メガクラブ争奪戦の裏側
バルセロナの元取締役マネレ・アロヨがRAC1のラジオ番組『Tu diràs』に出演し、2003年夏にロナウジーニョを獲得した際の知られざる舞台裏を告白しました。
当時、PSGに所属していたロナウジーニョを巡っては、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長も強く獲得を望んでいました。しかし、マドリードはその夏にデイヴィッド・ベッカムをスター選手として獲得したばかりであり、ロナウジーニョを即座にチームに組み込むのではなく、PSGに1年間期限付き移籍(レンタル)で残そうと画策していました。
これに対し、当時PSGの親会社であったCanal+の仲介や、PSGオーナーとなったフランシス・グライエ氏と親密な友人関係にあったアロヨ氏が介入。バルセロナ副会長となったサンドロ・ロセル氏と協力し、獲得交渉を急速に推し進めました。
『私とグライエ氏との間の深い信頼関係があったからこそ、フロレンティーノ・ペレスに勝つことができたんだ。レアル・マドリードはロナウジーニョを欲しがっていたが、ベッカムのお披露目と重なるのを嫌がり、1年間PSGに留め置こうとしていた。グライエ氏はペレス会長からロナウジーニョを求めるメッセージが届くたびに、私にその内容を教えてくれたよ』
マドリードのレンタル案の隙を突き、即座に完全移籍での獲得を決断したバルセロナが争奪戦を制し、その後のクラブの歴史を大きく変えることとなりました。(via SPORT)