左サイドバックの完全な空白地帯

ペップ・チャバリアの電撃的なチェルシー移籍はクラブに莫大な移籍金をもたらした一方で、チームのピッチ上に深刻極まりない戦術的な危機を突きつけることになりました。

現在、ラージョのトップチームには、本職の純粋な左サイドバックが1人も存在しないという極めて歪で深刻な緊急事態に陥っています。これまで長年にわたり強固なディフェンスラインを形成してきた主力の一人であるパチャ・エスピーノが、昨シーズン限りで契約満了に伴い退団し、アルゼンチンのレーシング・クラブへと新天地を求めて移籍したためです。

これにより、チャバリアの移籍と合わせて、左サイドバックのポジションにおける2つの登録枠が同時に完全に空席となってしまいました。

さらに悪いことに、ラージョは移籍市場における選手獲得プロセスの遅れだけでなく、クラブ運営のピッチ外においても「千と一つの問題」と表現される様々な内部課題やトラブルを抱えており、これが補強スピードに少なからぬ影を落としています。ダビド・コベニョスポーツディレクターは、開幕戦を前にこの致命的な守備ラインの穴を突貫工事で埋めるべく、移籍市場において極めて慌ただしくかつ困難な交渉の舵取りを強いられています。 (via ElDesmarque / SPORT)