な密着ディフェンスを展開して仕事をさせず、ルイス・エンリケの先制ゴールとシマオの追加点により、バルサが2-0で宿敵を粉砕。ピッチ内に投げ込まれたあの伝説の豚の頭のエピソードとともに、この戦いは今もバルサの歴史において、何が起ころうとも絶対に敗北は許されない、というクラブの誇りと執念を体現した最も熱い戦いとして語り継がれています。(via SPORT)

【本日の総括】

新生バルセロナは、バロンドール受賞者ロドリの衝撃的な完全移籍加入と、2029年までの契約でフリートランスファー復帰を果たしたジョアン・カンセロという、今夏の移籍市場で最大級の戦力上積みに成功しました。プレシーズンで4ゴールを挙げて大爆発した18歳の超新星ハムザが「9番」としての名乗りを上げる中、フリック監督はワールドカップでフル稼働したクバルシらの怪我リスクを回避するために細心の負荷管理を徹底。一方で、手術を拒否して温存療法を選択したデ・ヨングの暫定キャプテン剥奪や、カサドやフォートといった若き実力者たちの移籍問題、さらにトミー・マルケスの売却など、スクッドの最終調整に向けたシビアな動きも加速しています。創設100周年を控えた他部門の盛り上がりや新たなスタジアム改修の進捗を背に、世界王者を8名擁するバルサは、日曜日にチケットが完売したマヌエル・マルティネス・バレーロで行われるエルチェとの今季初戦に向けて、これ以上ないモチベーションで初陣へのカウントダウンを迎えています。