ビジャレアルCF
(1,651日ぶりの欧州CL勝利!強盗被害に見舞われたグラチの不在を乗り越える)
ビジャレアルCFがUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第2節でイタリアの強豪ナポリをホームのラ・セラミカに迎え、3-1で見事な逆転勝利を収めた。クラブにとって欧州CLでの勝利は、ウナイ・エメリ体制下の2022年4月にバイエルン・ミュンヘンを破って以来、実に1,651日(11試合)ぶりの快挙となる。試合前夜、チームに衝撃的なニュースが走っていた。守護神のペテル・グラチが自宅で家族とともに銃器を持った過激な強盗グループの被害に遭う事件が発生。怪我はなかったものの精神的な強いショックを考慮し、イニゴ・ペレス監督はグラチを招集メンバーから外す決断を下した。これにより、今夏加入したブラジル人GKルイ・ジュニオールが今季の公式戦初先発として急遽ゴールマウスを守ることとなった。試合は開始早々の前半、ナポリのラフマニにセットプレーのこぼれ球を押し込まれ、厳しい先制を許す波乱の立ち上がりとなった。しかし、初先発となったルイ・ジュニオールは失点後も落ち着きを取り戻し、相手の強力な攻撃陣を相手に粘り強いセービングを披露してチームを後ろから支え続けた。 (via ElDesmarque)
ビジャレアルCF
(ジョルジ・ミカウタゼの泥臭い同点弾とジョゼ・モウリーニョの大砲で鮮やかな逆転劇)
先制を許したビジャレアルだったが、すぐさま反撃の牙を剥いた。前半20分過ぎ、ナポリのポリターノがバックパスのミスを犯すと、目ざとく反応したジョージア代表FWジョルジ・ミカウタゼがペナルティエリア内でボールを奪取。前に出てきた相手GKミリンコヴィッチ=サヴィッチを巧みなステップでかわすと、極限まで角度のない位置から右足を滑り込ませて技ありの同点ゴールを流し込んだ。勢いに乗るイニゴ・ペレス率いるイエローサブマリンは、そのわずか3分後にも怒涛の攻撃を見せる。相手クリアボールをペナルティエリア手前で拾ったDFサンティ・モウリーニョが躊躇なく右足を振り抜くと、地を這うような豪快なミドルシュートがゴール左隅へ突き刺さり、瞬く間に2-1と試合を引っくり返した。後半に入るとナポリのアレグリ監督がデ・ブライネらを投入して怒涛の反撃に出たが、ルイ・ジュニオールがデ・ブライネの決定的な一撃を超絶セーブで防ぎ切るなどゴールを割らせない。迎えた86分、カウンターから途中出場のタニ・オリワセユが抜け出すと、エリア内から豪快にゴールネットを揺らして決定的な3点目を奪い、勝利を確実なものとした。 (via SPORT)
ビジャレアルCF
(新ルールのピッチ外待機で9人になる波乱も耐え抜きアンフィールド戦へ弾み)
勝利を目前にした試合終盤、今季から導入された時間稼ぎ防止の新ルール(ピッチ上で医療スタッフの手当てを受けた選手は一定時間ピッチ外で強制待機する規定)により、ビジャレアルが予期せぬ窮地に立たされる場面があった。負傷手当てを受けたビジャレアルの2選手が同時にピッチ外へ出されたことで、チームは一時的に9人でのプレーを余儀なくされた。ナポリが怒涛のパワープレイを仕掛けてくる中、イニゴ・ペレス監督はベンチから必死に指示を送り、ラ・セラミカを埋め尽くしたサポーターの大歓声にも背中を押されてこの前代未聞のピンチを死守した。前節の不甲斐ない戦いから見事に立ち直り、今季欧州CLで初の勝ち点3を獲得したビジャレアル。イニゴ・ペレス体制の戦術的な完成度と粘り強さを見せつけたチームは、次節に控える最高峰の聖地アンフィールドでのリヴァプール戦に向けて、大きな自信と弾みを付けることとなった。 (via MARCA)