プレシーズン最終戦サモラ戦での敗北と、売却秒読みの主将マヌエル・アンヘル

レアル・マドリードB(カスティージャ)は、本拠地エスタディオ・アルフレド・ディ・ステファノにて、サモラCFとのプレシーズン最後のトレーニングマッチを行いましたが、後半に喫した痛恨の1失点により、0-1での無念の敗戦を喫しました。

試合はカスティージャがボールを支配する時間があったものの、相手の粘り強いディフェンスの前に決定機を創出できず。後半、サモラのパウ・マスカローに鮮やかな連動からゴールを奪われ、最後まで追いつくことができませんでした。

この試合では、カスティージャの守護神ハビ・ナビャロが何度も超人的なセーブを見せてチームを救い、16歳の超新星センターバック、ジョアン・マルティネスがその誕生日を祝うかのような堂々たる守備でディフェンスラインを統率。しかし、前線でレイバがどれほどキレのあるドリブルでチャンスを作っても、ゴールをこじ開けることはできませんでした。

このカスティージャの敗戦の裏で、チームの絶対的な心臓(キャプテン)であり、アルベロア元監督から『お前をキャプテンにしたい』と絶賛されていた22歳の司令塔ミッドフィルダー、マヌエル・アンヘルのアルメリアへの完全移籍が、事実上の最終合意を迎えました。

交渉の具体的な数字は以下の通りです。

アルメリアは、マヌエル・アンヘルの保有権の50パーセントを「600万ユーロ」で獲得。マドリード側は、将来彼がさらに飛躍して移籍する際の手数料の「50パーセント」をキープする、非常にインテリジェンスなリセール権利を留保。

マヌエル・アンヘルの売却により、マドリードは今夏のカンテラ売却総額が驚異の「2億ユーロ」を突破することになり、クラブの金庫に莫大な売却益をもたらしました。カスティージャは、ほぼすべてのメンバーを入れ替える、劇的な再構築のプロセスへと突入します。 (via SPORT / AS)

セリエA移籍を決めた18歳の天才と、ミランからのエンドリックへの打診を拒絶

若手アタッカー陣の人員整理と、彼らの将来的な成長を促すための重要なオペレーションが公式に完了しました。

18歳のアルゼンチン人天才アタッカー、フランコ・マスタントゥオーノが、イタリア・セリエAのフィオレンティーナへ1年間の期限付き移籍(買取オプションなし)を行うことが正式発表されました。

マスタントゥオーノは昨シーズン、リバープレートから大きな期待を背負って加入したものの、環境への適応不足や鼠径部の怪ぐに苦しみ、35試合に出場(先発はわずか17試合)し、3ゴールという非常に悔しい不完全燃焼のシーズンを過ごしていました。マスタントゥオーノは、フィレンツェでの新たな冒険に向けて、次のようにその率率な本音を語りました。

『レアル・マドリードでの最初の1年間は、チーム全体にとっても個人にとっても、簡単なシーズンではなかった。本当に多くの困難に直面した。しかし、サンティアゴ・ベルナベウの最高峰のプレッシャーの中で過ごしたすべての経験は、私をアスリートとして何倍も大きく成長させてくれた。フィオレンティーナへの移籍は、マドリードに対する復讐(リベンジ)などでは決してない。私の愛するアルゼンチンの我が家のような温かさを感じるフィレンツェの地で、自分の本来のフットボールのクオリティを証明し、チームを全力で助けるための最高のチャンスなんだ』。

一方、ACミランが、ブラジル代表の怪物FWエンドリックの今夏での緊急レンタル移籍の可能性について、マドリードのフロントに公式な打診を行いましたが、レアル・マドリードはこれを『100パーセント不可能。検討の余地すら存在しない』として即座に完全拒絶しました。

モウリーニョ監督は、エンドリックが持つ圧倒的なパワーと戦術的な汎用性を非常に高く評価しており、特に中盤からサイドに流れるウインガーとしての適性を見極めているため、今シーズンは彼のファーストチームへの残留を強く保証しています。ただし、冬の移籍市場の段階において、もし彼が出場機会に著しく恵まれなかった場合には、短期的な期限付き移籍を考慮する可能性があることも付け加えられました。 (via SPORT / Estadio Deportivo)