デ・ハスの負傷離脱と7ヶ月ぶり奇跡の復帰を飾ったディアカビ、守備の要タレガの活躍
新加入ディフェンダーのジャスティン・デ・ハスにとって、メスタジャでの公式戦デビューはあまりに苦いものとなりました。3バックの左でスタメン出場したものの、相手を引っ張ってのイエローカードや、GKとの連係ミスからピンチを招くなどパフォーマンスは低調。さらに前半終了間主に足首を激しく打撲した(軽度の捻挫)ことにより、ハーフタイムでの負傷交代を余儀なくされました。デ・ハスは火曜日のベティス戦を欠場することが確定し、日曜日のデポルティーボ戦も極めて厳しい状態です。
しかし、このアクシデントが大きな感動を呼び起こしました。後半からデ・ハスに代わって、実に約7ヶ月もの過酷な離脱期間を乗り越えたムクタル・ディアカビが公式戦のピッチに帰還。左センターバックに入ると、ブランクを全く感じさせない強固な対人守備を披露し、スタンドから大きな歓声を浴びました。
そして、この守備陣の中で異次元の輝きを放ったのが、3バックの右に入った生え抜きのセサール・タレガです。
タレガは前半に相手の決定的なループシュートをゴールライン寸前でクリアしたのをはじめ、4回のクリア、5回のボール回収、3回のスライディングタックルを成功させ、10回中7回の地上戦デュエルに勝利。パス成功率も59本中54本(うち敵陣で22本中20本)と抜群の精度を記録し、守備面での最高評価となる「7」の採点を獲得。自身の価値を大いに証明しました。 (via Superdeporte / via ElDesmarque)
100年以上の歴史で初の日本人デビュー!佐藤龍之介のまばゆい活躍と交代をめぐるスタンドの怒り
19歳の佐藤龍之介が、バレンシアCFの100年を超える長い歴史において、公式戦に出場した「初の日本人選手」という偉大なマイルストーンを達成しました。プレシーズンから2ゴールを挙げ、低迷するチームの中でサポーターに唯一の希望を与えていた佐藤は、右ウイングハーフとしてスタメン出場を飾りました。
開始10分、ペペルのロングキックを背中でトラップしてキープすると、エリア内でフリーのダンジュマへ極上のスルーパス。ダンジュマが決定機を外したためアシストにはならなかったものの、佐藤は優れたビジョンと俊敏な動き、そして多大な運動量でメスタジャの観客を大いに魅了しました。
しかし、後半56分にコルベラン監督が佐藤を下げてウマル・サディクを投入する交代を告げると、納得のいかないスタンドのサポーターからは凄まじい大ブーイングが巻き起こりました。佐藤自身はサポーターから温かいスタンディングオベーションを浴びてピッチを去り、わずか60分の出場でメスタジャの心を完全に掴み取りました。
佐藤は試合後、自身のSNSに以下のような喜びのメッセージを投稿しました。
『デビューすることができて本当に嬉しいです。自分にとって本当に特別な、忘れられない瞬間となりました。これからももっとチームに貢献し、助けられるように全力を尽くしてハードワークを続けていきます』
コルベラン監督も彼のポテンシャルを高く評価しており、以下のように語っています。
『彼には非常に満足している。彼がチームにもたらしてくれる攻撃の多才さは、非常に気に入っている大きなメリットだ』 (via SPORT / via Superdeporte / via ElDesmarque)