バレンシア戦のベンチでパウ・クバルシと話した私的会話が読唇術で暴露され炎上し謝罪に追い込まれる事態に

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バルサのロドリがベンチで漏らした「あいつら超ヘタクソ」の読唇術暴露劇 Movistarの動画削除と謝罪を巡る大波紋

FCバルセロナに所属するロドリが、バレンシアCF戦の最中にベンチで口にした私的なつぶやきが読唇術によって暴露され、スペイン国内で大きな波紋を広げています。

問題のシーンは、ロドリがベンチへ下がった後に起きました。隣に座っていたチームメイトのパウ・クバルシと会話を交わしていた際、ロドリは口元を隠すことなく自然体で話していました。その際、対戦相手であるバレンシアのプレーに対して『あいつらは本当に下手くそだ』と吐露した様子を、試合を中継していたMovistar Plusのカメラが完璧に捉えていました。

中継局のMovistar Plus Deportesは、名物企画である読唇術の演出を用いて、ロドリの発言に声と字幕を付けた映像を公式SNS等に投稿しました。しかし、投稿直後に動画が削除されたため、一時は「誤読だったのではないか」との見方も浮上しました。ところが、ロドリ本人が発言内容を否定することなく礼儀正しく謝罪を行ったことで、発言が事実であったことが証明される形となりました。映像を削除したことでかえってSNS上での拡散に火がつき、動画が何倍にも転載されて炎心が拡大するという裏目に出てしまいました。

この騒動に対し、バレンシアのカルロス・コルベラン監督は、ロドリの謝罪を受けた上で『非常に不適切な発言である』と厳しく批判し、不快感を表明しました。

一方で、今回の事態に対しては冷ややかに受け止める声も少なくありません。公のインタビューや記者会見で発言したわけではなく、ベンチ内での私的な会話をカメラで盗み撮りされたに過ぎないという点です。かつてヴィニシウス・ジュニオールがメスタージャのスタンドに向けて指で『2部へ落ちろ』とあからさまにジェスチャーして煽ったような意図的な挑発とは根本的に性質が異なると指摘されています。

さらに興味深いのはバレンシアサポーター自身の反応です。多くのファンは激怒するどころか『今のチームはかつての強豪の面影もない無気力な集団であり、ロドリの言った通りだ』と自虐的に受け止めています。かつてリーグ優勝を果たした時代には、新体制発表会で会長にブーイングを送るほど目が肥えていたメスタージャのスタンドが、今やクラブの不甲斐なさと凡庸さに慣らされてしまっている現状が浮き彫りとなりました。SNS上での過剰な正義感や叩き合いの滑稽さを含め、現代サッカーを取り巻くメディアとファンの複雑なリアクションが交錯した騒動となっています。(via MARCA)