ダニ・セバージョスの帰還へ
🟢ダニ・セバージョスとレアル・ベティスは、再び道を交える運命にある。セバージョスはレアル・マドリードを公式に退団し、フリーエージェントの身となった。これにより、彼は移籍金を伴わずに任意のクラブと交渉することが可能となった。マドリードとの契約は2027年まで残っていたが、彼は約1000万ユーロ(総額)もの未払い給与を放棄するという大きな決断を下した。
🟢彼の絶対的な優先事項は、緑と白のユニフォームを再び着ることである。その証拠に、サウジアラビアからの高額なオファーや、ビジャレアル、ユベントスといったクラブからのより好条件な誘いをすべて拒否している。さらに、アヤックスがマドリードに600万ユーロを支払う準備をしていたオファーも断った。
🟢最大の障壁は金銭面にある。ベティスはイスコが受け取っている約300万ユーロ(純額)という給与上限を超えることはできない。しかし、クラブは彼に4年程度の長期契約を提示することで、その差を埋める考えを持っている。マヌエル・ペレグリーニ監督、スポーツディレクター、そして理事会も満場一致でこの復帰を支持している。
🟢また、セバージョスはSNSでもベティスへの愛をアピールしている。U-19欧州選手権で活躍したベティス下部組織のホセ・アントニオ・モランテ(19)に向けて、『最高の瞬間はこれからやってくる』とメッセージを送り、近い将来一緒に練習する可能性を示唆している。近日中に正式な契約交渉が行われ、金銭面の合意点を探る最終章に突入する。(via SPORT / Estadio Deportivo / ElDesmarque)
ファクンド・ベルナル獲得合意
🇺🇾レアル・ベティスは、チャンピオンズリーグ復帰のシーズンに向けた最初の補強として、ウルグアイ人MFファクンド・ベルナルの獲得を実質的に決定づけた。ベティスは何ヶ月も前から彼を追跡しており、フルミネンセと口頭での基本合意に達した。昨夏にも700万ユーロのオファーを出して拒否されていたが、今回は約800万から850万ユーロに提示額を引き上げたことでフルミネンセが了承した。フルミネンセは将来の売却益の一定割合を保持する条件が含まれている。
🇺🇾現在、クラブは選手本人と最終的な契約交渉を行っている。ベルナルには4年から5年の長期契約が提示されており、給与やパフォーマンスボーナスの詳細を詰めている段階である。ベルナル(22)自身もヨーロッパへの飛躍を熱望しており、ベティス行きを好意的に受け入れている。さらに彼はイタリアのパスポートを所持しているため、非EU枠を占有しないという大きなメリットがある。
🇺🇾187cmの守備的MFである彼の市場価値は、2025年6月の200万ユーロから現在は600万ユーロへと急上昇している。昨季はケガで1ヶ月離脱したものの、18試合(1008分)に出場し2アシストを記録した。スタメン定着には至っていないが、ブラジル国内ではヨーロッパ挑戦への準備が整っていると高く評価されている。セルジ・アルティミラやネルソン・デオッサの退団に伴う中盤の再編において、重要な第一歩となる。(via SPORT / Estadio Deportivo)
セルジ・アルティミラ移籍完了
✈️セルジ・アルティミラのスポルティング・デ・ポルトガルへの移籍が完了に向かっている。日曜日の夜、彼はリスボンの空港に到着し、多数のメディアとファンから熱烈な歓迎を受けた。月曜日にメディカルチェックを受け、2031年6月30日までの新たな契約に署名する予定である。
✈️移籍金は1850万ユーロに加え、容易に達成可能なボーナス200万ユーロが設定されている。アルティミラはライプツィヒへの移籍を優先していたが、ドイツのクラブから納得のいくオファーが届かなかったため、スポルティングCPの強力なオファーを受け入れた。スポルティングCPは彼に8000万ユーロの契約解除条項を設定し、将来の交渉の主導権を握る構えだ。また、アルティミラ自身もこの移籍金のうち15%を受け取ることになる。ベティスは将来の売却益のパーセンテージを保持していない。
✈️空港でアルティミラは、『ここにいられてとても幸せで、とても楽しみです。昨シーズンのチャンピオンズリーグを含め、チームの試合は見ていました。ルイ・ボルジェス監督とも話しましたし、ここで成功するのが待ちきれません。可能な限りすべてのタイトルを勝ち取りたいです』と野心的なコメントを残している。
✈️この取引はベティスにとって莫大なキャピタルゲインをもたらす。2023年の夏にヘタフェから獲得した際にかかった費用はわずか161万ユーロ(選手に20万、ヘタフェへの補償金140万)であったため、ボーナスを除いても約1500万ユーロの純利益となる。マヌエル・ペレグリーニ監督の下では準レギュラーの立ち位置だったため、スポーツ面での影響は最小限に抑えつつ、経済面で大成功を収めた取引となった。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)
ナタンの大型売却計画
💰ベティスは6月30日(あるいは7月上旬)の会計年度末までに収支を均衡させる必要があり、アルティミラの売却だけでは3000万から4000万ユーロと言われる赤字を埋めるのに不十分である。そこで、ブラジル人DFナタン・デ・ソウザの売却が急浮上している。
💰昨夏、ラツィオやリーズ・ユナイテッドからナタンに対する2700万ユーロのオファーがあったが、ベティスはこれを拒否した。しかし現在、クラブは彼に最低3500万ユーロ(理想は4000万から4500万ユーロ)の価格を設定し、市場に出している。昨夏、ナポリから買い取りオプションを行使して900万ユーロ(プラス100万ユーロのレンタル料)で獲得したことを考えれば、実現すれば大幅な利益が見込める。現在の彼の市場価値は2500万ユーロとされている。
💰すでにバルセロナのスポーツディレクターであるデコが、選手の代理人と会談し獲得条件を問い合わせたことが明らかになっている。さらに、プレミアリーグやセリエAの複数のクラブも関心を示しており、ベティスは条件を満たすオファーが届けばすぐにでも放出を許可する構えだ。(via Estadio Deportivo / SPORT)
ネルソン・デオッサの移籍が停滞
⏳コロンビア人MFネルソン・デオッサのヴァスコ・ダ・ガマへの移籍交渉が停滞している。クラブ間では固定額と変動額を合わせて約1200万ユーロで実質的に合意に達しており、実現すれば投資額の回収と少額の利益が見込まれていた。
⏳しかし、ヴァスコ・ダ・ガマの株主問題による事務的な遅れに加え、選手自身が契約条件で合意に至っていない。これを機にデオッサは、以前に交渉を保留していたリーベル・プレートやメキシコのクラブ・アメリカなど、他の関心を持つクラブとの話し合いを再開させた。
⏳ベティスは6月30日までにこの売却を会計に計上することは難しいと見ているが、選手が時間を稼いで将来を再考しているだけであり、最終的には同様の条件で退団することになると確信している。(via ElDesmarque)
W杯2026で躍動するベティス戦士たち
🌍ベティスからW杯に参加した6選手全員が、それぞれの国を代表して見事に決勝トーナメント(ラウンド32)進出を果たした。
🌍アルゼンチン代表のジオヴァニ・ロ・チェルソは、グループKのヨルダン戦(3-1)でW杯初出場と初先発を果たし、見事な直接フリーキックで先制ゴールを記録した。試合後彼は、『W杯でプレーできて、ゴールでデビューできたのでとても大きな感動です。2022年はケガでプレーできなかったので。多くの瞬間を経験してきて、今日のことは忘れられません』と喜びを語った。また、リーベル・プレートへの移籍の噂について問われると『いいえ、今はその話をする時ではないと思いますし、それが起こるとも思いません』と否定し、『あそこ(ベティス)と契約がありますし、本当に快適です。今は100パーセントこのユニフォームを守ることに集中していますし、この先にはとても美しいことが待っています』と忠誠を誓った。次戦はカーボベルデと対戦する。
🌍モロッコ代表のソフィアン・アムラバトは、最初の2試合は出番がなかったものの、最終節のハイチ戦(4-2)でフル出場し、首位通過に貢献した。試合終盤に軽傷を負ったが、次はオランダとの厳しい一戦が控えている。
🌍メキシコ代表のアルバロ・フィダルゴは、デビュー戦の南アフリカ戦に先発し、チェコ戦(3-0)では代表初ゴールを記録して無失点での首位通過に貢献した。次はエクアドルと対戦する。
🌍DRコンゴ代表のセドリック・バカンブは、グループステージ全3試合に先発出場し、ゴールこそないものの攻撃の基準点として活躍した。次はイングランドという強敵に挑む。
🌍スイス代表のリカルド・ロドリゲスは、グループBで不動のレギュラーとしてリーダーシップを発揮し、首位通過の原動力となった。次はアルジェリアと対戦する。
🌍コロンビア代表のクチョ・エルナンデスは、ウズベキスタン戦でアシストを記録するなど存在感を示し、グループ首位でガーナとの試合に臨む。(via SPORT / ElDesmarque / Estadio Deportivo)
契約満了と退団選手たち
👋6月30日をもって、アドリアン、リカルド・ロドリゲス、セドリック・バカンブの3選手が契約満了により確実にクラブを去る。クラブはすでに彼らに対して契約延長を行わない旨を通知している。
👋チミー・アビラについては2027年まで契約が残っていたが、ベティスはわずか5万ユーロを支払うことで最終年の契約を解除できるオプションを行使し、彼にも退団を通達した。
👋フェネルバフチェからレンタル加入していたソフィアン・アムラバトについては、クラブは彼の残留を強く望んでいるものの、経済的な隔たりが大きすぎるため、現実的には退団が濃厚と見られている。
👋その他にも、ゴンサロ・ペティットはプレシーズンに参加するもののレンタル移籍が確実視されている。ノベル・メンディはラージョ・バジェカーノへ約350万ユーロとボーナスで売却された。パブロ・ガルシアも純利益をもたらす形での退団が予想されている。アブデに関してはニューカッスルが関心を示しているが、ベティスは交渉に応じず、6000万ユーロの契約解除金を満額要求している。(via Mundo Deportivo / Estadio Deportivo)
カンテラ首脳陣の大刷新
🏢ベティスの下部組織(カンテラ)で大規模な構造改革が進行している。ミゲル・カルサドが率いる部門は、20年以上クラブに継続して在籍してきた11人制サッカーコーディネーターのグスタボ・サンチェスと、国内スカウトチーフのナチョ・カスティージョの解任を決定した。
🏢グスタボ・サンチェスは2004年にクラブに加入し、ファビアン・ルイス、ダニ・セバージョス、ジュニオル・フィルポ、アサネ・ディアオといった名だたる選手の育成に携わってきた。ナチョ・カスティージョはヤニスやヘスス・ロドリゲスなどの才能を発掘し、ベティスCの4連続昇格にも大きく貢献した人物である。
🏢この数週間で、育成部門のテクニカルセクレタリーを務めていたオスカル・カラソも退団し、後任としてアルベルト・コルデロが就任している。今後はティノ・ルイス・カブレラが指揮する方法論部門が、カンテラにおいてより大きな責任を担う体制へと移行する。(via ElDesmarque)
ベティス・デポルティーボ動向
👦ベティス・デポルティーボ(Bチーム)は、パルメイラスから獲得していた19歳のブラジル人CBロブソン・フェルナンデスのレンタル期間をもう1シーズン延長することを決定した。彼は冬の移籍市場の締め切り直前に加入したものの、ビザの問題で4月までチームに合流できず、ダニ・フラゴソ監督の下でデビューを果たすことができなかった。
👦しかしクラブは彼のポテンシャルを高く評価しており、セグンダRFEFからの昇格を目指すプロジェクトの一員として残留させる。この契約には、300万ユーロで保有権の50%を買い取るオプションが付随しており、ゼニト・サンペテルブルクなどが関心を示す中で、クラブは彼の将来的な価値上昇に期待を寄せている。
👦また、U-19欧州選手権に出場しているスペイン代表のホセ・アントニオ・モランテ(ベティス下部組織)が、ウェールズ戦(0-7)で2ゴールを挙げる大活躍を見せた。この日19歳の誕生日を迎えたモランテは試合後、『契約があるし、来年もベティスにいたい。僕の人生のチームだ。とても良かった。自分のプレーにとても満足している。この2ゴールは誕生日を祝うのにも役立つよ』とクラブへの強い愛着と喜びを語った。(via Estadio Deportivo)
小ネタ
🗣️元ベティスの指揮官であるキケ・セティエンが、現在のスペイン代表におけるペドリの起用法を痛烈に批判した。ラジオ番組のインタビューで彼は、『ペドリはバルセロナでは、今回の(代表の)チームメイトとよりもずっとうまくコミュニケーションをとっている。ロドリやファビアンには、引いた相手に対して狭いスペースでパスを通す精度が欠けている』と指摘し、代表チームの戦術に疑問を投げかけた。
🗣️一方、マンチェスター・シティの新監督に就任したエンツォ・マレスカについて、チェルシー時代にレアル・ベティスを相手にカンファレンスリーグとクラブW杯を制覇した過去の栄光がメディアで紹介され、セビージャがベティス戦でのタイトル獲得を祝ったというエピソードも取り上げられている。(via ElDesmarque / Estadio Deportivo)
【本日の総括】
ダニ・セバージョスの復帰やファクンド・ベルナル獲得など来季に向けた補強が進む一方、決算期を前にセルジ・アルティミラの売却完了やナタンの大型移籍計画など、財政バランスを整えるための動きが加速しています。W杯で活躍する選手たちやカンテラの大改革も含め、クラブはピッチ内外で大きな転換期を迎えています。