ジョン・パチェコのレンタル期間満了と今後の去就

レアル・ソシエダからデポルティーボ・アラベスへとレンタル移籍していたナバラ州出身のセンターバック、ジョン・パチェコは、今シーズン限りでレンタル期間を終え、夏の移籍市場でサン・セバスティアンへと帰還します。パチェコは、保有元のレアル・ソシエダがドゥイェ・チャレタ=ツァルを獲得したこと、そしてイゴール・スベルディアやアリツ・エルストンド、ジョン・マルティンといった実力者たちとの激しいポジション争いが待ち受けていたことを受け、より多くの出場機会を求めてエル・グロリオソ(デポルティーボ・アラベスの愛称)への加入を決断しました。

アラベスに加入してからのパチェコは期待通りに出場機会を獲得し、足首のトラブルに見舞われるまでは全ての試合に出場するという素晴らしいフル稼働を見せていました。しかし、不運にもこの足首の問題が悪化し、最終的には手術を受けることになってしまいました。そして、チームの新たな指揮官としてキケ・サンチェス・フローレス監督がベンチに座る頃には、彼はすでにピッチに立つことができない状態となっていました。

パチェコはレアル・ソシエダと2030年までの長期契約を残していますが、復帰するチームにはすでにレギュラーとして定着しているジョン・マルティンやイゴール・スベルディアが存在し、さらには新たなセンターバックの補強も見込まれています。そのため、来シーズンもチュリウルディン(レアル・ソシエダの愛称)で十分な出場時間を得られないと判断された場合、再び出場機会を求めて他クラブへレンタル移籍する可能性が高まっています。 (via MARCA)

キケ・サンチェス・フローレス監督の来季続投と1部残留

デポルティーボ・アラベスは、今シーズンの至上命題であった1部リーグ残留というミッションを見事に達成し、来シーズンもスペイン最高峰の舞台で戦う権利を手にしました。この目標達成に伴い、シーズン途中でチームを引き継ぎ、見事に立て直しを図ったキケ・サンチェス・フローレス監督の来季続投が確定しています。

今夏のラ・リーガでは多くのクラブで監督交代の嵐が吹き荒れると予想され、実際に半数ものクラブでベンチの顔ぶれが変わる見込みです。しかし、残留という結果を残したクラブの多くは指揮官の維持を選択する傾向にあり、アラベスもその流れに乗って安定したプロジェクトを継続する道を選びました。

エスパニョールのマノロ・ゴンサレス、バレンシアのカルロス・コルベラン、そしてレバンテで奇跡的な残留を果たしたルイス・カストロらとともに、キケ・サンチェス・フローレス監督も来季のベンチに座り続けることが確約されています。これにより、アラベスは監督探しの混乱に巻き込まれることなく、早い段階からキケ体制での新シーズンに向けたチーム作りを進めることができる状況となっています。 (via ElDesmarque)

シーズン後半戦におけるチームの得点スタッツ

今シーズンのラ・リーガ第18節以降からリーグ戦終了までのシーズン後半戦における、デポルティーボ・アラベスの得点力に関するスタッツが明らかになっています。

この期間中、アラベスは攻撃陣の一定の奮闘があったものの、総得点数としては30ゴール付近で停滞する結果となりました。後半戦の得点数では、バルセロナが47ゴール、レアル・マドリードが44ゴール、ビジャレアルが40ゴールと、上位陣が突出した数字を残して攻撃力を見せつけました。これに次いでレアル・ソシエダやセルタ(33ゴール)などが続く形となっています。

アラベスは、バレンシア、レアル・ベティス、アトレティコ・マドリード、レバンテといったクラブとともに、この30ゴール前後で足踏みしたグループに属する形となりました。1部残留を果たしたアラベスですが、来シーズンさらに上の順位を目指し、より安定した戦いを見せるためには、アタッキングサードでの破壊力アップと得点数の向上が一つの大きな課題となることがスタッツからも浮き彫りになっています。 (via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

デポルティーボ・アラベスは1部残留を果たし、キケ・サンチェス・フローレス監督の来季続投が決定しました。一方で、守備陣を支えていたジョン・パチェコは負傷離脱を経てレンタル元のレアル・ソシエダへ帰還することになり、後半戦の得点力不足という課題も明確になっています。来季に向けたチーム編成に注目です。