ルーカス・スタッシン

セビージャがサンテティエンヌとの間で、ベルギー世代別代表フォワード、ルーカス・スタッシンの獲得について正式な合意を取り付けました。すでにすべての条件でクラブ間・個人合意に達しており、スタッシンは本日火曜日の昼頃にセビージャへ到着し、メディカルチェックと契約署名を行う予定です。

この取引は250万ユーロのレンタル料を支払う期限付き移籍で、2027年6月30日までに発動できる2500万ユーロの買い取りオプションが付帯しています。ただし、この買い取り額は現在のクラブの財政状況を考えると極めて高額であり、実際に行使される可能性は低いとみられています。なお、この契約にあたり、スタッシンはサンテティエンヌとの契約を2029年まで1年延長しており、仮にセビージャが買い取りオプションを行使した場合には、サンテティエンヌが将来の売却金の20%を確保する条項も盛り込まれています。

彼は前日に行われたディジョン戦の招集メンバーから外れて移籍の準備をしていました。これまでフォワードの補強に難航してきたセビージャにとって、待望のストライカー獲得となります。 (via MARCA / Mundo Deportivo / SPORT / ElDesmarque)

ルーベン・バルガス

ギリシャのオリンピアコスへの移籍話が破談となり、残留へと舵を切ったスイス代表ミッドフィールダー、ルーベン・バルガスが、本日火曜日朝のトレーニングに姿を現し、通常通りグループ練習に参加しました。移籍期限まで残り12時間あまりというタイミングでのこの動きは、彼が今季もセビージャのユニフォームを着て戦うことの決定的な証拠といえます。

クラブは当初、高額な給与を受け取る彼の放出によってサラリーキャップに大きな空きを作り、移籍市場での資金力に余裕を持たせることを目論んでいました。しかし、オリンピアコスからのオファーは条件面でまとまらず、もう一つの候補だったボローニャもウェルダー・ブレーメンからウインガーを獲得したことで交渉の扉が閉ざされました。

これにより、ルイス・ガルシア・プラサ監督の今季の新たな任務は、移籍交渉のために直近2試合で完全にメンバー外にしていたバルガスを再びチームの中心リーダーとして復活させ、その高い能力をチームのために引き出すことになります。 (via ElDesmarque / SPORT)

イサク・ビェルケボ

セビージャが獲得を目指すスウェーデン1部シリウス所属のウイング、イサク・ビェルケボが、月曜夜に行われたマルメ戦に先発出場した後に取材に応じ、セビージャからの関心や自身の去就について直接胸中を激白しました。

ビェルケボは現状について以下のように語っています。

『今回のシリウスでの試合が自分にとって最後になったかもしれない。移籍は間近に迫っている感覚はあるけれど、このまま残留することだって十分にあり得る。本当に何が起こるか分からない状態だ。ただ、自分が感じているのは、セビージャというクラブが本当に素晴らしい、偉大なクラブだということだ。ほんの2年前、自分はスウェーデン2部で最下位に沈むチームでプレーしていた。そこから今のこういう状況に立てていること自体、信じられない。自分が置かれている恵まれた環境に感謝しなければいけないけれど、選手である以上はもっと上へ、遠くへ行きたいと願うのは当然のことだ。最終的にどういう結末を迎えるにしても、自分は満足して受け入れるつもりだ。この夏はずっと様々な噂が飛び交い、精神的にも非常にキツい日々が続いていた。だから移籍市場が早く閉まって、どちらか一つのことに100%集中できるようになることは、大きな安心感につながる』

また、シリウスで同僚だったセビージャのスコットランド人フォワード、ロビー・ウレとすでに連絡を取り合っていることも認めました。

『さっき少し言葉を交わしたばかりだし、昨日も電話で長いこと話した。本当に良いコミュニケーションが取れたよ』

ただし、セビージャが最有力候補なのかという問いには『他にも多くのクラブが関心を示してくれている』と慎重に言葉を濁しました。さらに、強引に退団を勝ち取るようなことは拒否しています。

『無理やりチームを飛び出すような真似は絶対にしない。今の自分があるのはシリウスがここまで引っ張り上げてくれたおかげだ。だから練習をボイコットするような行為は、自分の辞書には存在しない』

ビェルケボは自身の移籍確率を「50%(五分五分)」と見ています。なお、シリウスのスポーツディレクター、ジョナサン・エーデルストレムも『海外の市場が閉まるまでは、どの選手にも動きがある可能性はある』と含みを持たせています。 (via Estadio Deportivo / ElDesmarque)

ホセ・マリア・ヒメネス

セビージャが、アトレティコ・マドリードに所属するウルグアイ代表のベテランディフェンダー、ホセ・マリア・ヒメネスの獲得に向けてアトレティコに打診し、レンタル移籍での交渉を進めていることが明らかになりました。

守備陣の再建を切望するセビージャのスポーツディレクター、ホセ・イグナシオ・ナバロが、アトレティコで出場機会を減らしつつあるヒメネスに白羽の矢を立てた形です。ヒメネスはディエゴ・シメオネ監督の構想において序列が下がっており、自身の役割を自覚して移籍を視野に入れています。

しかし、最大の障壁は彼の破格の給料です。セビージャがこのレンタルを成立させるためには、アトレティコが彼の年俸の約80%を負担することが最低条件となります。近年怪金に悩まされてきたヒメネスですが、昨季は25試合に出場し、今季もセビージャ戦などでピッチに立っています。この交渉の成否は、戦力外ディフェンダーのファビオ・カルドーゾを放出して資金的な余裕を作れるかどうかに直結しています。 (via Estadio Deportivo / SPORT)

ファビオ・カルドーゾ

唯一の完全な戦力外として残されているポルトガル人ディフェンダー、ファビオ・カルドーゾの退団をめぐるクラブとの交渉が、激しい金銭的対立によって完全に泥沼化しています。

カルドーゾは今夏のプレシーズン中、ずっとグループから離れて個別調整を行ってきました。クラブは残り1年となっている契約の解除に向けて交渉を行っていますが、現時点で全く合意の目処が立っていません。カルドーゾ側は現行の安くない年俸の全額受け取りを強く求めており、一切譲歩する姿勢を見せていません。一方でクラブは、過去のジョアン・ジョルダンやラファ・ミルの時のように、給与の大部分を肩代わりして放出するような痛手を再び被ることを避けたがっており、支払う金額を最小限に抑えようと譲りません。

もう一つのルートとして、かつて2年間所属したサウジアラビアのアル・アインへの完全移籍も浮上していますが、ここでもセビージャ側が移籍金を要求していることや、彼の高額な給料が障壁となり交渉が進んでいません。本日の練習でも彼だけが唯一完全に不参加となっており、市場最終日でのギリギリの解決を目指しています。 (via Estadio Deportivo / ElDesmarque)

チームトレーニング

今週末の日曜日に控えるエスパニョール戦に向けて、セビージャは本日火曜日から今週のトレーニングをスタートさせました。

このセッションでは、移籍の噂がありながらも練習に加わった選手や、現在のコンディションに合わせた調整を行う選手たちの様子が見られました。フランス人ミッドフィールダーのアグメ、イサク・ロメロ、ロビー・ウレの3名は、練習前の全体ミーティングの後にピッチではなくジムへと移動し、個別のコンディショニング調整に専念しました。

一方で、放出先を探し続けているものの現時点でオファーが届いていないディフェンダー、マルコンはチームの練習に参加しており、このままセビージャに残留する可能性が極めて濃厚となってきています。マルコンは今夏怪我に泣かされ、開幕から3試合連続で招集メンバーから外れていました。また、元同僚の移籍に伴いラシン・サンタンデールへの土壇場での復帰の噂が流れたペケも、特に滞りなく通常通りチームの練習メニューをこなしました。唯一の不参加となったのは、退団交渉が泥沼化しているファビオ・カルドーゾだけでした。 (via ElDesmarque)

ウイング補強の最新候補

移籍市場の終了が今夜23時59分に迫る中、セビージャのスポーツディレクター、ホセ・イグナシオ・ナバロはウイングの補強を完了させるため、急ピッチで実力派選手たちの調査を続けています。

その最新リストに挙がっているのが、リール所属の25歳のポルトガル人ウイング、フェリックス・コレイアです。リールが昨夏700万ユーロを投じて獲得したこのアタッカーに対し、セビージャは現在レンタルでの獲得交渉を行っています。昨季は48試合で5ゴールを挙げた実力者です。さらに、ファマリカオンのソリソや、フェイエノールトのゴンサロ・ボルヘス、さらにはレオン・ベイリーといった魅力的なウイング陣もリストアップされており、最後の瞬間までどの交渉が成立するか緊密に動いています。 (via Estadio Deportivo / ElDesmarque)

カルロス・アルバレス

セビージャの下部組織出身で現在はレバンテでプレーしているカルロス・アルバレスが、メキシコの名門クラブ・アメリカへの完全移籍に向けて極めて近づいています。

アルバレスはレバンテの指揮官の構想から外れており、契約も最終年に入っていることから放出が避けられない状況です。セビージャはレバンテへ彼を売却した際、保有権の一部(あるいは将来の売却時に発生する一定のパーセンテージ)を保持しています。そのため、メキシコへの移籍が正式決定した場合には、セビージャに最大で数百万ユーロの恩恵をもたらす可能性があり、これが市場最終日の補強資金に影響を及ぼす可能性もあります。 (via Estadio Deportivo)

デイヴィッド・ワシントン

セビージャはチェルシーの21歳ブラジル人フォワード、デイヴィッド・ワシントンのレンタル獲得交渉を依然として打ち切っておらず、並行して進めています。

すでにスタッシンの獲得合意を取り付けたものの、クラブはスタッシンとワシントンの「両獲り」を完全に排除してはいません。ワシントンはチェルシーで主に下部組織での登録となっており、トップチームではこれまで3試合の出場に留まっています。セビージャ側はレンタル移籍での加入を目指して、チェルシーとのクラブ間交渉を最後の最後まで継続していく意向です。 (via SPORT / Estadio Deportivo / Mundo Deportivo)

【本日の総括】

移籍市場最終日を迎えたセビージャFCは、ルーカス・スタッシンの獲得合意を皮切りに、ウイングやセンターバックの補強交渉を極限まで進めています。ルーベン・バルガスの残留練習復帰がチームに新たな光をもたらす一方、ファビオ・カルドーゾの退団泥沼化など、一刻を争う交渉が続いています。今夜23時59分のタイムリミットまで、その一挙手一投足から目が離せません。