70m独走から圧巻の極上チップシュート!背番号11ヘルマン・バレラが魅せた歓喜の決定打

アウェイで行われたエスパニョール戦の後半77分、エルチェの背番号11を背負うヘルマン・バレラがフットボール史に残るような圧巻のプレースルーを披露しました。

自陣のディトゥーロが守るエリアとセンターラインの中間あたりでボールを持たない状態から一気に加速を開始したヘルマン・バレラは、テテ・モレンテから供給された絶妙なパスを受けると、相手マークをあっさりと置き去りにしました。相手DFはただ背番号11の背中とナンバープレートを眺めることしかできませんでした。

敵陣に入ってわずか3回のタッチでペナルティエリア内に侵入。追撃を試みる青白のユニフォームを身にまとったDFの追随を許さず、ゴール前という最も緊張が走る「危険地帯」へと到達しました。時速100キロから一気にゼロへと減速するような冷静さを発揮したムルシア出身のアタッカーは、慌てることなく頭を上げました。

194センチの巨躯を誇るエスパニョールの守護神ドミトロヴィッチが地に倒れ込み、下へのシュートしか選択肢がないと踏んだ瞬間を見逃さず、繊細な技術でボールを軽く浮かせました。ボールはバルカン出身GKの伸ばした手の先をすり抜け、見事な放物線を描いてネットを揺らしました。

この70メートルにおよぶ一人旅の末に生まれた芸術的なゴールは、試合に勝利のグラデーションをもたらす最高の締めくくりとなりました。

なお、ヘルマン・バレラはこのゴールシーンだけでなく、その直前にも相手DF陣をスピードで完全に引き剥がし、絶妙なマイナスの折り返しからセペダのポスト直撃シュートを演出するなど、終始相手守備陣の脅威となり続けていました。(via SPORT)