エセキエル・ポンセがエルチェへ電撃復帰!ヒューストン・ダイナモからの完全移籍が正式発表

エルチェCFは、アメリカのMLSに所属するヒューストン・ダイナモから、アルゼンチン人フォワードのエセキエル・ポンセを完全移籍で獲得したことを正式に発表しました。契約期間は2027年6月までの3年間となり、ピッチ上でのパフォーマンスや特定の目標達成度合いに応じて、さらに2年間の契約延長を可能にするオプションが組み込まれています。これにより、かつてエスタディオ・マヌエル・マルティネス・バレーロでサポーターの心を掴んだストライカーが、再び緑と白のユニフォームに袖を通すことが確定しました。ポンセは、持ち前の高い機動力、エリア内での力強いポジショニング、端的なスペースへのランニングを誇る万能型のアタッカーです。それに加え、前線からのインテンシティの高いプレスや泥臭い守備タスク、際立ったゴールへの嗅覚も備えており、新シーズンの1部リーグ(ラ・リーガ EA Sports)を戦い抜く上で、チームの攻撃を牽引する絶対的な大黒柱として期待されています。 (via MARCA)

新加入ブオナノッテとオソリオの会見裏で進められたペドロ・シノッカGMの交渉術

この劇的な復帰劇は、エルチェのペドロ・シノッカゼネラルマネージャー(GM)が主導する極めて慎重かつ迅速な交渉によってまとめ上げられました。金曜日の午前中に行われた新戦力のファクンド・ブオナノッテとアビエル・オソリオの公式入団発表記者会見の席において、シノッカGMは記者からポンセ獲得の噂について問われた際、合意書への正式な署名がまだ完了していなかったため、その時点での即座の明言を避けつつも、『ポンセは非常に具体的で、現実的な可能性として手元に存在している』と語り、水面下で交渉が最終局面にあることを示唆していました。そして、そのわずか数時間後の同日夜に、すべての手続きが完了して正式に復帰がアナウンスされるという、スピーディーで非の打ちどころのないフロントの立ち回りが光る結果となりました。シノッカGMは、ポンセの獲得が完了したことで前線の構築について、『エセキエル・ポンセが戻ってきたことで、私たちの攻撃陣は極めて競争力が高く、強力なクオリティを備えたものになったと確信している。この補強により、今夏のフォワードの獲得オペレーションは完全に完了したとみなしており、非常に満足のいく陣容を整えることができた』と明言し、今夏の補強プロジェクトに対する大きな手応えと自信を示しました。 (via SPORT)

ラファ・ミルらの退団で刷新されたエルチェの新たな攻撃陣の顔ぶれ

エルチェは今夏、攻撃陣のドラスティックな血の入れ替えを断行しました。昨シーズンまでチームの前線を支えていたラファ・ミル、アンドレ・シルバ、およびアルバロ・ロドリゲスといった主力フォワードたちが一斉にクラブを去ったことで、前線のパワー不足が懸念されていました。しかし、この空白を埋めるべく、フロントは今夏の市場でアビエル・オソリオ、フェル・ニーニョ、そして復帰したポンセという、まったく新しく瑞々しいエネルギーに満ちたアタッカー陣を確保することに成功しました。マルティン・アンセルミ監督率いる新生エルチェにとって、経験豊富でクラブのアイデンティティを熟知しているポンセの復帰は、若いオソリオや実力派のニーニョと並んで、異なる特徴を持つ前線のバリエーションを最大化し、ゴール不足という最大の課題を解決するための完璧なラストピースとなります。 (via SPORT)

スパルタク・モスクワやギリシャでの輝かしい活躍を経て帰還したポンセのキャリア

アルゼンチンのロサリオ出身で現在29歳となったポンセにとって、エルチェはかつて自らの価値を証明した馴染み深い我が家です。アルゼンチンの名門ニューウェルズ・オールドボーイズの下部組織で育った彼は、若くしてヨーロッパへ渡り、2022年2月から2023年夏にかけて初めてエルチェでプレーしました。当初はロシアのスパルタク・モスクワからの期限付き移籍でしたが、彼の献身的なプレーが評価されてクラブは買い取りオプションを行使。エルチェでの最初の在籍期間には、リーグ戦47試合に出場して5ゴールを記録したほか、コパ・デル・レイでも2ゴールを挙げ、2021/2022シーズンの劇的な1部残留をピッチで体験した一方、翌シーズンの悲痛な2部降格の苦しみも共に味わいました。エルチェ退団後はギリシャのAEKアテネへ移籍し、そこでは公式戦29試合に出場して15ゴールをマークするという驚異的な得点能力を爆発させて復活。その活躍が評価され、2024年にはアメリカのヒューストン・ダイナモがクラブ史上最高額となる投資を行って彼を獲得しました。アメリカでもその実力は衰えず、加入当初のレギュラーシーズン10試合で5ゴール、さらに2025年シーズンには32試合に出場して10ゴール1アシストを記録するなど、一貫して極めて高い得点水準を維持し続けてきました。かつてのスタジアムを知るポンセの復帰は、ピッチ上のみならず更衣室のリーダーシップとしても計り知れない価値をもたらします。 (via SPORT)

17日のデポルティーボ戦に向けたアンセルミ監督の5-2-2-1戦術と最新予想スタメン

エルチェは8月17日の月曜日21時00分より、敵地リアソルに乗り込み、9年ぶりにトップリーグへと復帰したデポルティーボ・ラ・コルーニャとの開幕戦に臨みます。マルティン・アンセルミ監督は、チームを脅かし続けた昨シーズンの降格の幻影やプレッシャーを完全に払拭し、新しいプロジェクトの輝かしいスタートを切るために、昨季から一貫してチームに浸透させてきた馴染み深い5-2-2-1の戦術システムを採用して敵地での勝ち点3を狙います。

予想される開幕戦のスターティングメンバーは以下の通りです。

・ゴールキーパーには、経験豊富なマティアス・ディトゥーロ。

・ディフェンスラインは、中央の3センターバックにビクトル・チュスト、ダビド・アフェングルーバー、そしてキャプテンのペドロ・ビガスが並びます。ただし、ビガスが直前まで体の違和感や不調を訴えている場合には、レドンドがその代役として先発の座を担うオプションが用意されています。右のウイングバックには期待のブバ・サンガレ、左にはヘルマン・バレーラが配置されます。

・中盤のダブルピボットは、ゲームの構築力と守備の強度を兼ね備えるゴンサロ・ビジャールとマルク・アグアドのコンビが確実視されています。

・2列目の2シャドー(トップ下)のセクションでは、グレイディ・ディアンガナが負傷による身体的なトラブルを抱えているため、そのポジションに若いアリ・ウアリーか、今夏期限付き移籍で加わったばかりのファクンド・ブオナノッテが先発に滑り込む可能性が高まっています。もう一方のサイドでは、ルーカス・セペダとマルティム・ネトが激しいスタメン争いを展開中。

・最前線の1トップには、プレシーズンから好調を維持しているフェル・ニーニョが基準点として君臨します。 (via ElDesmarque)

敵地リアソルをオレンジ色に染めるデポルティーボサポーターによる大規模抗議活動の全貌

エルチェが開幕戦で相まみえるデポルティーボの本拠地リアソルのスタンドは、ピッチ外の激しい衝突によって不穏なオレンジ色の熱気に包まれる見通しです。デポルティーボの公式サポーター連盟およびウルトラスグループであるリアソル・ブルースは、クラブ側が今夏にウルトラスや熱狂的なファンが陣取るゴール裏スタンド「マラソン・インフェリオール」の4,000人以上のシーズンチケットホルダーに対して課した新しい厳格な入場・セキュリティ管理規定に対し、猛烈な抗議活動を展開しています。ファン側はこの規制を『まるでグアンタナモの最高セキュリティ刑務所のようにファンを監視し、基本的人権や無罪推定の原則を完全に蹂躙する差別的で不当なものだ』として強く反発。プレシーズンマッチのレアル・マドリード戦で実施された「スタンドの完全ボイコット」に続き、今回のエルチェとの開幕戦においては、スタジアムに駆けつけるすべてのファンに対し、抗議の視覚的シンボルとして『全員がオレンジ色の服を着用して観戦すること』を呼びかける公式声明を発表しました。エルチェはこの異様なアウェイの雰囲気に飲み込まれることなく、自らのフットボールを展開して冷静にゲームを支配する必要があります。 (via ElDesmarque)

【本日の総括】

エルチェCFは、アメリカの地で高い得点力を証明し続けたアルゼンチン人FWエセキエル・ポンセを電撃的に獲得し、退団者が相次いでいた攻撃陣の再編を極めて高いレベルで完了させました。ペドロ・シノッカGMの手腕が光るこの補強により、チームはオソリオやニーニョらを含む非常に競争力の高い前線を構築。17日の月曜日に敵地リアソルで行われるデポルティーボ・ラ・コルーニャとの開幕戦に向け、アンセルミ監督は5-2-2-1のソリッドな戦術のもと、新戦力ブオナノッテらの即時投入も視野に入れつつ、降格のプレッシャーを完全に払拭する白星スタートを目指してサバイバルへと挑みます。