デビッド・オトルビの去就問題が急展開!移籍市場閉鎖5日前にクラブが放出の扉を完全に閉鎖
バレンシアの下部組織が誇る至宝であり、18歳の若きウインガーであるデビッド・オトルビの去就を巡り、夏の移籍市場閉鎖まで残り5日となったタイミングで大きな動きがありました。クラブ側は彼に対するすべてのオファーを拒否し、今夏の放出の扉を完全に閉ざしたことが明らかになりました。
わずか16歳という若さでコパ・デル・レイにてトップチームデビューを果たしたオトルビは、先日のベティス戦でも短い出場時間ながらラ・リーガのピッチに立ち、鋭いプレーでファンとコーチングスタッフを魅了しました。その計り知れないポテンシャルに対する期待は非常に高いものの、彼の周囲は、トップチームで十分な出場機会を得られないままシーズンを過ごすことを深く懸念していました。というのも、リザーブチームであるバレンシア・メスタジャでのプレーは、本人の成長プランからすでに除外されているためです。
しかし、カルロス・コルベラン監督は彼のプレースタイルとピッチ内外での姿勢を極めて高く評価しており、この重要な局面で彼をクラブに留める決断を下しました。
この決断の背景には、チームの深刻なウイング不足があります。現在、主力アタッカーのディエゴ・ロペスが負傷で離脱しており、アンドレ・アルメイダは他クラブへの移籍が間近に迫っています。さらにアルノー・ダンジュマに関しても、PSVからの関心が寄せられており残留が100%確実とは言えない状況です。そのため、オトルビがトップチームに残留してプレーする可能性は極めて高くなっています。もしバレンシアが残り期間で2名のアタッカーを補強した場合は彼の残留確率は少し下がるものの、現時点ではその可能性は低いです。
実際、クラブはオトルビに対する他クラブからの完全移籍の申し出をすべて拒絶しており、買い戻しオプション付きの取引も受け入れていません。レンタル移籍についても現時点では完全に除外されており、その方針はすでに選手本人に直接伝えられました。
オトルビ自身はベティス戦の敗戦後にSNSを更新し、次のように決意を表明しています。
『期待していたような結果にはならなかったけれど、これはまだ続く。学んで、取り組んで、毎日向上し続けるしかない。チャンスを与えてくれた監督、そしていつもそこにいて支えてくれるサポーター全員に感謝します。まだ始まったばかりだから、これからもハードワークを続けます』
また、ファンやメディアの間で上がっているカンテラ選手のトップチーム起用時間の少なさについて、記者会見で問われたコルベラン監督は、やや回答を回避しつつも次のようにその見解を語りました。
『カンテラの選手たちがトップチームを助けられるよう、しっかりと準備を整えるための努力が必要だ。試合にはそれぞれのニーズがあり、私たちの判断はそれに沿ったものになる。カンテラの選手がチームにいてくれるのは非常に嬉しい。彼らにただプレー時間を与えるだけでなく、しっかりと目を配ることが重要。それはクラブとしての目標の一つであり、成し遂げなければならない仕事だ』
(via SPORT)
