4,990日ぶりの宿敵の地へ

レアル・マドリードを率いるジョゼ・モウリーニョ監督にとって、今週末のカンプ・ノウでのクラシコは極めて特別な意味を持ちます。2013年3月にレアル・マドリードの指揮官として訪れて以来、実に13年ぶり(4,990日ぶり)のカンプ・ノウ帰還となります。

バルセロナはジョゼ・モウリーニョの監督キャリアにおいて最も多く対戦した相手であり、今回の試合で通算28回目の対戦(リヴァプールの27回を抜いて単独最多)となります。同時に、カンプ・ノウはジョゼ・モウリーニョが指導者として最も多くの敗北を喫してきたスタジアムでもあります。

1990年代後半にボビー・ロブソンやルイ・ファン・ハールのアシスタントコーチ兼通訳としてバルサで経験を積んだジョゼ・モウリーニョですが、その後の歩みは波乱に満ちています。

チェルシー時代の2005年にカンプ・ノウで敗れた際、ライカールト監督がフリスク審判の控室に入ったと糾弾し審判が引退に追い込まれる事件を引き起こしたほか、インテル時代の2010年CL準決勝ではカンプ・ノウで敗れながらも決勝進出を決め、散水栓が作動するピッチ上を指を立てて駆け回るパフォーマンスを披露しました。

レアル・マドリード監督に就任した2010年秋の初クラシコでは「5-0(マニータ)」の惨敗を喫し『キャリア最悪の敗北』と認めた一方、翌2011年のスーパーカップでは乱闘の中でバルサの故ティト・ビラノバ助監督の目に指を突っ込む前代未聞の不祥事を起こし、試合後に『ピト(隠語)・ビラノバなんて名前の人物は知らない』と言い放つなど、数々の猛烈な因縁を巻き起こしてきた歴史があります。(via SPORT)