サンタンデール〜バレンシア架け橋を歩んだ『40人の名選手』の系譜!ジギッチやカナレスから激闘の歴史を紐解く
伝統の一戦となるラシン対バレンシアですが、両クラブの歴史は実に40名もの共通の選手たちによって深く結びつけられています。
その代名詞と言えるのが、ラシンで一躍スターとなりバレンシアへ移籍した巨漢FWニコラ・ジギッチです。彼がバレンシアのユニフォームを着てエル・サルディネーロに凱旋するたびに、スタジアムは大きな熱気に包まれました。また、ラシンの下部組織出身でバレンシアでもプレーし、今夏再び古巣ラシンへ復帰を果たしたセルヒオ・カナレスの存在も欠かせません。
防衛陣では、ラシンの要として活躍した後にバレンシアの守備の柱となったエセキエル・ガライをはじめ、ハビエル・アリスメンディやアレクシス・ルアーノらも両クラブで足跡を残しました。さらに歴史を遡れば、レジェンドのパコ・ヘントを筆頭に、アルバロ・セルベラ、サルバ・バリスタ、ホセ・マヌエル・シエテス、マリオ・レゲイロといった往年の名選手たちが名を連ねます。
現在もこの「サンタンデール〜バレンシア架け橋」は途切れておらず、昨季バレンシアに期限付き移籍していたGKジュレン・アギレサバラや、現在バレンシアからのローンでラシンに所属するMFアンドレ・アルメイダ、そしてアカデミー出身のCBファク・ゴンサレスなど、現役のメインキャストたちが激闘の歴史を継承しています。(via ElDesmarque)
アギーレ監督が掲げる若手育成革命!『年齢も出場数も見ない』宣言と佐藤龍之介の時差ボケゼロ神対応&語学力
前監督カルロス・コルベラン時代の若手冷遇から一転、アギーレ新体制下のバレンシアでは下部組織出身の若手たちに大きなチャンスが巡ってきています。
アギーレ監督は記者会見で、アーロン・メイヨール、ダビド・オトルビ、アイマル・ブラスケスら若手3名について問われると、かつて16歳のギルベルト・モラをメキシコ代表に抜擢してワールドカップで先発起用したエピソードを引き合いに出し、『私はパスポートの年齢も、プリメーラで1試合しか出ていないか200試合出ているかも一切気にしない。一週間を通じて良いパフォーマンスを見せた者がピッチに立つ』と力強く断言。『バレンシアの強みは間違いなく素晴らしいカンテラにある。ギドラの壁画を見ても、どれほど見事な人材を排出してきたか圧倒される』とアカデミーの質を絶賛しました。実際、国際中断期間中もメイヨールとオトルビをBチームに下ろさず、トップチームの完全な一員として手元で鍛え上げています。
さらにアギーレ監督は、今夏加入した日本の超新星・佐藤龍之介とイングランド代表MFハーヴェイ・エリオットの順応ぶりについても詳しく言及。佐藤龍之介については、日本代表での活動を終えた直後、自ら志願して予定より早くバレンシアへ戻り、新監督との顔合わせと練習参加を果たした姿勢を大絶賛しました。『彼の試合はすべてチェックしていたが、日本サッカー協会から連絡があり、彼は時差ボケ(ジェットラグ)一つ見せずにチームへ合流してくれた。彼のプロ意識と姿勢には非常に感銘を受けたよ。極めて技術が高く素晴らしい選手だ。日本語は恐ろしく難しい言語だが、彼はスペイン語と英語の習得スピードが驚くほど早い。彼が最も活きるポジションを必ず見つけ出したい』と熱弁を振るいました。一方のエリオットについても、個人的に栄養士を雇って絞り込んだ肉体と高い技術を称賛し、二人のウインガー不在を補うキーマンとして大きな期待を寄せています。(via Superdeporte)