ラ・リーガ26/27シーズンの開幕を飾るゲタフェ戦の開催概要と観戦ガイド

いよいよラ・リーガ EAスポーツの26/27シーズンが幕を開けます。栄えある開幕戦の大役を任されたのがデポルティーボ・アラベスであり、本拠地メンディソルサにホセ・ボルダラス監督率いるゲタフェCFを迎え撃ちます。この大注目の開幕戦は、2026年8月15日の土曜日、19時30分にキックオフとなります。会場となるエスタディオ・デ・メンディソルサは19,840人の観客収容能力を誇り、地元ババソロのサポーターたちの熱烈な声援がチームを力強く後押しすることが期待されています。この一戦はテレビおよびオンラインの生中継を通じて楽しむことができ、Movistar Plus LaLiga(La Liga TV Barチャンネル)や、DAZN(DAZN LaLigaチャンネル M55 O113)で視聴が可能です。リーグ戦全38試合という長い旅路の最初の一歩であり、ホームで勝ち点3を掴み取って好スタートを切るための極めて重要な一戦となります。(via Estadio Deportivo)

キケ・サンチェス・フローレス監督が語る確かな手応えと移籍市場の現状

今シーズンを最初から指揮することになるキケ・サンチェス・フローレス監督は、開幕に向けたチームの仕上がりに大きな自信を示しています。指揮官は開幕を前にして、対戦相手や周囲に対して『アラベスのレベルは上がっている』と警告を発しました。今夏の移籍市場におけるアラベスの動きは、わずか4人の新加入選手を迎えるに留まっており、大きな革命こそ起こしていませんが、現行スカッドの完成度に対する指揮官の信頼は揺るぎません。監督は移籍市場の現状について、『もし現在の状態でメンバーが確定して市場が閉まったとしても、何の問題もない。プリメーラという厳しいトップリーグで十分に戦い抜くために必要な戦力はしっかりと揃っている』と言明しています。その一方で、移籍期間の終了まであと2週間を残す中で、『今後の選手の放出や動きを完全に否定するわけではない』とも語り、戦力の最終微調整に対して含みを持たせています。(via Estadio Deportivo)

5-3-2システムを巡る激しい先発ポジション争いと各セクションの流動性

キケ・サンチェス・フローレス監督は、この開幕戦に向けて5-3-2の戦術的布陣を採用してホームでの戦いに臨む構えです。しかし、先発イレブンの選定においては、いくつかのポジションで激しい競争と直前の判断を迫られています。

最大の焦点となっているのは、前線でトニ・マルティネスの相棒を務めるストライカーの選定です。有力候補であるルカス・ボジェは身体的な痛みを抱えており、出場が不透明な状況にあります。もしボジェが100%のコンディションに満たない場合、プレシーズンで非常に良い動きを見せてグループの輪に再合流したマリアノ・ディアスか、もしくは若きアイトール・マニャスがトニ・マルティネスと前線でコンビを組むことになります。

さらに、左サイドのレーン(ウイングバック)ではジュセフ・エンリケスとアブデ・レバシュが先発の座をかけて激しく火花を散らしています。ディフェンスの中央部分においても、ヴィル・コスキとオライスの2人がスタメン枠を激しく奪い合っている状況です。中盤の構成では、アントニオ・ブランコとパブロ・イバニェスの2人が先発に内定していると見られますが、その相棒となるポジションを巡ってカルレス・アレーニャとデニス・スアレスのベテラン勢が競り合っており、さらに新加入のミケル・ロドリゲスがそこに割って入る可能性も取り沙汰されています。現時点での先発予想メンバーは、GKにシベラ、DFラインにアンヘル・ペレス、テナグリア、コスキ(またはオライス)、ジョニー、ジュセフ(またはレバシュ)、中盤にアレーニャ(またはデニス・スアレス)、ブランコ、イバニェス、そしてFWにボジェ(またはマニャス)とトニ・マルティネスが名を連ねています。(via ElDesmarque)

昨シーズンの苦闘と14位フィニッシュから繋ぐ新シーズンへの現在地

デポルティーボ・アラベスにとって、昨シーズンは非常に苦しいサバイバルの道のりでした。エドゥアルド・コウデ前監督の退任に伴うチームの混乱を収拾すべく、シーズン途中にキケ・サンチェス・フローレス監督が電撃就任。非常に複雑で困難な状況を引き継いだ新生ババソロは、最後まで泥臭く粘り強い戦いを続け、最終的に勝ち点43を獲得して見事に14位でラ・リーガ残留を勝ち取りました。昨季の厳しい残留争いを経て、今季は最初からフローレス監督の戦術的哲学が浸透した状態でシーズンをスタートできるという大きなアドバンテージがあります。チームは歴史的に「謙虚なチーム」の枠組みに属しながらも、サポーターの熱狂的な愛に包まれるホームスタジアム、メンディソルサで無類の強さを発揮することを知っており、その要塞を軸に今季はさらなる高みと安定した順位を目指します。(via Mundo Deportivo)

チームの血の入れ替えを断行した今夏の移籍補強・放出選手の全貌

今夏の移籍市場において、アラベスは限られた予算の中で極めてピンポイントかつ効果的な補強を展開しました。

新たにチームへと加わったのは以下の3選手です。

・オランダのFCユトレヒトから加入したミゲル・ロドリゲス

・イタリアのフィオレンティーナから加入したニコラス・バレンティニ

・クロアチアのNKイストラから加入したヴィル・コスキ

一方で、昨季の戦いを支えた重要な選手たちの退団も発表されています。

・チームの主力であったヨン・グリディは、フリートランスファーでセビージャFCへと完全移籍

・ビクトル・パラダは、ロシアのスパルタク・モスクワへと旅立ちました

・アシエル・ビジャリブレは、セグンダのレーシング・サンタンデールへと完全移籍を完了させています

昨季の戦術的ベースを維持しつつ、新たな若きディフェンダーやアタッカーを組み込むことで、チームの選手層を薄めることなくプリメーラでの競争力を維持する構えです。(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

デポルティーボ・アラベスは、昨シーズンの途中交代劇による残留争いの苦難を乗り越え、キケ・サンチェス・フローレス監督の戦術が完全に浸透した状態で新シーズンをスタートします。今夏の移籍市場では、ヨン・グリディなどの主力を失いつつも、ヴィル・コスキら若く優秀なタレントを確実に補強。5-3-2システムを軸とした先発枠の激しい競争はチームに高い活気をもたらしており、本拠地メンディソルサにゲタフェを迎える開幕戦で勝ち点3を死守し、さらなる飛躍のファーストステップを踏み出す準備を整えています。