スウェーデン代表MFイェンス・カユステ獲得合意
スウェーデン代表の強力なセントラルミッドフィールダー、イェンス・カユステが、ナポリからの買い取りオプション付きレンタル移籍で加入することが決定しました。
昨シーズンはプレミアリーグのイプスウィッチ・タウンでプレーし、フランスのスタッド・ランスでもチャンピオンズリーグに出場した経験を持っています。ナポリが1200万ユーロを投じて獲得したこの27歳は、1.88メートルの強靭な体格を誇る大型ミッドフィールダーです。アメリカとスウェーデンの二重国籍(父親がハーフのハイチ系アメリカ人、母親がスウェーデン人)を持ち、スウェーデン代表としても25試合に出場しています。
特徴は、短いパスを正確につなぐ判断力、ビルドアップの開始点としての能力、そしてチームの攻撃を一気に加速させる推進力です。レアル・マドリード戦で脆さを見せた守備陣に安定感をもたらすことが期待されています。
当初はネマニャ・グデリの獲得を目指していましたが、契約上の問題で破談となったため、すぐにナポリとカユステの交渉をまとめ上げました。イタリア国内での報道によると、合意内容の詳細は『マラガは、ナポリに所属するイェンス・カユステを買い取りオプションが付いた形で、まずは期限付き移籍で獲得することに合意した。メディカルチェックの承認を経て正式に契約が成立する見込みだ』とされています。なお、買い取りオプションの金額は800万ユーロになると噂されています。(via ElDesmarque, Mundo Deportivo, MARCA)
快速左サイドバックのアダム・アズヌがレンタル加入
左サイドバックを求めていたなか、エヴァートンから20歳のモロッコ代表アダム・アズヌを1シーズンのレンタルで獲得しました。買い取りオプションは含まれておらず、今シーズンはBチーム(フィリアル)登録として背番号39を着用します。
アズヌは攻撃センスが非常に高い左サイドバックで、時にはウイングもこなす高いユーティリティ性を持っています。かつてバルセロナ(ラ・マシア)で2019年から2022年まで育ち、その後ドイツのバイエルン・ミュンヘンへと移籍しました。バイエルンではブンデスリーガ、UEFAチャンピオンズリーグ、さらにはFIFAクラブワールドカップでトップチームでの出場機会を得るなど、20歳とは思えない豊かな国際経験を持っています。昨シーズンの後半はレアル・バジャドリードへとレンタルされ、ラ・リーガで13試合に出場。今夏にエヴァートンへ移籍したものの、イングランドでは出場機会に恵まれず、出場時間を求めての加入となりました。
代表としてはスペインとモロッコのユースを経験し、2024年に18歳の若さでモロッコのA代表デビューを飾り、すでに3キャップを持っています。クラブの合意にまつわる詳細は『モロッコ代表のアダム・アズヌがエヴァートンから1年間の期限付きで、買い取りオプションなしでマラガに加入することが公式に決まった。Bチーム登録となり、背番号は39を身に付ける』という形になっており、退団したダニ・サンチェスの穴を埋め、左サイドの重要な補強となりました。(via SPORT, MARCA)
守備の緊急事態にフアン・ベロカルを完全移籍で補強
移籍市場の終了間際、ヘタフェから27歳のセンターバック、フアン・ベロカルを完全移籍で獲得することが決まりました。契約をあと1年残していたヘタフェとの交渉がまとまり、あとは署名するだけの状態となっています。ベロカルは火曜日にメディカルチェックを受ける予定です。
この補強は、現在発生している守備陣の深刻な状況に対応したものです。現在、守備の中心を担うべきフェルナンド・カレロとムリージョが怪我で離脱しており、代表ウィーク明けまで復帰できない見込みとなっています(カレロの方がやや早く戻る予定)。そのため直近の3試合はエイナル・ガリレアとレシオの2人が先発センターバックを務めており、控えには長期の負傷から戻ってきたばかりのアレックス・パストールしかいないという綱渡りの状態でした。
ヘレズ出身のベロカルは左右どちらのセンターバックでもプレーできる能力を持っており、2021年のセグンダ時代にも噂されましたが、当時はスポルティング・ヒホンへと移籍していました。昨シーズンはMLSのアトランタ・ユナイテッドへレンタルされ、20試合に出場。アメリカ側は買取オプションを所持していたもののそれを行使せず、ヘタフェへ戻ったあとはホセ・ボルダラス監督の構想外として別メニューで調整していました。2024/25シーズンにはプリメーラで19試合に出場した経験もあり、彼の加入は守備陣に大きな安定と安心感をもたらすはずです。現在、状況は『フアン・ベロカルの獲得は、署名が完了すれば完全移籍として成立する見込みとなっており、火曜日にはメディカルチェックを受ける予定だ』と報じられています。(via ElDesmarque, MARCA, SPORT)
右ウイング補強の可能性を模索
現在、急ピッチで選手補強を進めているなかで、スポーツディレクターのロレン・フアロスは攻撃陣のさらなる強化も諦めていません。
現在、チームは前線の選択肢を増やすために、右ウイングの獲得も視野に入れて計算を重ねています。ピッチの幅を広げられるドリブラー、あるいはサイドから攻撃を活性化させられるウインガーを求めていますが、この最終盤の補強は『ピッチの両サイドでの戦術の幅を広げる右ウイングの補強を目指すものの、獲得の成否はチームの給与制限に収まるかどうかの財政面にかかっている』とされており、慎重な調整が続けられています。(via ElDesmarque, MARCA)
厳しいアウェイ連戦を終え次章へ
アトレティコ・マドリード戦、そしてレアル・マドリード戦という、非常に過酷なアウェイ連戦を終え、チームは現実を突きつけられました。
しかし、ここからが本当の戦いの始まりです。昨シーズンのような素晴らしい感覚と自信を取り戻すため、選手たちも『直近の敗戦から早く立ち直り、昨シーズンの良い状態を取り戻すために、次のレバンテ戦、そしてセルタ・デ・ビーゴ戦に全力を注ぐ必要がある』と切り替えており、この2試合で確実に勝ち点を拾い、立ち直るためのロードマップをすでに描き始めています。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
移籍市場最終日に向けてマラガの動きが激化しています。ナポリからスウェーデン代表MFカユステ、エヴァートンから左SBアズヌの獲得を正式に決め、さらにヘタフェからDFベロカルの完全移籍獲得も大詰めを迎えています。負傷者が多く守備崩壊が懸念されていたチームにとって、この補強はまさに最高の救済措置と言えます。
