フェラン・トーレスがPSG移籍とルイス・エンリケ監督への父親のような敬愛を語る

今夏、バルセロナからパリ・サンジェルマン(PSG)へ電撃移籍を果たしたフェラン・トーレスが、新天地での充実した生活と恩師への深い愛を口にしました。ワールドカップ決勝のアルゼンチン戦で劇的な決勝ゴールを決め、スペインを世界王者に導いたヒーローは、パリで再びルイス・エンリケ監督の指揮下に入りました。デビュー戦となったレンヌ戦では途中出場から2ゴールを挙げてチームの敗色濃厚な状況を救うなど、早くもフランスのファンを熱狂させています。

フェランは現在の心境について、

『ここでの最初の数週間は本当に素晴らしいです。チームメイトや街に馴染もうとしているところですが、ルイス・エンリケ監督とルイス・カンポスSDは、私がここへ来る上で本当に大きな役割を果たしてくれました。彼らが示してくれた信頼に心から感謝しています』

と感謝を表明。ワールドカップ前の段階ですでにPSGからの接触があり、その時点で移籍の決意を固めていたことを明かしました。

ルイス・エンリケ監督との関係については、

『ルイス・エンリケ監督は、私が初めてスペイン代表に加わったときから、まるで父親のような存在でした。彼は常に私を信じてくれ、PSGへの移籍を望んでくれました。彼が私に求めている役割は以前と何も変わっていません。前線の3つのポジションすべてでプレーさせてくれますし、監督の期待に応えるために、どこで起用されても全力を尽くすつもりです』

と熱く語っています。また、10月20日に行われる古巣バルセロナとのチャンピオンズリーグでの対戦についても言及し、

『4年半を共にしたかつての仲間たちとの対戦は、私にとっても非常に特別なものになります。信じられないほどエキサイティングな試合になるでしょう。現在、PSGは過去2回のチャンピオンズリーグを制覇しているヨーロッパ最高のチームです。今シーズンも3年連続の戴冠を目指して突き進みます』

と強い覚悟を示しました。 (via Estadio Deportivo)

移民危機に揺れるセウタへの連帯:ベティスとセビージャが本拠地で感動のセレモニーを実施

先月末に約8万人という歴史的な規模の不法移民越境に見舞われ、今なお深刻な治安悪化と混乱が続く北アフリカのスペイン自治都市セウタ。この国家的な危機に対し、アンダルシアのフットボール界が温かい連帯の手を差し伸べました。

レアル・ベティスのアンヘル・アロ会長は、事件発生直後に、

『セウタは安全と平穏、そしてこの非常に複雑な状況において国民全員の支援を受けるに値します。セウタの人々とその住民へ、心からの強い抱擁を送ります。皆さんは決して孤独ではありません』

と力強い激励のメッセージを送っていました。

この連帯の意志は、ラ・カルトゥハで行われたレアル・ベティス対レアル・マドリードのビッグマッチの戦前に、感動的なセレモニーとして具現化されました。スタジアムの華やかな光の演出の後、選手たちの入場に合わせて、セウタから招かれた20人の子供たちがスペイン国旗とセウタの旗をピッチ上で堂々と掲げました。スタジアムに詰めかけた大観衆からは割れんばかりの拍手が送られ、スタンドからは『セウタは売らない、セウタは自分たちで守る』という地響きのようなチャントが沸き起こりました。同時に、現状の政府の対応の遅さに激怒したサポーターたちから、ペドロ・サンチェス首相に対する厳しい非難の声や強烈なブーイングが浴びせられる一幕もありました。

また、ライバルであるセビージャFCも、エスタディオ・ラモン・サンチェス=ピスフアンで行われたアトレティコ・マドリード戦の前に、スタジアムの大型スクリーンや場内アナウンスを通じてセウタへの全面的な支援と連帯を表明しました。深刻な政治問題に対し、スポーツの持つ連帯の力で立ち向かうアンダルシアの両雄の姿は、多くの人々の胸を打っています。 (via Estadio Deportivo)

デ・ラ・フエンテ代表監督がセウタを訪問:政治家への早期解決要求と少年記者との心温まる交流

スペイン代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督が金曜日、RFEF(スペインサッカー連盟)のラファエル・ロウサン会長らとともに空路でセウタを訪問しました。今夏アメリカで獲得したワールドカップのトロフィーの、スペイン国内巡回ツアーの最初の出発地としてセウタが選ばれたためです。ロウサン会長は、『この国を愛する人々が暮らすセウタこそ、世界王者のトロフィーを迎える最高の出発点だ』と語りました。

空港に降り立ったデ・ラ・フエンテ監督は、代表からの引退を表明したマルコス・ジョレンテについて、

『彼は本当に偉大なフットボラーであり、並外れた素晴らしい人間です。引退については事前にプライベートで話し合っていました。彼のこれまでの代表での貢献に深く感謝し、今後のクラブでの成功を心から祈っています』

と感謝を述べました。また、セウタが直面している移民問題について問われると、表情を引き締め、政治家たちに対して力強いメッセージを投げかけました。

『私はフットボールの専門家ですが、セウタの人々が一日も早くこれまでの平穏な日常生活を取り戻すために、なされるべきすべての支援を直ちに行うべきです。どのような政治的メカニズムが必要なのかは分かりませんが、一刻も早い正常化こそが最も差し迫った最優先課題です』

また、監督は空港のゲートを出た直後、地元セウタで大人気の11歳の少年記者、ウーゴくんの突撃取材を笑顔で受け入れました。マイクを片手に有名人へ体当たり取材を行うウーゴくんから、『ワールドカップ決勝の終了ホイッスルを聞いた瞬間、何を感じましたか?』と尋ねられると、監督は、

『信じられないほどの幸福、平穏、そして誇りを感じたよ』

と優しく回答。さらに、ネーションズリーグの目標について聞かれると、『常に目の前の次の試合に勝つことだけを考えているよ』と語りかけました。最後にウーゴくんからセウタ訪問への感謝と憧れの気持ちを伝えられた監督は、顔をほころばせ、ウーゴくんを愛おしそうに強くハグして見送るという、心温まる瞬間がありました。 (via Estadio Deportivo)

チェルシーのシャビ・アロンソ監督が主力エンゾ・フェルナンデスのメガ移籍に「前を向く」と力強い宣言

週末に行われるアーセナルとの大一番を控える中、チェルシーを率いるシャビ・アロンソ監督が記者会見に出席し、アルゼンチン代表MFエンゾ・フェルナンデスが1億4500万ユーロという英国市場最高額タイの巨額移籍金でマンチェスター・シティへ電撃移籍した件について沈黙を破りました。

突然の主力流出という衝撃的なニュースにもかかわらず、指揮官は驚くほど冷静で、かつ前向きな姿勢を保っていました。

『フットボールビジネスにおけるすべての決断は、クラブと私が共に話し合い、納得した上で下したものです。私たちの目標は常に、チーム、スカッド、そして日々の仕事にとってベストな環境を構築することです。私たちは素晴らしい雰囲気と勝利できる組織を作りたいと考えており、その視点に立って今回の決断も下されました』

と、クラブの選択を支持しました。

退団したエンゾに対しては、

『エンゾとは移籍が決まるまで何度も話し合いを重ねましたが、常に互いへのリスペクトを失いませんでした。彼がチェルシーのために捧げてくれたすべての努力と素晴らしいパフォーマンスには心から感謝しています。しかし、フットボールにおいて感傷に浸っている時間はありません。今は前を向くべき時です。私たちのスカッドには、すべてのポジションに高いクオリティと強い個性を持った素晴らしい選手たちが揃っています。次の挑戦に向けて、私たちは100%の準備ができています』

と語りました。また、エンゾの代役として獲得を画策していたものの、市場閉幕ギリギリで破談に終わったモナコのラミン・カマラに関する質問については、『これ以上の詳細を話す必要はない』と明言を避けつつも、『現在のチームの選手層の厚さと、ポジション争いの健全さに非常に満足している』と、現有戦力への絶対的な信頼を口にしました。 (via Mundo Deportivo)

ボール空気抜け交換劇からPK判定を巡る大激論まで、ベティス対レアル・マドリードのピッチ外大紛糾

ラ・カルトゥハで行われたレアル・ベティス対レアル・マドリードの一戦は、ベティスが1-0でモウリーニョ率いるマドリードを破る大番狂わせとなりましたが、ピッチ外やSNS上では、試合内容以上に奇妙な出来事と判定を巡る大激論で大炎上しています。

まず、試合開始からわずか5分間の間に、ピッチ上のボールの空気が次々と抜けていることが発覚し、なんと4回も連続でボールが交換されるという前代未聞の珍事が発生。主審のエルナンデス・エルナンデスが『用意してある12個のボールすべてを今すぐチェックしろ』と運営に怒りの指示を出す事態となりました。元国際審判員のイトゥラルデ氏はラジオ番組で、

『この最高レベルのプロの舞台で、ボールの空気が抜けているなど管理体制が信じられない。審判が試合前にきちんと12個すべてのボールの空気圧をチェックしたのか、厳しく問い詰めるべきだ』

と苦言を呈しました。

さらに炎上に油を注いだのが、後半アディショナルタイムにマドリードが獲得したPKの場面です。ヴィニシウスが倒されて得たPKをエムバペが蹴った瞬間、ベティスのマルク・バルトラがペナルティエリア内に侵入していたとして、マドリード側がPKのやり直しを要求。これが認められず、試合後にメディアやジャーナリストがSNS上で凄まじい舌戦を展開しました。

テレビ番組やSNSでの主な発言は以下の通りです。

カルメ・バルセロ氏:『さあ、マドリード側のいつもの「負けた言い訳ストーリー」が始まったわね。本当に見ものだわ』

ミスターチップ氏:『映像を見ると、バルトラは上体をエリア内に倒し込んでいるが、エムバペがインパクトした瞬間、彼の右足はまだエリア内の芝を踏んでいない。左足はラインの外側にある。したがって、このジャッジは完全に正しい』

ジョタ・ジョルディ氏:『おいおい、誰かマドリード寄りのコメンテーターたちを慰めてやってくれ。顔が引きつって、ひどくがっかりしているぞ』

レアル・マドリードTV:『もしこれがバルセロナの試合だったら、一体どのように笛が吹かれていたのだろうか?』

元審判ペドロ・マルティン氏:『バルトラは明らかにエリア内に体を侵入させているが、芝を踏んでいない。ルールは「エリア内への侵入」を禁止しているのであって、地面を踏んでいるかどうかではない。審判たちが自分たちの保身のために「踏んでいなければセーフ」という勝手な解釈をその場で作り出した。これは審判の身勝手なルール捏造だ』

イトゥラルデ氏:『ベティスの選手の足はエリア内の地面を踏んでいない。空中に浮いているだけなら、ルール上PKのやり直しは行われない。判定は妥当だ』

さらにピッチ脇では、前半の間、一度もテクニカルエリアに姿を見せずベンチの奥に引っ込んでいたジョゼ・モウリーニョ監督の奇妙な振る舞いも話題に。後半に入ると一転、DFコナテに警告が出た瞬間に怒り狂ってピッチに飛び出し、自身も警告を受けるパフォーマンスを見せました。これについてジャーナリストらは、『モウリーニョは敗戦のショックからメディアの目を逸らし、選手を守るために、わざと自分が悪者になるピッチ外のパフォーマンスを行ったのだ』と分析しています。 (via AS / SPORT / COPE / SER)

セルタ新加入カセレスが明かす監督からの熱烈な口説きと深夜におよぶ綱渡り交渉の全貌

セルタ・デ・ビゴへの加入が正式決定したウルグアイ代表DFセバスティアン・カセレスが、公式プレゼンテーションに出席し、移籍決定の舞台裏にあったスリリングなドラマを明かしました。

カセレスは、セルタのクラウディオ・ヒラルデス監督からの熱烈な勧誘メッセージが、自身の心を完全に射止めたと告白。

『ヒラルデス監督と直接話をした際、彼が「君がステップアップするために、セルタこそが最高の場所だ。私は君を必要としている」と熱く語りかけてくれたんです。その言葉に完全に口説き落とされました。長年夢見ていたラ・リーガに挑戦する上で、これ以上のクラブはないと確信しました』

と語りました。また、かつてセルタに所属し、無念の怪我でチームを去った同胞のベシーノや、ネストル・アラウホからのアドバイスも決定打となったようです。

『ここへ来る前にベシーノと話したのですが、彼はクラブのフットボール面だけでなく、街の美しさや人々の温かさといった人間的な素晴らしさを熱っぽく語ってくれました。さらにネストル・アラウホからも全く同じ賛辞を聞かされました。誰もがこれほど大絶賛するクラブを、拒む理由なんてありませんでした』

と笑顔を見せました。

一方で、セルタのスポーツディレクターを務めるマルコ・ガルセス氏は、移籍市場閉幕直前の交渉がいかに壮絶な「胃の痛む時間」だったかを振り返っています。

『交渉は困難の極みでした。メキシコとの時差に加え、クラブ・アメリカはロサンゼルスで遠征試合の真っ最中だったため、連絡を取るだけでも一苦労でした。合意に至ったのは市場が閉まるわずか数時間前。もし彼を逃していれば、我々の守備陣に巨大な穴が空いたままシーズンを戦わねばならず、本当に息の詰まるようなストレスフルな時間でした』

と、安堵の表情を浮かべました。カセレスは、自身の持ち味であるアグレッシブさとカバーリング能力を活かし、ヒラルデス監督の掲げる攻撃的フットボールを最後尾から支える決意を新たにしています。 (via Estadio Deportivo)

9年ぶりベティス復帰のダニ・セバジョスがスタジアムに降臨、熱狂するファンに永遠の愛を語る

実に9年の歳月を経て、愛する古巣レアル・ベティスへの復帰を果たしたダニ・セバジョスが、レアル・マドリード戦の前にラ・カルトゥハのピッチに登場し、ファンへの感動的なお披露目が行われました。

移籍決定からわずか2日しか経っておらず、十分なプレシーズンを消化していなかったため、マぬエル・ペレグリーニ監督は彼をこの試合の招集メンバーから外しました。しかし、長年彼の帰還を夢見ていたベティスサポーターのために、セバジョスは試合前のピッチへ降臨しました。緑と白に染まったスタンドから沸き起こる大歓声の中、セバジョスは満面の笑みでファンに手を振り、目に涙を浮かべながらクラブへの誓いを口にしました。

『ベティスというクラブは、私の心から一瞬たりとも離れたことはありませんでした。マドリードにいる間も、私はベティスのすべての試合を欠かさずテレビで追いかけていました。私と私の家族にとって、このクラブはすべてを意味します。もっと早く復帰したかったのですが、時間はギリギリでした。クラブの皆さんが不眠不休でこの移籍を可能にしてくれたことに、本当に感謝しています。ここにいられて本当に幸せです。これからはピッチの上で最高のプレーを見せ、ファンの皆さんが私に注いでくれた10年分の愛に恩返しをします』

と熱く語りました。2029年までの長期契約を結んだセバジョスの第2章は、サポーターの絶対的な熱狂とともに幕を開けました。 (via ElDesmarque)

ロドリゴ・モレノが選ぶ同僚ベストイレブン、バレンシアからは1名のみでリム政権への皮肉が浮き彫りに

現在、カタールの Lusail S.C. でプレーする元スペイン代表FWロドリゴ・モレノが、ラジオ番組のインタビューに応じ、自身の輝かしいキャリアの中で共にプレーした「歴代最高イレブン」を選出しました。

選ばれたメンバーは、GKデ・ヘア、DFカルバハル、ルイゾン、セルヒオ・ラモス、ジョルディ・アルバ、MFブスケツ、パレホ、チアゴ、FWムニアイン、イスコ、ジエゴ・コスタという、世界のサッカー史を彩る超豪華な顔ぶれです。

しかし、この発表を耳にしたスペインのフットボールファンやメディアは、ある「切ない事実」に注目しました。ロドリゴが5シーズンにわたって在籍し、2019年のコパ・デル・レイ優勝を飾るなど、自身のキャリアの黄金期を過ごしたバレンシアCFから選出されたのは、中盤の要であったダニ・パレホただ一人だったのです。

これについて現地メディアは、かつてヨーロッパの舞台で強豪として輝き、高い目標を掲げていたバレンシアという素晴らしいクラブを、シンガポール人オーナーのピーター・リムが主力選手を次々と叩き売って完全に破壊・解体してしまったことへの、無言の抗議と深い失望がこの選考に現れていると報じました。パレホとロドリゴは、まさにピーター・リムによってクラブが崩壊させられる前の、「最後の偉大なバレンシア」の象徴だったのです。 (via SPORT / Superdeporte)

2010年W杯の合宿所での秘蔵映像が16年越しに大バズり:メッシとマキシの超絶リフティング

アルゼンチン代表の元選手であるホナス・グティエレス氏が、自身のSNSに信じられないほど歴史的で貴重なプライベート映像を投稿し、世界中のサッカーファンの間で凄まじいバズを引き起こしています。

映像が撮影されたのは、今から16年前の2010年南アフリカワールドカップの期間中、アルゼンチン代表が滞在していたホテルの合宿所です。当時23歳だった若き日のレオ・メッシと、名手マキシ・ロドリゲスが、あの軌道が不規則でコントロールが極めて難しいと悪名高かった公式球「ジャブラニ(Jabulani)」を使い、ホテルの部屋の中でリフティングの技術を競い合っています。

メッシはなんと部屋の椅子に座った状態からスタートし、驚異的な足元と頭のコントロールを披露。マキシと息を合わせ、狭い部屋の中で一度もボールを床に落とすことなく、なんと2分30秒以上もパスを繋ぎ続けました。その信じられないような神技を、ベッドに腰掛けたホナス・グティエレスとマルティン・デミチェリスが、少年のように目を輝かせ、満面の笑みで見守っている様子も映し出されています。

この奇跡的なレトロ映像の公開により、ネット上では、

『サッカーの歴史における最も純粋な魔法の瞬間だ』

『これこそがスーパースターたちの日常の姿』

など、世界中のフットボールファンから驚嘆とノスタルジーに満ちたコメントが殺到しています。 (via Mundo Deportivo)

セビージャ新加入スタシンが告白する超高額移籍金の重圧と憧れのベンゼマ&レヴァンドフスキ

セビージャFCにサンテティエンヌから期限付き移籍で加入したベルギー人の若きストライカー、ルカス・スタシンが、スペインメディアの独占インタビューに応じ、自身のサッカー観とセビージャへの熱い思いを熱弁しました。

スタシンは、セビージャの輝かしい歴史とサポーターの圧倒的な熱狂に深く心を奪われたと語ります。

『セビージャは、これまでのヨーロッパリーグでの輝かしい実績や獲得した数々のタイトルで知っていた、本当に格式高い巨大なクラブです。実際にこの街に足を踏み入れ、熱烈なサポーターや温かい人々に触れて、改めてその規模の大きさを実感しました。フランス1部リーグでプレーしていた頃のキレを取り戻し、ここで多くのゴールを決めてファンと勝利を祝いたいです』

と意気込みを語りました。

ルイス・ガルシア・プラサ監督については、『合流した際に少し立ち話をしただけですが、すぐに私を温かく輪の中に受け入れてくれました。日曜日に最初の出場機会を得られるかは監督の判断ですが、練習から100%のアピールを続けます』とコメント。

また、若くして大舞台に立つプレッシャーについて尋ねられると、頼もしい表情を見せました。

『ストライカーというポジションは、どのクラブに行っても常にゴールという大きな期待とプレッシャーに晒されます。サンテティエンヌに移籍した際も、クラブ史上最高額の移籍金という重圧を背負ってプレーしました。ですから、プレッシャーのコントロールは慣れています。ピッチの上で黙々と結果を出すだけです』

さらに、自身のプレースタイルの手本としてカリム・ベンゼマとロベルト・レヴァンドフスキの2人を挙げ、彼らのような万能な9番を目指していると公言。宿敵ベティスとの「エル・グラン・デルビ」の狂気的なスタジアムの雰囲気を、ピッチの上でいち早く肌で感じたいと夢見ています。 (via ElDesmarque)

酷暑に襲われるブエルタ・ア・エスパーニャで異例の特別給水措置:選手会が抗議の声

スペインの夏を彩る自転車ロードレース「ブエルタ・ア・エスパーニャ」が、地球温暖化がもたらした記録的な熱波により、選手の生命を脅かす危機に瀕しています。

今夏のツール・ド・フランスでも40度を超える酷暑が問題視されましたが、その灼熱の地獄がそのままスペインに直撃しました。過酷な状況の中、レースのリーダーであるエンリック・マス選手が、ついに主催者に対して抗議の声を上げました。

『極限の暑さだ。時速何十キロというスピードで走っていても、熱風が体にまとわりつき、奇妙な感覚に陥る。これ以上気温が上がるなら、選手たちの安全を守るために緊急の選手会議を招集しなければならない。そうでなければ危険すぎて走れない』

と深刻な表情で訴えました。

モビスター・チームのスタッフによると、平時の「通常のステージ」では選手全員で約80本のボトルを消費するところ、この猛暑日にはその消費量が約250本へと激増。選手たちは氷入りのボトルを首筋に当て、MotoGPのライダーが使用するような冷却ベストを着用して暑さをしのいでいます。

この重大な「SOS」を受け、コミッショナー委員会はついに異例の特別ルール適用を決定しました。

『週末に行われるステージ14と15において、例外的な措置として、スタートからゴールまでの全区間にわたり、チームカーから直接選手へサコッシュ(補給袋)を配布することを許可する』

と発表。通常はあらかじめ定められたアビタイユマン(補給エリア)以外でのチームカーからの補給は厳しく禁止されていますが、38度に達すると予想される山岳ステージ「シエラ・デ・ラ・パンデラ」を前に、選手たちの安全と熱中症予防を最優先に考えた大英断となりました。 (via Mundo Deportivo)

大麻入りブラウニーで錯乱した米YouTuberが「子供が溺れた」と虚偽通報し大捜索の末に逮捕

アメリカの著名なYouTuberであり、ミュージシャンとしても活動するクリス・セイルズが、テキサス州で警察を巻き込む大騒動を起こして逮捕されました。

事件の原因は、セイルズが『大麻(マリファナ)入りのブラウニー』を誤って口にし、完全に正気を失ってしまったことにあります。彼はパニック状態で警察に緊急通報し、

『子供たちが大麻入りのブラウニーを食べてしまい、近所の人工湖に転落して溺れている!助けてくれ!』

と悲鳴を上げました。

事態を重く見た地元警察と消防局は、ボート、捜索用ドローン、そしてダイバーチームを総動員して現場に急行し、大規模な湖の水底捜索を開始しました。しかし、間もなくして、通報された子供たちは全く別の場所に避難しており、他人の保護のもとで完全に安全で健康な状態であることが確認されました。これによりセイルズの通報が完全なデタラメであったことが発覚しました。

そもそも、警察が彼の自宅付近に出動したきっかけは、セイルズが半狂乱になって路上を走り回り、近隣住民の車の上に飛び乗ったり、電柱の横で祈るようなポーズを取った後に道路に転がり回るという異常な行動を繰り返していたため、住民から通報があったからでした。セイルズは翌日、3万5000ドルの保釈金を支払って釈放されましたが、警察への虚偽の申告と公務執行妨害の罪で起訴されています。後に彼は自身のSNSで、

『マリファナ入りのブラウニーを食べたせいで頭が完全にぶっ壊れてしまい、警察に自分が何を言ったのか、その時の記憶が1ミリも残っていない』

と語り、自らの愚行を猛省しています。 (via MARCA)

作家ペレス=レベルテがセウタ移民問題に不気味な警告「追い詰められた人間は爆発する」

数々のベストセラーを世に送り出し、かつては過酷な戦場記者としても鳴らしたスペインの著名作家アルトゥーロ・ペレス=レベルテ氏が、スペイン・セウタにおける重大な移民危機に対して、戦慄の走るような冷酷な警告を発しました。

セウタでは、7月末に約8万人の不法移民が国境を強行突破し、現在も数千人が市内のビーチや公園、建物のエントランスなどで生活を送り、治安への不満から住民との間で暴力沙汰が多発しています。この問題についてレベルテ氏は、30年以上執筆を続けた週刊誌を去り、『エル・ムンド』紙へ移籍した最初のインタビューの中で、現政府ののんびりとした態度を鋭く射抜きました。

『私はかつて戦場で記者をしていた頃、人間という生き物は四方を塞がれ、窮地に追い詰められたときに最も危険な猛獣になるということを、身をもって学びました。政府の閣僚たちは、この人間の本質的な危険性をどれほど自覚しているのでしょうか。のんびりと「まあ、焦らずに少しずつ解決していこう」などと言っている場合ではないのです。人間、誰しも我慢の限界というものがあります。もしセウタで、死者が出るような本当に深刻な事件がたった一件でも起きれば、そこから制御不能な大爆発、大暴動が起こるでしょう。火薬庫の導火線がパチパチと音を立てて燃え続けているのに、なぜ傍観していられるのか。私は彼らの能天気さに、驚きを通り越して呆れ果てています』

と、冷徹な筆致で警鐘を鳴らしました。 (via Mundo Deportivo)

サポーター挑発でUEFAから重い処分:マテオ・ゲンドゥージの2試合出場停止と、グリーンウッドへの制裁

フェネルバフチェに所属するフランス代表MFマテオ・ゲンドゥージに対し、UEFAの規律委員会から極めて厳しい処分が下されました。

ことの発端は、数週間前に行われたチャンピオンズリーグ予選のオリンピック・リヨン戦です。フェネルバフチェが勝利を収めた際、かつてリヨンの最大のライバルであるオリンピック・マルセイユに所属していたゲンドゥージは、激しい敵対心から、スタンドのリヨンサポーターに対して執拗な侮辱行為と、過激な挑発ジェスチャーを繰り返しました。

UEFAの公式声明によると、ゲンドゥージは『試合会場にいた人々に対する直接的な侮辱、観客への過激な挑発、および基本的行為規範の重大な違反』を犯したと認定され、公式戦2試合の出場停止処分(さらに1年間の執行猶予期間中に再犯した場合は追加で2試合の出場停止)に加え、5万ユーロという高額な罰金が科されました。

また、同じ試合で同様の規律違反行為を行ったとして、チームメイトのメイソン・グリーンウッドに対しても、3万ユーロの罰金と、1試合の出場停止処分(こちらは執行猶予付きで、現在は保留状態)が言い渡されました。ライバル感情を煽り、スタジアムの安全を脅かす行為に対し、UEFAは毅然とした鉄槌を下した形です。 (via MARCA)

バルセロナのソシオ団体「Som un Clam」がフロントに宣戦布告

FCバルセロナの有力なソシオ(会員)プラットフォームである『Som un Clam』が、ジョアン・ラポルタ会長率いるクラブ理事会に対し、SNS上で怒りに満ちた抗議声明を発表し、全面対決の姿勢を打ち出しました。

団体が最も怒りを示しているのは、9月19日に予定されている定期総会(アサンブレア)の開催形式です。コロナ禍以降、これで6回連続となる「完全オンライン(テレマティック)」形式での開催を決定したことに対し、

『理事会は先日の選挙で圧倒的な支持を得て再選されたはずなのに、なぜ本物のソシオが一堂に会する「ソシオの祭典」から逃げ、オンラインという閉ざされた空間に籠ろうとするのでしょうか』

と猛烈に批判。さらに、あえてチームがアウェイのセビージャ戦を戦う当日の朝という不都合な日程を選んだことや、わずか15日前に急遽開催を発表したことについても、ソシオの追及を逃れるための姑息な時間稼ぎだと非難しました。

最も深刻な争点は、ラ・リーガの放映権を担保にした新たな追加債権発行など、数々の巨額プロジェクト『エスパイ・バルサ(新スタジアム建設計画)』の追加融資の承認をソシオに求めている点です。

『VIP席を購入する富裕層や企業には、すでに新しいカンプノウでの素晴らしいシートの位置が個別に割り当てられ、通知されています。それなのに、長年クラブを支えてきた私たち一般のソシオは、自分たちが一体どこの席に座ることになるのかさえ、未だに何も知らされていません。自分たちの席の権利さえ保障されていない状態で、どうして理事会が提案する数百万ユーロもの追加融資計画を、唯々諾々と承認できるでしょうか。私たちは今回の総会のすべてのオーダーと裏に潜む目的を、徹底的に監視します』

と、フロントの不透明な運営手法に対して鋭くメスを入れました。 (via SPORT)

マーカス・ラッシュフォードが体に刻んだバルサへの敬意

マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが、自身の公式Instagramを更新し、新たに体に刻み込んだ情熱的なタトゥーを公開して注目を集めています。

ラッシュフォードが自身の右太ももに新しく彫り込んだのは、現在所属するユナイテッドでの背番号『9』番です。しかし、ファンの目を釘付けにしたのは、そのすぐ横に、昨シーズンにバルセロナの選手としてピッチを駆け抜けた際の背番号『14』番がしっかりと並んで刻まれている点です。昨季、バルサの青と赤のユニフォームを身にまとって戦った時間が、彼の心にどれほど深い足跡を残したかを示す、無言のメッセージとして大きな話題を呼んでいます。

彼の体はまさに、これまでのフットボール人生と、彼の個人的な信念のロードマップそのものです。右太ももにはマンチェスターで母親や祖母と暮らした幼少期の思い出が刻まれ、左太ももには愛する家族へのメッセージ、背中には母のルーツであるカリブ海のセントクリストファー・ネイビスの美しい風景が描かれています。また、プロデビュー戦での歓喜のゴールシーンや、彼が育ったキャリントンの練習施設の風景、そして若き日に背負った『39』『19』『10』といった歴代の背番号もすべて背中に網羅されています。

さらに彼の胸には、1968年メキシコ五輪で黒人差別に抗議して拳を突き上げたトミー・スミスとジョン・カルロスの歴史的瞬間や、ネルソン・マンデラ、マルコムX、モハメド・アリ、ボブ・マーリーといった歴史的な指導者たちの肖像画が誇らしげに刻まれており、彼の人種差別への強い抵抗の意志を示しています。今回の『14』は、その壮大なタトゥーのコレクションに、カタルーニャの輝かしい一章として永遠に刻まれることとなりました。 (via SPORT)

アダマ・トラオレの「基本的に」連発会見をオーバメヤンが100kgバーベル動画で爆笑イジり

デポルティボ・ラ・コルーニャに電撃加入した快速ウイング、アダマ・トラオレが、先日の入団記者会見で見せた「あまりに独特な話し方の癖」が、スペイン国内のSNSで爆発的なバズを巻き起こしています。

アダマはわずか13分間の会見の中で、自身の口癖である『 básicamente(基本的に)』という単語を、なんと「82回」も連発。これがファンによって編集され、ネット上でお祭り騒ぎのミームとなりました。

この絶好のネタを、かつてバルセロナで同僚であり、今シーズンからデポルティボで奇跡の再会を果たした大親友のピエール=エメリク・オーバメヤンが見逃すはずはありませんでした。オーバメヤンは自身のSNSに、鋼鉄のような筋肉を持つアダマがジムで100キログラムの巨大なバーベルを軽々と、あたかもおもちゃのように持ち上げているトレーニング動画をアップ。そこに、吹き出す笑いの絵文字とともに、こうメッセージを添えました。

『基本的に(Básicamente)、これはただの軽いウォーミングアップさ』

この強烈なイジりに対し、ファンからは大爆笑のリアクションが殺到。アダマはデポルティボへの移籍を決断する前、真っ先にオーバメヤンに電話をかけて相談し、彼から『このクラブのプロジェクトは本当に素晴らしいから、すぐに来るべきだ』と強く勧められていたことを明かしています。ピッチ外での2人の爆笑を誘うやり取りは、新天地でも最高のチームワークを予感させています。 (via Esport3)

趣味が多すぎて恋人にADHDを疑われるゴードン:驚異の読書愛とロッカールーム読書会計画

バルセロナに電撃加入し、その実直なプレースタイルと素晴らしい人間性で、早くもカンプ・ノウのファンからチャントを歌われるほどの寵児となっているイングランド代表FWアンソニー・ゴードン。彼の知られざる、知的で風変わりなプライベートの顔が明かされました。

幼少期から彼を最も近くで支え続けている恋人のアニー・キーティングさんは、ゴードンのあまりに度を越した「凝り性」と多趣味な生活を振り返り、笑いながらこう語っています。

『彼は本当に重度のADHD(注意欠陥・多動性障害)なんじゃないかしらって思うの。趣味が多すぎて、一瞬たりとも静かに座っていられないんだから』

ゴードン自身も自らの極端な性格を認めています。

『僕は一度何かにハマると、病的に執着してしまうんです。ある2週間の間にチェスやテニス、ボクシング、ポーカー、ビリヤード、狩猟といった趣味が頭に浮かぶと、すぐにそのジャンルの最高級プロ仕様のギアをすべて買い揃え、最後のディテールまで徹底的に調べ尽くさないと気が済まない。そういう人間なんです』

特にスポーツ心理学やメンタルマネジメントへの傾倒は尋常ではなく、コービー・ブライアントの『マムバ・メンタリティ』や、ラグビー界の伝説ダン・カーターの『アーツ・オブ・ウィニング』、ティム・グローバーの『ウィニング』、デビッド・ゴギンズの『ネバー・フィニッシュド』といった自己啓発の名著を常にカバンに忍ばせています。彼は『ロッカールームに選手たちのための読書クラブを立ち上げて、みんなで心理学の本を討論したい』と大真面目に計画しています。

さらに、筋肉を肥大させるだけの強度の高いウエイトトレーニングは、柔軟性を損ないケガのリスクを上げるとして完全に拒否。ヨガや柔軟、瞑想、精神統一を重視した独自のコンディショニングを行っています。インタビューでも、『メディアのPR担当者が作ったような、ロボットみたいな無難な回答をするフットボラーは大嫌いだ。僕たちは人間だし、自分の言葉で本音を語るべきだ』と語る、現代のフットボール界において極めて異色な輝きを放つ知的オタクの姿がそこにあります。 (via SPORT)

伝説的バンドの沈黙破る:レイレ脱退を巡るアマイアとの合同ツアー提案の噂をメンバーが完全否定

スペインを代表する伝説的なポップバンド『ラ・オレハ・デ・バン・ゴッホ(La Oreja de Van Gogh)』が、マルベージャで開催された「Premios Juventud」に登場。17年にわたりボーカルを務めたレイレ・マルティネスが突如として脱退を発表し、初代ボーカルのアマイア・モンテロが Karol G のコンサートで大復活を遂げて以来、初めてバンドの男性メンバーたちが報道陣の前に姿を現しました。

世間では、レイレが脱退した決定的な原因について、『バンドの男性陣が、アマイア復活への世間の大喝采を見て、レイレに対し「アマイアとの合同ツアー」を提案したため、レイレがプライドを傷つけられてへそを曲げ、脱退に至った』という噂がまことしやかに流れていました。

レッドカーペットの場で、記者からこの噂の真偽について直球の質問が飛ぶと、キーボードのシャビエル・サン・マルティン氏は、苦笑いを浮かべながら即座にこう否定しました。

『いやいや、まさか!そんな突飛な話、絶対にあり得ないよ』

その際、隣にいたアマイア・モンテロは、質問が聞こえなかったフリをして視線を泳がせて沈黙を守り、他のメンバーもあえて質問を繰り返さず、大人のスルー対応でその場の張り詰めた空気をかわしました。長年のファンの間で飛び交う脱退の真相劇は、なおもピッチ外の大きなエンタメの話題としてメディアを賑わせています。 (via Mundo Deportivo)

経済学者ゴンサロ・ベルナルドスが提言:若者が家を買うための「空中権のみ先行販売」という奇策

スペイン国内で最悪の社会問題となっている、急激な住宅価格の高騰と家賃負担による若者の困窮。この危機に対し、バルセロナ大学(UB)の著名な経済学教授であるゴンサロ・ベルナルドス氏が、デベロッパーや政府の怠慢を批判しつつ、極めて革新的な住宅供給システムを提案して大きな議論を呼んでいます。

ベルナルドス教授は、現在の不動産開発業者が、地価の高騰を言い訳にして富裕層向けの高級住宅地ばかりを建設している現状を『大いなる間違いだ』と指摘します。

『最大の需要は40歳以下の若者たちにあります。現在、彼らの多くは無期雇用契約(正社員)を手にしているにもかかわらず、高すぎる初期費用のせいで家が買えません。17年前の2007年には、30歳から44歳の若者の75%が持ち家を所有していましたが、2024年には57%にまで激減しています。さらに、16歳から29歳の独立した若者の割合は、かつての59%から、現在はわずか27%にまで落ち込んでいるのです』

と危機的なデータを提示しました。

教授が提案した奇策は『空中権(建物部分の権利)の分離販売』です。

『行政が土地の「空中権」を開発業者に安く売却し、デベロッパーは建物部分だけを建設して比較的安価(狭い40平米で15万ユーロ、広い80平米でも最大22万5000ユーロ程度)で若者に売るのです。若者は土地を所有しないため、初期の購入価格を劇的に抑えてマイホームを手に入れられます。そして土地部分(地面の権利)については、行政に対し、10年、15年、あるいは30年の長期分割払いで後からコツコツと買い取っていき、最終的に完全な土地と建物の所有者になる。これこそが、若者に絶望的な住宅市場での突破口を与える現実的なアプローチです』

と熱っぽく語りました。 (via Mundo Deportivo)

3児の母ガブリエラが告白する「新学期の1500ユーロ大打撃」と消費者ローンの泥沼

スペインで9月に始まる「新学期(vuelta al cole)」が、インフレに喘ぐ子育て世帯にとって、冬の「1月の坂」を超えるほどの絶望的な家計の危機となっています。

テレビ番組『Espejo Público』に出演した、3人の子供を育てる母親ガブリエラさんは、カメラの前で涙ぐみながらその過酷な現実を語りました。

『今年の子供たちの教科書、新しい制服、文房具やカバンを揃えるだけで、約1500ユーロ(約24万円)が飛んでいきます。実は、昨年に続いて今年も消費者ローンを借りて新学期の準備費用に充てるべきか、本気で悩んでいます。私たちの月々の収入だけでは、どうしてもこの時期を乗り切ることができません。子供たちのノートや制服代を捻出するために、今年は家族全員が楽しみにしていたバカンス旅行もすべてキャンセルしました』

と語りました。

これに対し、番組に出演した経済記者の Laura Blanco 氏は、

『バス停や地下鉄のホームに溢れている「即日融資」や「簡単キャッシング」の広告に絶対に手を出してはいけません。あれらは法外な金利が設定されており、一瞬の資金難を免れる代わりに、後から人生を崩壊させるほどの恐ろしい利息地獄に陥る危険があります。消費者ローンは本当に最後の最後の手段にすべきです』

と強く警告。少しでも出費を抑える対策として、教科書の中古フリマアプリの活用、各自治体や教育省が設けている「大家族・ひとり親家庭向け」の無償教科書貸出基金の申請を行うこと、そして『先生から指示された教材を9月にすべて一括で買う必要はありません。11月や12月まで授業で使わない教材は購入を後回しにし、まずは自宅の引き出しの奥に眠っている去年の使い残しの鉛筆やノートを徹底的に発掘して再利用し、出費の時期を分散させることが非常に重要です』と、知恵を絞った節約法をアドバイスしました。 (via Mundo Deportivo)

2026年5月の裏話:バレンシア対バルサ最終節での「勘違い大騒動」とフェランの古巣への敬意

フットボールの興奮がもたらした、2026年5月24日のバレンシアCF対FCバルセロナのリーグ最終節における、ピッチ外の驚くべきエピソードが明かされました。

当時、絶望的なシーズンから奇跡的に巻き返し、欧州カンファレンスリーグ(UECL)出場権獲得の望みをつないでいたバレンシア。試合後半、バレンシアが劇的な2点目を決めてリードを奪った瞬間、エスタディオ・デ・メスタージャのスタンドの一部から、まるで優勝したかのような地鳴りのような大歓声と狂喜乱舞のジャンプが沸き起こりました。

この歓喜の理由は、スタンドにいた一部のファンが持っていたポータブルラジオから流れた『ヘタフェ対オササナの試合で、オササナのDFアレハンドロ・カテナがゴールを決めてオササナが先制した!これでバレンシアの欧州大会行きが確定した!』という実況速報でした。あまりの熱狂ぶりに、ピッチ上にいたバレンシアの選手やベンチのスタッフたちも『他会場で何かが起きたのか!?』と驚き、何事かとスタンドを呆然と振り返る大混乱が生じました。

しかし、これは恐ろしい「デマ(幻のゴール)」でした。実際には、オササナのキックオフ時の反則(Saque ilegal)により、そのゴールは最初から無効と判定されており、スコアは動いていなかったのです。最終節の極限状態がもたらした、一瞬の夢と大いなる勘違い劇でした。

またこの試合、バルセロナの選手として出場し、ロベルト・レヴァンドフスキのゴールを見事にアシストした元バレンシアのフェラン・トーレスの行動も話題となりました。フェランはゴールが決まった瞬間、かつて愛したメスタージャのファンに深い敬意を示すため、一切の笑顔を見せず、喜ぶポーズもせず、ただ真剣な表情のままレヴァンドフスキのもとへ歩み寄って静かに肩を叩きました。古巣への沈黙の敬意を貫いたその姿勢に、スタンドのファンからは静かな拍手が送られました。さらに、この試合を最後に契約満了での退団が確実視されていたスイス代表DFエライ・ジェメルに対し、メスタージャの熱狂的なバレンシアサポーターたちが涙を流しながら『ジェメル、どうか残ってくれ!』と合唱する感動的なシーンもあり、涙と興奮に包まれたピッチ外のドラマが凝縮された一日となりました。 (via Superdeporte)

【本日の総括】

本日はラ・リーガを中心に、ピッチ外で起きた非常に人間味溢れる人間ドラマや、社会の縮図とも言える深刻な話題が多数寄せられました。

フェラン・トーレスやダニ・セバジョスの「愛する人や古巣への深い感謝と忠誠」、アンソニー・ゴードンやアダマ・トラオレの「個性溢れる強烈なキャラクターとチームメイトとの爆笑必至の交流」は、私たちがフットボールを愛してやまない理由を改めて思い出させてくれます。

一方で、セウタにおける緊迫した移民危機に対するベティスやセビージャのスタジアムでの連帯表明、ブエルタ・ア・エスパーニャにおける猛酷暑へのSOS措置、そしてスペイン国内の深刻な住宅高騰や新学期の準備費用の重圧に苦しむ一般家庭の現実などは、スポーツと私たちの日常が、いかに密接に結びついているかを如実に物語っています。ピッチの上の90分間だけでなく、その周囲にうごめく感情や社会の鼓動にこそ、より深い物語が隠されているのです。