RCDマジョルカ
RCDマジョルカは、敵地グラナダでの第2節に0-2で敗れ、開幕2試合で勝ち点の上積みができずに足踏み状態となっています。試合ではパブロ_トーレ選手、ジト・ルブンボ選手、アダム・ブクサ選手らが起用されたものの、グラナダのインテンシティに圧倒され、決定的なチャンスをほぼ作れず無得点で完敗を喫しました。(via MARCA)
しかし、フロントオフィスはピッチ外で極めて大きな注目を集める補強オペレーションを成功させています。スペイン代表としても数々の栄光を極め、セビージャ、リヴァプール、ビジャレアル、および昨季はコモでセリエA昇格を果たした34歳の左サイドバック、アルベルト_モレノ選手を完全フリーで獲得。2027年までの契約(1年延長オプション付き)を公式発表しました。モレノ選手にはレバンテなども熱烈なオファーを送っていましたが、マジョルカのプロジェクトが決め手となりました。モレノ選手は『私にマジョルカのプロジェクトを説明してくれた時、この大好きなチームを本来あるべき1部の舞台へ連れて行くという挑戦に深く魅了された。このチームを昇格させるために、自分のフットボールと経験のすべてを捧げる覚悟だ』と力強く語りました。グラナダ戦はスタンドからの観戦となりましたが、彼の加入はこれからの長い昇格レースに向けて極めて大きな精神的支柱となります。(via Estadio Deportivo)
レアル・サラゴサ / アスレティック・ビルバオ
ラ・リーガ・ハイパームーション(2部リーグ)全体の移籍市場のレベルを計る上において、現在3部の連盟1部に身を置いているレアル・サラゴサ、およびアスレティック_ビルバオの若い才能を巡る水面下の動きが、2部各クラブの大きな関心を引いています。
まず、3部での戦いを強いられながらも1年での2部復帰、さらにはその先の1部復帰を目指して大刷新を進めるレアル・サラゴサ。Lalo Aranteguiスポーツディレクターは、ラシング_サンタンデールとの4年間の契約を満了してフリーの身となった34歳のベテラン右サイドバック、マルコ_サンガッリ選手の獲得を熱望。サンガッリ選手は昨季37試合に出場し、ラシングの1部昇格に多大な貢献を果たした実力派です。サラゴサ側は速やかな契約を求めていますが、サンガッリ選手自身は『私はまだ2部の激しいピッチで十分に戦える肉体を有している。まずは2部のクラブからのオファーを最後の1秒まで見極めたい』として、サラゴサに対して数日間の保留を要求。サラゴサ側は交渉成立に向けて懸命な説得を継続しています。(via SPORT)
また、サラゴサは攻撃を加速させるため、レアル・ベティスBに所属する22歳の有望アタッカー、ボルジャ_アロンソ選手の獲得にも動いています。アロンソ選手は昨シーズン、31試合に出場して7ゴール1アシストを記録したものの、ベティスBが4部へ降格したことを受け、上のカテゴリーでのプレーを強く望んでいます。しかし、このアロンソ選手の獲得交渉には、2部に所属するいくつかの強豪クラブが参入しており、激しい争奪戦が展開されています。(via Estadio Deportivo)
一方で、アスレティック_ビルバオは、昨シーズンにラシング_サンタンデールへローン移籍し、わずか5試合の出場ながら2ゴール1アシストをマークしてスペイン全土を驚かせた19歳の天才FWマネックス_ロサーノ選手との契約延長(現在の2029年までの契約をさらに延長)を完了させました。ロサーノ選手は2026年の初頭に右膝の前十字靭帯を断裂する大怪我を負い、現在はレサマで懸命なリハビリプログラムの最終段階にあります。アスレティックは、彼の流出を防ぐために、違約金を現在の2000万ユーロから一気に6000万ユーロへと引き上げる条項に合意。ロサーノ選手の怪我が完治したあかつきには、彼に実戦経験を積ませるため、今冬、あるいは来シーズンに向けて、2部の競争力のある強豪クラブへ再びローン移籍させる方針を決定しており、2部のスカウト陣は彼の回復状況を24時間監視しています。(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
第2節を終えたラ・リーガ・ハイパームーション(2部)は、早くも実力派クラブたちの明暗がくっきりと分かれる、過酷でエキサイティングな勢力図が形成されつつあります。ヒホンはアントニオ_カサスの電撃獲得とラルカモン監督のシステム変更(4-2-3-1)により見事な初勝利を飾り、エイバルやグラナダもそれぞれバリャドリード、マジョルカを破って勝負強さを示しました。一方、バリャドリードは開幕2戦で勝点0・無得点という歴史的な不振にあえぎ、アンドラも0-2のリードから後半ロスタイムにセルタBに4失点を喫して大逆転負けを喫しました。ジローナは至宝ミン_ス・キムを失うファイナンスの決断を下し、マジョルカはアルベルト・モレノを迎えて巻き返しを狙うなど、ピッチ外の緊密な補強レースも含め、昇格をかけた戦いはかつてないほど熱く燃え上がっています。