下部組織育ちの生え抜きDFシャビ・グランデが契約解除で電撃退団へ

レバンテUDとディフェンダーのシャビ・グランデは、2028年6月まで結ばれていた契約を解除することに合意しました。

グランデは育成組織の最下カテゴリーであるベンハミンからレバンテに所属し、すべてのカテゴリーを経てトップチームへと上り詰めた生え抜きの右サイドバックです。トップチームでのデビューは2023年10月3日、ホームのシウダ・デ・バレンシアで行われたビジャレアルB戦でした。その後、1部昇格を果たしたチームの一員として貢献し、レバンテでは通算27試合に出場した実績を持っています。

直近のシーズンでは、ポルトガルのCSマリティモに期限付き移籍しており、新天地での挑戦を開始したばかりでした。また、スペインの世代別代表としても高く評価されており、これまでU-18やU-19の代表に招集されピッチに立ってきました。長年を過ごしたクラブからの完全な別れとなり、彼の今後の新たなプロキャリアの行方に注目が集まっています。(via Mundo Deportivo)

鬼門中の鬼門!マラガとの最悪な対戦歴史と相手指揮官によるレバンテの戦術徹底解剖

日曜日にアウェイのラ・ロサレダで控えるラ・リーガEAスポーツ第4節のマラガ戦は、レバンテにとって歴史的な鬼門を突破するための過酷な試練となります。前節リアル・ベティス相手に5得点を奪って大勝し、チームの雰囲気は非常に高まっていますが、立ちはだかる歴史はあまりにも不吉な数字を示しています。

アウェイとなるコスタ・デル・ソルでの直近12試合において、レバンテは9敗1分けと、なんと一度も勝利を掴めていません。両クラブの対決の歩みを振り返ると、アウェイでの初対戦となった1964-1965シーズンは4-0で敗北し、これにより2部降格が確定するという悲劇を味わいました。さらに1990年にも4-1で大敗を喫し、このときは3部にあたる2部Bリーグへ降格するという悪夢の引き金となっています。その後も2004年から2014年にかけてアウェイで5連敗を喫するなど、ことごとく苦杯をなめさせられてきた歴史があります。2部リーグで戦った2023年と2025年にようやく引き分けに持ち込んだものの、勝利には手が届いていません。

さらに今回の対戦を前にして、因縁のストーリーが加わっています。直近の直接対決となった2025年の試合でレバンテ側のゴールを決めたのは中心MFパブロ・マルティネスでしたが、彼は今夏の移籍市場でなんと対戦相手のマラガへと完全移籍してしまいました。日曜日にはレバンテの前に立ちはだかるライバルとして、スタメン出場する可能性もあります。

これに対し、マラガを率いるフアンフラン・フネス監督はレバンテのプレースタイルを非常に高度に分析し、強い警戒感を示しています。

『レバンテは私たちのチームといくつかのパターンが似ているチームだ。彼らがこちらを引きつけることに成功したとき、非常に大きなダメージを与えてくる。彼らはビルドアップを開始する際、サイドバックの立ち位置を少し低い位置に配置して相手をおびき寄せ、その背後にスペースを作り出そうとする。彼らが私たちの最初のプレスラインを突破することに成功すれば、そこから非常に大きなダメージを受けてしまうだろう。私たちはその局面で非常にうまく対処しなければならない』

フネス監督は、守備時にお互いがサポートし合うだけでなく、極めて高い秩序を保つことがレバンテを封じる鍵であると語り、次のように闘志を燃やしています。

『レバンテは簡単にボールを捨てるようなチームではなく、ゲームの主導権を握りたいチームだ。私たちは単に全員で協力するだけでなく、守備の際にもしっかりとした秩序を持つ必要がある。一方で、攻撃面では常に自分たちらしさを維持しようとするつもりだし、今回の試合でもそれを私たちのアイデンティティとして維持したい』

最悪とも言える不吉な歴史を打ち破り、宿敵に回ったかつての仲間を乗り越えて、レバンテが敵地で今季アウェイ初勝利を飾れるかどうかに大きな注目が集まります。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

期待の若手DFシャビ・グランデの退団という寂しいニュースが飛び込んだ一方、週末のマラガ戦は歴史的な呪いとの戦いになります。ベティス戦5発大勝の勢いをもって、かつての仲間であるパブロ・マルティネスを擁する相手にどう挑むのか、相手指揮官も警戒するレバンテのビルドアップ戦術がアウェイ戦攻略の鍵を握ります。