コンラッド・ハルダー獲得失敗、フランスのストラスブールへ急転直下のレンタル移籍へ
獲得に向けて交渉が大詰めを迎えているとされていたライプツィヒの21歳デンマーク代表FWコンラッド・ハルダーだが、フランスのRCストラスブールへの移籍が急転直下で合意に達した。クラブ間の交渉は完全に決着しており、ハルダーは本日中にフランスへ渡り、メディカルチェックを済ませて今シーズン終了までのレンタル移籍契約を結ぶ予定である。セビージャは、獲得を決定していたオソをストラスブールへ放出したばかりだが、期待の若手アタッカーまでもが同じストラスブールに横取りされるという非常に痛烈な結末を迎えることになった。(via Estadio Deportivo)
オソがクラブの正式発表前にSNSでサポーターへ涙のフライング別れメッセージ
ストラスブールへの完全移籍が秒読み段階にあるカンテラ出身のジョアキン・マルティネス・ガウナ『オソ』だが、両クラブによる公式発表が未だ行われていない中で、本人が自身のSNSを通じて一足早くサポーターへ感動的な別れのメッセージを投稿した。オソは金曜日の時点でプライベート機でストラスブールに到着しメディカルチェックを済ませているが、ストラスブールのランス戦勝利やセビージャの試合日程が重なり公式発表が長引いている。
オソは自身のメッセージで、
『今日、私にとって大きな意味を持つ家からお別れを言う時が来ました。セビージャでの一章を閉じ、故郷から遠く離れた場所で新しいキャリアをスタートする時が来ました。これまで過ごした数年間は、学び、成長し、良い時も困難な時もありましたが、それらすべてが私をサッカー選手として、そして人間として成長させてくれました。夢と希望を抱いて加入し、このユニフォームとエンブレムを守る特権を得られたことを誇りに思いながら旅立ちます。すべてのチームメイト、監督、スタッフ、カンテラの皆さん、そして最初の日から自分と家族を温かく迎え入れてくれたクラブ職員の皆さんに心から感謝します。』
と感謝を述べ、続けてサポーターへ以下のように伝えた。
『サポーターの皆様、心から感謝いたします。最初の瞬間から多くの愛とサポートを届けてくれ、私をその一員だと感じさせてくれました。すべてのトレーニング、すべての試合、そしてすべてのボールに対して、このエンブレムのために全力を尽くしてきたことを誓います。私はこのユニフォームを着用して戦えたことを誇りに思い、チームの目標達成のために貢献できたという安らぎを感じながら、胸を張って去ります。セビージャへのコミットメントは常に絶対的なものであり、私は常にこのカラーを守り続ける覚悟でした。しかし、サッカーには時に個人の意志だけでは決定できない瞬間や進むべき道、下さなければならない決断があります。本日、私たちの道は分かれますが、私は下された決断を尊重し、このクラブが与えてくれたすべてに感謝しています。新しい挑戦に大きな希望と野望を持って挑みます。距離が離れても、この愛情は変わりません。さようならセビージャ、また会いましょう。』
このメッセージからは、移籍そのものが本人の強い希望ではなく、クラブの財政的な決断に端を発していたことを示唆しつつも、クラブへの溢れんばかりの愛が語られている。(via ElDesmarque)
ルベン・バルガスのギリシャ移籍は破談濃厚に、一転してセビージャ残留が極めて有力
数日間にわたりオリンピアコスへの移籍が確実視されていたスイス代表MFルベン・バルガスだが、ここに来て移籍交渉が完全にデッドロックに乗り上げている。ギリシャの現地メディアではすでにこの取引は破談したと見なされており、セビージャの経営陣も今回の売却が実現することに対して完全に懐疑的な見方に傾いている。チーム内でもトップクラスの高給取りであるバルガスを売却できれば、その巨額の給与節約と移籍金のプラス収支により、移籍市場最終盤で強力な補強資金となるはずだったが、現時点ではバルガスがこのままセビージャに残留するシナリオがほぼ確実なものとなっている。(via ElDesmarque)
ウェストハムの190cm万能DF/MFサングントゥ・マガサ獲得に向けて正式レンタルオファー提示
セビージャは、ウェストハム・ユナイテッドに所属するU-22フランス代表のサングントゥ・マガサの獲得に向けて具体的な交渉を開始した。身長190センチメートルを誇る屈強なフィジカルが武器のマガサは、ボランチだけでなくセンターバックも高水準でこなせるマルチプレイヤー。昨夏にモナコから1700万ユーロでウェストハムへ移籍したものの、昨季は26試合で1259分間の出場に留まっており、出場機会を求めて移籍を模索している。ゲタフェ移籍が目前に迫るネマニャ・グデリの万能な役割を継承できる存在として、セビージャは「買取義務付きレンタル」の条件で正式なオファーを提示した。この移籍にはセビージャの他、ボローニャも同様のオファーを送っているほか、ライプツィヒやリールも注視しており、激しい競争が予想される。(via Estadio Deportivo)
アトレティコ戦で先発のカストリンが去就に言及、契約延長を巡り「代理人にすべて任せる」
アトレティコ戦で先発に抜擢され、堂々たるパフォーマンスで首脳陣の期待に応えた若きDFアンドレス・カストリンだが、自身の将来については明確な明言を避けている。クラブはカストリンに対して9月中の合意を目指して契約延長オファーを提示しているものの、現行の低年俸を背景に複数の他クラブが彼の動向を調査している状況だ。試合後のインタビューで自身の去就について問われたカストリンは、
『正直なところ、自分は日々の仕事にただ集中している。敗北したことにひどく落胆しており、もっと自分もチームもやれたはずだと悔やんでいる。明日は何が悪かったのかを分析し、修正を加え、次の日曜日に勝点3を獲得することだけを考えている。それが自分にとって最も重要なことだ』
と話し、契約の進捗については、
『そういった去就や契約のことは、もう自分ではどうにもできない領域。代理人にすべてを任せてあるので、彼らが片付けてくれればそれでいい』
と代理人の判断に委ねる姿勢を示した。一方でセビージャでの居心地については『私はここでとても幸せだし、働きやすい環境に満足している。ただひたすら練習に取り組み、チームのために全力を尽くすだけだ』と愛着を口にした。(via ElDesmarque)
ガルシア・プラサ監督が激白、アトレティコの「偽9番バエナ」への戦術的混乱とエジュケ・シエラの裏話
アトレティコ戦で1-3の敗戦を経た後、ガルシア・プラサ監督は試合後の会見で、アトレティコの奇襲戦術に翻弄されたことを率直に認めた。体調不良で招集外となったフリアン・アルバレスの不在を受け、アトレティコは「中盤をダイヤモンドにし、両翼を広く張らせ、アレックス・バエナを前線のトップ(偽9番)に据える変則システム」を採用してきたが、これがセビージャの守備を大いに混乱させた。
監督は、
『前半はバエナがライン間で浮いてしまい、我々に大きなダメージを与えた。カストリンやキケに、バエナに対して前に出て潰すように何度も指示を送ったが、両ウイングが幅を取っていたため上手く機能しなかった。給水タイムでようやく修正をかけたが、直後にバエナに見事なミドルシュートを突き刺されてしまった。強い相手はこうした一瞬の綻びを絶対に見逃してくれない』
と語った。
さらに、移籍期限が迫る中でのオソの放出について、監督は財務面での落胆を以下のように明かした。
『オソの売却はクラブにまったくメリットをもたらさない。通常の移籍であれば、サラリー制限に数百万ユーロの空きができる。しかし、今回のオソの取引では、移籍金がプラス収支になり、かつ最も給与が低い選手の一人だったため、リーグの規則上、解放されるサラリー枠がほんのわずか(約200万ユーロ程度)にしかならない。どうしてこのようなおかしなルールになっているのか理解に苦しむが、これではスポーツ面で彼の代役となる選手を獲得するのは極めて難しい。』
選手個別の起用については、途中出場から素晴らしい輝きを放ったチディ・エジュケや、プロ初ゴールを決めたミゲル・シエラについて踏み込んだ言及をした。
『チディ・エジュケはもっとスターターとして起用できる実力がある。私がここに来てから彼は多くの試合に出場している。実は、アトレティコ戦に向けて当初はチディを先発させる戦術を準備していたが、試合前日に状況が変わり、より適応できると判断してジュリオ・ディアスを急遽抜擢した。オソの移籍がもう少し早く決まっていれば、トレーニングで戦術を熟成させることができたはずだ。また、初ゴールを決めたミゲル・シエラについては、昨年彼とプライベートで話した会話を覚えている。当時、大きな選手を抱えていた状況で、ミゲルに「今は非常に難しい時期だが、焦らずに来年に向けて牙を研いでおくように」と伝えた。その彼が今、期待通りに成長し、チームを救う活躍を見せてくれていることは本当に嬉しい』
と語り、チームの未来に対する揺るぎない信頼を強調した。(via SPORT) / (via Estadio Deportivo)
レオン・バイリー獲得に向けたアストン・ヴィラの「契約延長とセットのレンタル容認」トリック判明
獲得に向けた交渉が水面下で進められているアストン・ヴィラのジャマイカ代表FWレオン・バイリーだが、その破格の移籍を可能にする「仕掛け(トリック)」が明らかになった。ヴィラを率いるウナイ・エメリ監督は、バイリーが現在の2027年までの契約をさらに1年間延長することを合意すれば、十分な出場機会が得られるセビージャへのレンタル移籍を容認する構えである。イングランド2部のハル・シティやサウジのアル・ディリーヤも獲得へのアプローチを行っているが、セビージャの非EU枠の空き状況や、選手本人が最高峰のリーグでの出場機会を渇望していることから、セビージャにとって信じられないような市場の好機が現実味を帯びている。(via Estadio Deportivo) / (via ElDesmarque)
ハルダーを逃したセビージャ、SSラツィオのラトコフを再び最優先ターゲットに設定し最終交渉へ
獲得目前とされていたコンラッド・ハルダーが急転直下でストラスブールに渡ったことを受け、セビージャの補強部門は即座にプランBへの切り替えを強いられた。その結果、かねてより獲得を熱望していたSSラツィオのセルビア代表FWペタル・ラトコフが、再び最優先ターゲットとして交渉の最前線に浮上した。セビージャはかつてラツィオに100万ユーロの有償レンタルを打診したものの、ラツィオ側の1300万ユーロの完全移籍条件と噛み合わず交渉が停滞していた。さらに、レバンテやトゥールーズがここ数時間で急接近してラトコフ獲得を狙っている。しかし、ハルダーを失った今、セビージャのスポーツディレクターであるホセ・イグナシオ・ナバロは、オソの移籍によって捻出された微少なサラリー枠を駆使し、ラトコフ獲得を今夏の最大のターゲットとして最後の交渉に全力を注いでいる。(via ElDesmarque) / (via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
セビージャは移籍市場の最終盤に向けて大きな岐路に立たされている。獲得寸前と見られたハルダーをストラスブールに奪われた痛みは大きいものの、すぐさまラトコフへの再アタックを開始し、ウェストハムの万能MFマガサやバイリー獲得へ向けて活発に動いている。アトレティコ戦での手痛い敗戦から、ガルシア・プラサ監督が抱える戦術的な反省やカンテラーノたちの熱い思いが明らかに入る中、残り72時間を切った移籍ウィンドウでの補強部門の腕の見せ所に注目が集まる。
