ゴンサロ・ペティットのカディス移籍合意、契約詳細とEU外枠対策の全貌

若きウルグアイ人FWゴンサロ・ペティットのカディスへの期限付き移籍が、クラブの公式発表を待つのみの最終段階に入っています。ペティットはルイス・デル・ソル練習場を後にする姿が捉えられており、すでにカディスでのメディカルチェックを無事に通過したとみられます。契約期間は2027年6月30日までの1年間で、買取オプションは付帯しません。カディス側が彼の年俸を全額負担するほか、一定の出場試合数を満たさなかった場合には経済的なペナルティが科される条項が盛り込まれています。

今夏、デンマークのミッティランやフランスのオリンピック・リヨンから完全移籍の打診が届いていました。これらを受け入れれば、昨夏にナシオナル・モンテビデオへ支払った450万ユーロの初期投資をすぐに回収できたものの、クラブ側は彼の将来的な成長を信じて手放さず、スペイン2部で実戦経験を積ませる選択をしました。背景には、現在ベティスのEU外選手枠(ナタン、アントニー、デオッサ)が全て埋まっており、ペティットを今季登録できないという法的な問題もあります。今回のカディスへのレンタルにより、スペインでの継続居住期間が2年に達するため、二重国籍(スペイン国籍)の申請資格が得られます。将来的にEU外枠を圧迫しないパスポートを手にすることは、ベティスにとっても極めて大きなメリットとなります。(via MARCA)

出場機会ゼロのアルバロ・フィダルゴに電撃退団の動き、月曜練習後に強化部と極秘会談

今年1月にクラブ・アメリカから200万ユーロで加入したアルバロ・フィダルゴが、移籍市場閉幕直前に電撃退団する可能性が浮上しています。フィダルゴは今季の開幕3試合(レアル・ソシエダ、バレンシア、レバンテ戦)でベンチ入りしたものの、登録選手の中で唯一1分も出場機会を得られていません。ペレグリーニ監督は、最初の2試合の欠場理由を膝のケガからの回復遅れと説明していましたが、コンディションが完全に戻ったとされる直近のレバンテ戦でも出番は訪れませんでした。

月曜日の練習には通常通り参加したものの、練習終了後にスポーツディレクターのマヌ・ファハルドや補佐役のアルバロ・ラドロン・デ・ゲバラが待機する練習場に最後まで残っていたことが確認されており、退団に向けた極秘会談が行われた模様です。クラブは、ダニ・セバジョスの再獲得と新たな中盤補強のサラリー制限および選手登録枠を確保するため、フィダルゴの売却を最優先事項として模索し始めました。29歳という年齢を考慮し、レンタルではなく完全移籍での放出を目指しています。選手自身はまだ他クラブと具体的な交渉を始めていないものの、ラ・リーガ内外のクラブから強い関心が寄せられており、今後の数時間が決定的なものとなります。(via Estadio Deportivo)

ネルソン・デオッサ、ロシア名門からの1200万ユーロに及ぶ巨額オファーを頑なに拒絶

中盤刷新の資金源として期待されるコロンビア人MFネルソン・デオッサですが、本人は頑なに退団を拒み続けています。ロシアのスパルタク・モスクワが、固定と変動を含めて総額1200万ユーロ(約19億円)という巨額の正式オファーを提示しました。さらにメキシコのクラブ・アメリカからも打診がありましたが、デオッサはスポーツ的な競争力が低いリーグへの移籍を全面的に拒否しています。本人は、プレミアリーグのようなトップリーグの強豪クラブからの魅力的な提案でない限り、動くつもりはないという強い意志を崩していません。

過去には、ブラジルのヴァスコ・ダ・ガマとの合意直前で『キャリアの後退になる』として自ら交渉を破談にし、リバープレートやクラブ・アメリカの打診も拒絶してきました。ペレグリーニ監督が開幕から彼に一定の出場時間を与えていることも、本人のベティス残留への自信を後押ししています。クラブとしては、1年前に獲得した当初からプレミアリーグへの将来的な売却を描いていたものの、市場の締め切りが迫る現在は、どの宛先であっても売却を成立させて中盤のスペースを空けたいのが本音です。(via ElDesmarque)

バルサのMFマルク・カサド獲得へ緊急交渉開始、移籍形態とレバークーゼンの存在が障壁に

バルセロナでハンス・フリック監督の構想から外れている22歳のMFマルク・カサドの獲得に向けて、ベティスがここ数時間で本格的に動き出し、クラブ間で最初の接触を持ちました。バルサ側は、市場価値1800万ユーロのカサドを完全移籍で放出し、将来の売却時に一定の権利(パーセンテージ)を保持することで、まとまった資金を確保したい構えです。しかし、サラリーキャップに制限があるベティスは、買取オプション付きのレンタル移籍を望んでおり、移籍の条件面で大きなギャップが生じています。

さらに、ドイツのバイエル・レバークーゼンもカサドの動向を熱心に追っており、レバークーゼン側はバルサの求める完全移籍の費用を支払う準備があるため、選手本人にとっても魅力的な移籍先となっています。なお、移籍市場の専門家であるマッテオ・モレットは、カサドのベティス行きの可能性を完全に否定する見解を示しており、最終盤の展開は混沌としています。(via SPORT)

ジョニー・カルドーゾ復帰の噂を関係者が否定、現時点でベティスからのアプローチは皆無

かつてベティスで活躍し、昨夏に2400万ユーロ(プラスボーナス500万ユーロ)でアトレティコ・マドリードへ移籍した米国代表MFジョニー・カルドーゾですが、古巣復帰のシナリオは極めて現実味が薄いことが分かいました。カルドーゾは昨季アトレティコでケガに悩まされ、今季もシメオネ監督のもとで開幕3試合中わずか5分間の出場にとどまり、苦境に立たされています。

ベティスへの中盤補強の一手として電撃復帰の噂が流れたものの、選手の周囲に近い関係者は、現時点でベティスからのコンタクトやオファーは一切受けていないと語っています。移籍市場の閉幕が目前に迫る中、この復帰劇が実現する可能性は極めて低い状況です。(via Estadio Deportivo)

Bチーム得点王ロドリゴ・マリーナの去就が緊迫、代理人が練習場で将来を話し合い

Bチームであるベティス・デポルティーボの絶対的なストライカーである20歳のロドリゴ・マリーナの去就が、緊迫の度を増しています。月曜日、彼の代理人がルイス・デル・ソル練習場を訪れ、クラブの幹部陣と今後のキャリアについて直接話し合いを持ちました。マリーナは今季、実質4部相当の2部RFEFでプレーし続けることを望んでおらず、プロリーグへの昇格を強く求めています。

以前には、イタリア・セリエBのアヴェッリーノから、固定80万ユーロ、ボーナス20万ユーロ、将来の売却時の30%の権利をベティスに譲渡する売却案が届き、合意に近づいていました。しかし、市場閉幕間近で代わりの補強が困難となった現在、ベティス側は彼の価値を2000万ユーロ以上の完全移籍のみに設定し、安易な安売りやレンタルでの放出は認めない方針に切り替えています。同時に契約更新も提示していますが、ポルトガルのモレイレンセやアルヴェルカ、キプロスのパフォス、さらにはラ・リーガ2部のグラナダやカディス、セウタ、そしてバルサ、レアル・マドリード、セルタのBチームなど非常に多くのクラブが関心を寄せ続けています。(via Estadio Deportivo)

Bチームの若き盾ジャン・エマニュエル・ヌゴランを巡りバルサBとラージョが争奪戦を展開

ベティス・デポルティーボでディフェンスの要を務めるコートジボワール人の20歳DFジャン・エマニュエル・ヌゴランの獲得に向け、バルサB(バルサ・アトレティック)が猛烈なアプローチを仕掛けています。バルサBは今夏、ジョニ・エルナンデス、フアン・イバラ、イグナシ・ケール、ハビ・カストロなど多くの選手を相次いで補強。1部連盟への復帰を果たすため、さらなるディフェンス強化の目玉として、ユースリーグでも卓越したパフォーマンスを見せたヌゴランを熱望しています。

一方で、ラージョ・バジェカーノもこの争奪戦に加わっています。ラージョはバルサBとは異なり、『トップチームのスカッド入りを直接争うチャンスを提供する』という大きな強みを活かしてアピールしています。ベティスはこれまで、2部のアルバセテやコルドバからのオファーを拒否してきましたが、この実績ある2クラブの参入により、移籍市場最終盤での去就が急展開を迎えています。(via SPORT)

Cチームのラミン・ゲイェがダービーで超ロングシュート、週末の開幕戦へ最高の仕上がり

今週末の日曜日に開幕する3部RFEF第1節のセビージャダービー(ベティスC対セビージャC)を前に、プレシーズンの前哨戦ダービーが開催され、ベティスCがセビージャCを4-1で下してタイトルを獲得しました。この試合で最大の主役となったのが、Cチーム所属の20歳のセネガル系スペイン人MFラミン・ゲイェです。ゲイェは自陣からセビージャのキーパーの不意を突く、目の覚めるような超ロングシュートを決めて会場を熱狂させました。

ゲイェは昨季、1部連盟のオウレンセCFへ期限付き移籍し、42試合に出場して実戦経験を積みました。今季は復帰し、ベティスCでプレーする予定です。ベティスCは2022年の再設立以来、4年連続の昇格を果たして今季は実質5部リーグに挑みます。プレシーズンでの大勝によりチームの士気は最高潮に達しており、公式戦ダービーでの開幕勝利に向けて期待が高まっています。(via Estadio Deportivo)

ロペテギ監督が愛弟子イスコを大絶賛、セビージャ時代の真実と現在の活躍へ祝福のメッセージ

現在ウェストハムを率いるフレン・ロペテギ監督が、かつて自らの強い要望でセビージャに獲得したイスコについて、変わらぬ深い愛情と賛辞を語りました。イスコは現在ベティスでサポーターから絶大な人気を誇っていますが、かつてセビージャでプレーした際はロペテギの解任に伴い不遇の退団を遂げた経緯があります。

ロペテギ監督は当時を振り返り、当時の獲得について『彼がセビージャに来たのは、私たちの強い個人的な関心があったからで、モンチも獲得がチームに利益をもたらすと納得してくれたからだ』と明かしました。さらに、当時の重要性について『彼が在籍していた期間、コンディションが50%であっても、あのシーズン開幕当初は私のチームで最も重要な選手の一人だった。その後に何が起きたかは、私がすでにクラブを去っていたので答えられない』と愛弟子を擁護。現在のベティスでの活躍に対しては、『セビージャは非常に優れた選手を獲得し、今はベティスがそれを存分に楽しんでいる。ベティスにとってもイスコにとっても素晴らしいことだ。何よりも私はイスコを一人の人間として愛しており、彼の今後の幸せを心から願っている。彼はこれまでの私のキャリアで、サッカーを最も楽しませてくれた選手の一人。セビージャでの最後だけでなく、スペイン代表やレアル・マドリードでも絶対的なトップ選手だった』と、最大限の祝福と惜しみない賛辞を送っています。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

移籍市場の閉幕が目前に迫る中、ベティスは選手登録枠とサラリー上限を解放するための人員整理に全力を尽くしています。ゴンサロ・ペティットのカディス移籍が秒読み段階に入る一方で、アルバロ・フィダルゴやネルソン・デオッサを巡る退団交渉がダニ・セバジョスの復帰や新たな中盤補強を成功させるための決定的な鍵となっています。BチームやCチームの有望株たちの動きも活発化しており、残り少ない時間の中でクラブの最終形が決まることになります。