既存FW陣の陣容とカンテラーノの昇格

新たなストライカーを獲得するかどうかについては、クラブ内に迷いもある。現状、来季のストライカーとして確実に計算されているのはミケル・オヤルサバルとオリ・オスカルソンの2人である。キャプテンのオヤルサバルはスペイン代表の一員としてW杯に参加しており、サウジアラビア戦のスタメン候補にも名が挙がっている。

そのオヤルサバルは来季も再び絶対的スタメンとして起用される見込みであり、セカンドトップとしてプレーする機会も想定されている。一方のアイスランド人FWオスカルソンについては、加入からの2シーズンはフィジカルの問題や継続性の欠如によって期待されたほどのパフォーマンスを発揮できなかったが、クラブはいよいよ彼が本格的に飛躍を遂げ、決定的なレベルアップを見せてくれると大きな期待を寄せている。

これらに加え、BチームのFWゴルカ・カレーラもマタラッツォ監督が適切と判断すればトップチームで出場機会を得ることになる。このカンテラーノのトップチーム参加というロードマップは、エリク・ブレトスSDの言葉によっても明確に裏付けられている。

ブレトスSDはカレーラについて『彼はレアル・ソシエダの選手であり続ける。トップチームでプレシーズンを過ごす予定だ。サッカーにおいて最も難しいゴールを決めるという能力を持っており、しかもまだU-23の選手だ。彼が成長を続けるためにレアル・ソシエダ以上の場所はないと感じているし、彼自身もそれを明確に理解している』と絶対の信頼を口にしている。

こうした背景があるため、クラブ内では純粋なセンターフォワードを新たに獲得することへの疑問の声も上がっている。そのため、単純な点取り屋ではなく、ゴールを決めつつサイドに流れてプレーすることもできるような柔軟なフォワードの獲得に対して、よりオープンな姿勢を取っている状態である。 (via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

来季の過密日程を見据え、マタラッツォ体制下での前線補強が模索されていますが、既存戦力への期待と若手カレーラの台頭により、純粋なストライカー獲得には慎重な姿勢を見せています。また、W杯を戦う久保建英の膝の負傷状況も気がかりなところです。