ペドロ・ポロ バルサ会長熱望の右SBも1月獲得は見送り来夏へ先送りか

FCバルセロナはトッテナム所属のスペイン代表右サイドバック、ペドロ・ポロの獲得に関心を示している。しかし今冬の獲得は見送り、来夏へ先送りするシナリオが濃厚だ。一方でクリステンセンやガルシア、クンデらの負傷で守備陣が悲鳴を上げる中、ラポルタ会長が熱望する大物補強の動向として大きな話題を呼んでいる。

パリ・サンジェルマン戦やレアル・マドリード戦で守備の破綻を露呈したバルセロナにとって、最終ラインの補強は今季開幕当初からの喫緊の課題だ。一方でカタルーニャ・ラジオのポッドキャスト『Barça Reservat』によれば、ラポルタ会長とデコスポーツディレクターはポロに惚れ込んでいるという。ワールドカップの現場で直接プレーを視察して以来、本格的な獲得可能性を探り続けている状況だ。

しかしながら、交渉を阻む最大の障壁となっているのがトッテナム側が提示する6000万ユーロを超える高額な移籍金と給与面での厳しい条件だ。トッテナムはワールドカップ開催前にポロとの契約を2031年まで延長したばかりであり、チーム内でも最高給クラスの待遇を与えているため、簡単には手放さない構えを見せている。加えて、クラブの会計担当を務めるフェラン・オリベが言及した通り、バルセロナが1月に新たな選手を登録するには既存戦力の売却による資金増強が絶対条件となっており、現状の財務状況では身動きが取れない。

そのためクラブ首脳陣は、今冬の移籍市場での無理な資金投入を控える方針だ。昨季のジョアン・カンセロ獲得のような低コストのレンタルや、市場の機会を利用したセンターバック確保を優先する。この決定により、ペドロ・ポロの獲得動向は来夏の大型移籍市場へ持ち越される見通しという。

バルセロナは現場の補強要請と過酷な財政ルールの狭間で、苦渋の現実的判断を下した。一方で選手自身は将来的なラ・リーガ復帰に前向きな姿勢を保持している。そのため、クラブが来夏に向けて売却等で資金繰りを整理し、満を持してトッテナムとの本格交渉に臨めるかが今後の注目点だ。(via SPORT)