セルヒオ・ガルシアがエスパニョールBの監督に就任

エスパニョールのリザーブチームであるエスパニョールBの新時代が、セルヒオ・ガルシア新監督のもとで幕を開けた。現役時代にファンから愛情を込めて「ファレテ」と呼ばれ親しまれた彼は、ダニ・ハルケ練習場の記者会見場を超満員にしてお披露目された。会見には、クラブのスポーツ・ゼネラル・ディレクターを務めるモンチと、テクニカル・ディレクターのマルコ・オテロが同席した。

オテロは『元サッカー選手だからといって、それだけでここにいる元選手は一人もいない』と前置きし、第一にプロフェッショナルとしての能力を評価していることを強調した。ハビ・チカ、ハビ・マルケス、ビクトル・サンチェス、ラウル・ロドリゲス、そして今回のセルヒオ・ガルシアといったクラブにゆかりのある元選手たちを下部組織の指導者として呼び戻す戦略を推し進めている。モンチもこれに同調し、『我々がカンテラでさらに成長し続けたいと願う今の時期において、彼が理想的な監督だと信じているからこそ、彼はここにいるのだ』と彼への全幅の信頼を口にした。

ボン・パストール出身のセルヒオ・ガルシアは、これまでCFダムのフベニールAやU-17スペイン代表の監督を歴任してきた。代表チームでは、次回のU-17ワールドカップへの出場権を獲得し、権威あるアルガルヴェ国際大会で優勝を果たしたほか、今夏エストニアで開催された欧州選手権でもあと一歩で優勝という好成績を残している。

就任にあたり、セルヒオ・ガルシアは『彼らは私を信じてくれた。私たちが非常に優れた選手たちを輩出できると信じてくれている。そのために私たちはここにいる。彼らをしっかりと鍛え上げ、適切な時期にプロフェッショナルへと到達できるようサポートするが、それは決して簡単なことではない』と意気込みを語った。戦術面やチームの姿勢については『ここでインテンシティ(プレーの激しさ)は絶対に妥協しない。相手に自分たちを圧倒させてはならないし、我々にはしっかりとサッカーをするための人材が揃っている。しかし、我々のチームが持つインテンシティ、コミットメント、そしてキャラクターはピッチ上で証明されることになる』と力強く宣言した。

また、若手育成のアプローチに関しても『最も重要なのは選手を育成することだ。もしその選手が他のチームメイトより飛び抜けているためにプロセスを前倒しする必要があるなら、迷わずそうする。選手の成長を妨げるようなことは絶対にしない』と明確なビジョンを示した。この日から、さっそく10人のフベニール所属選手が彼の指揮下でプレシーズンのトレーニングをスタートさせている。

(via Mundo Deportivo)