新ストライカー獲得戦線とドフビクの動向
バカンブやチミー・アビラがこの夏に退団したことで、ベティスはクチョ・エルナンデス(現在はワールドカップ後の休暇中)とポジションを争えるトップレベルのストライカーの獲得を最優先課題としている。
数ある候補の中で、最も注目を集めているのがローマのウクライナ代表FWアルテム・ドフビクだ。
当初、ローマはジローナから約4200万ユーロで獲得した彼の移籍金の未償却分を回収しようと、約2300万ユーロの完全移籍を求めており、ベティスにとっては手が届かない存在だった。しかし、イタリア国内でジェノアが獲得に乗り出したことで状況が変化している。
ジェノアは、ドフビクをローマに迎え入れたダニエレ・デ・ロッシ監督が指揮を執っており、ドフビク自身も彼の存在に魅力を感じてイタリア残留に傾いているとされる。ジェノアは買い取りオプション付きのレンタルを打診しており、350万ユーロ(手取り)という高額な年俸の一部をローマに負担してもらう形で交渉を進めている。
ローマ側も完全移籍のオファーがないことからレンタルに前向きになっており、この買い取りオプション付きレンタルという条件であれば、ベティスにも獲得のチャンスが生まれる。
ドフビクは昨季、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の下で構想外となり、太ももの怪我で4ヶ月離脱するなど不遇のシーズンを過ごした(18試合で627分出場、3ゴール)。市場価値は1500万ユーロまで下落している。
彼はスペイン復帰を望んでおり、アヤックス(ミチェル監督が就任予定)からのオファーも拒否している。スペインの環境に慣れており適応の時間が不要な点は、ベティスにとって非常に高く評価されている。
もしドフビクの獲得が難しい場合、ベティスはケヴィン・デンキー、フランクリノ・ジュ、ファビオ・シウバなどの代替候補もリストアップしている。
(via Estadio Deportivo)