『ロナウドのように』モウリーニョ監督から求められるプロ基準と新天地の熱量
チェルシーから5500万ユーロという大金で、今夏のディフェンスラインの目玉として完全移籍加入したスペイン代表左サイドバック、マーク・ククレジャが、白い巨人での過酷な練習強度、およびモウリーニョ監督の求める妥協なきアスリート基準について語りました。
ククレジャはインタビューに対し、指揮官の厳しいアプローチについてこのように明かしました。
『モウリーニョ監督は、私に対して常に、クリスティアーノ・ロナウドのようにストイックに自らを鍛え上げることを要求している。彼は練習のあらゆる場面において、今でもクリスティアーノを「マドリードの選手が体現すべきプロ意識の完璧な鏡」として引き合いに出し、私たちを極限まで追い込んでくるのだ。ピッチの至近距離で接するモウリーニョ監督は、私に凄まじい自信と、同時に深い心の落ち着きを与えてくれる。ピッチに入れば自分たちの力をすべて解放し、とにかくフットボールを楽しんで、全員の目標であるタイトル奪還を成し遂げようと語りかけてくれる。世界最高のクラブであるレアル・マドリードの白いユニフォームに袖を通すことは、私のキャリアにおけるこれまでの血のにじむような努力のすべてが報われた最高の栄誉であり、特権だと感じている』。 (via SPORT / MARCA)
開幕戦で先発予想されるドゥムフリースとアーノルドの凄まじい競い合い
エスパニョールとの開幕戦を前に、マドリードの右サイドバックのスターティングメンバーを巡る、世界最高峰の二大プレーヤーによる熾烈な先発争いが大きな注目を集めています。
最新の戦術予測によると、今夏インテルから獲得したオランダ代表DFデゼル・ドゥムフリースが、事前の大本命であったイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドをプレシーズン中の圧倒的なアピールによって押し退け、先発の座を掴み取る可能性が極めて濃厚となっています。
二人の今夏のプレシーズンにおけるスタッツは驚くほど拮抗しています。アーノルドの出場時間が「241分」であったのに対し、ドゥムフリースは「240分」とわずか1分差。先発起用回数においてもドゥムフリースが3試合、アーノルドが2試合と、モウリーニョ監督は二人の実力を完璧にイーブンな状態で見極めてきました。
ドゥムフリースは、オランダ人特有の圧倒的なフィジカルパワー、ピッチを縦に切り裂く爆発的な走力、指示やエリア内に侵入して自らゴールを陥れる高い攻撃のセンスを練習から存分に披露し、指揮官の信頼を勝ち取りました。
一方、今回の先発から外れる見込みのアーノルドについて、モウリーニョ監督が信頼を失ったわけでは決してありません。モウリーニョ監督はアーノルドの持つ唯一無二の長所、すなわち「ピッチの中央に入り込んで中盤から極上のゲームメイクを行う」インサイド・ロールとしての実力を高く評価しています。
これまでの練習試合においても、ドゥムフリースを右ウイング(攻撃的ハーフ)として一列前に配置し、アーノルドを本来の右サイドバックとして同時に120分間にわたり共存させるなど、モウリーニョ監督は『アーノルドの正確無比な長距離パスや視野の広さを生かして、左サイドのヴィニシウスやエムバペ、ディオマンデへ一気にサイドチェンジを行う』という、中盤の絶対的な配給基地としての起用法を確立しつつあります。エリート同士の火花を散らすバトルは、明日ついに最初の決着を迎えます。 (via SPORT)