アルメイダに電撃移籍の動き:セルタと交渉中のためデポル戦の遠征から急遽除外
ミッドフィルダーのアンドレ・アルメイダが、デポルティボ・ラ・コルーニャ戦の招集メンバーから急遽除外され、ラ・コルーニャへの遠征に帯同しない。この決定は戦術的な判断によるものではなく、現在急ピッチで進んでいる移籍交渉に伴うもの。バレンシアはセルタ・デ・ビーゴとの間でアルメイダの移籍に向けた交渉を行っており、同時にポルトガルのクラブへ復帰する選択肢も浮上している。クラブは彼の将来がどちらかの方向で正式に決着するまで、選手を遠征に帯同させず自宅に待機させる判断を下した。彼の今後の去就は、移籍市場の最終盤となる数日以内に決定される。 (via ElDesmarque)
敵地デポル戦の招集メンバー:ギドとマフェオが正式離脱も、フルキエら主力3名が奇跡の復帰
デポルティボ・ラ・コルーニャとのアウェイ戦に臨む遠征メンバーが発表された。負傷が明らかになったギド・ロドリゲスとパブロ・マフェオが正式に招集外となったが、直前の状態が心配されていたルイス・リオハとムクタール・ディアカビは無事に招集され、チームと共にラ・コルーニャへと旅立った。さらに、2月に左膝の手術を受けてから長期離脱中だったディミトリ・フルキエが奇跡的に全体練習に復帰し、そのまま招集メンバー入りを果たした。カルロス・コルベラン監督も『フルキエがこの窮地において一歩を踏み出し、チームを助けられる状態になってくれたことは、この上なく素晴らしいニュースだ』と喜びを露わにしている。ジローナから完全移籍で加入し、伝統の背番号22を継承したばかりの新戦力アルナウ・マルティネスも初招集され、即座にスタメン出場する可能性がある。遠征に同行するメンバーは以下の通り。
[ゴールキーパー]ストール・ディミトリエフスキ、クリスティアン・リベロ、ケイン・ファン・オーフェレン
[ディフェンダー]ホセ・ルイス・ガヤ、ヘスス・バスケス、ムクタール・ディアカビ、セサール・タレガ、イケル・コルドバ、アルナウ・マルティネス、ディミトリ・フルキエ
[ミッドフィルダー]ペペル、フィリップ・ウグリニッチ、ハビ・ゲラ、アリウ・ディエン、ルイス・リオハ、リョウノスケ・タソ(佐藤)、ダビド・オトルビ
[フォワード]ウーゴ・ドゥロ、ウマル・サディク、アルナウト・ダンジュマ、ダニ・ラバ
[カンテラ登録]ジャウメ・ドゥラ、パナッチ、マヨル (via ElDesmarque)
レバンテの快速FWエッタ・エヨン:人件費削減を迫られるライバルからバレンシアへ売り込み
バレンシアと同じ街のライバルであるレバンテUDが、移籍市場の締め切りを前に、22歳のカメルーン人フォワード、エッタ・エヨンの獲得をバレンシアに打診した。レバンテは現在、リーグが定める人件費制限(サラリーキャップ)をクリアし、新規補強のための空きを作る必要に迫られており、エヨンを放出候補リストの筆頭に置いている。昨シーズンは31試合(うち先発15試合)で6ゴール2アシストを記録し、一時はロシアのCSKAモスクワから2500万ユーロを超える超高額の移籍オファーが届いた実績を持つ大器。しかし今シーズンはルイス・カストロ監督の信頼を勝ち取れず、直近3試合でも主にベンチからの途中出場に甘んじている。イングランド・プレミアリーグのサンダーランドや、かつて4000万ユーロの契約解除金で身分照会を行ったクラブも関心を示しているが、レバンテは人件費枠を空けるための即効的な解決策としてバレンシアへの売却も視野に入れ、積極的に売り込みをかけている。 (via Estadio Deportivo)
エリオットとラマザニの獲得交渉:関心継続も要求額との乖離で交渉は難航中
バレンシアが今夏の攻撃陣補強の目玉としてリストアップしている、リヴァプールの超逸材ハルヴェイ・エリオットとリーズ・ユナイテッドのラルジ・ラマザニの獲得交渉に足踏み状態が生じている。ラマザニに関しては、所属元のリーズ・ユナイテッドが妥協しない姿勢を崩しておらず、買い取りオプション付きのレンタル移籍、あるいは完全移籍による売却のみを要求しているため、ここ数日バレンシアとの交渉は著しく複雑化している。また、獲得の噂が飛び交うハルヴェイ・エリオットについても、選手側が求める高額な給与水準と、リヴァプールが要求するレンタル料などの金銭的条件が、バレンシアが引き受けられる予算の限界値からかけ離れている。カルロス・コルベラン監督も、エリオット個人に関する直接的な回答は巧みに避けたものの、攻撃陣にさらなる新戦力を迎え入れることをクラブに対して強く望み続けている。 (via Superdeporte)
カルロス・コルベラン監督の信念:システム依存を否定し、アグレッシブなチームアイデンティティを追求
開幕2試合で得点がないバレンシア。しかし、カルロス・コルベラン監督はゴール欠乏の焦りを一切見せていない。
監督は『ゴールを奪うために重要なのは、ピッチにおける生産性と、それを仕留める効率性の2つのバランスだ。開幕戦からベティス戦にかけて、チームが攻撃のボリュームを明らかに増やしている。ゴールが生まれなかったからといって、このチームに決定力が欠けていると一般化することはできない。攻撃の責任はチーム全体にある。すべての攻撃はゴールキーパーの判断から始まっており、攻撃の起点となる最初の決定を下すのも彼だ。我々全員がゴールへの責任を共有しなければならない』と熱く語った。
さらに、コルベラン監督は自身が目指す「戦術システム」のあり方について語っている。
『私の中に理想とするシステムはない。最も重要なのはチームとしてのアイデンティティだ。チームが主体的であり、アグレッシブで、ソリッドであり、何よりも勇敢であること。システムに関係なく、こうした根本的な原則や価値観を選手たちがピッチ上で表現できたときこそ、私は最も満足できる。4バックであれ5バックであれ関係ない。もし5バックを採用する場合でも、ただ引きこもるだけの純粋な5バックは作らない。中盤の選手が自在に動くことで、攻撃的な局面を作れるように取り組んでいる』
他クラブが多くの若いカンテラーノ(生え抜き選手)を果敢に起用して結果を残している現状についても、自己批判の必要性を認めている。監督は必要であれば若い選手たちをピッチへ送り出すことに何の躊躇もないと断言し、若手に対しても『毎日のトレーニングから、試合の最後の1秒にいたるまで、すべての瞬間を無駄にすることなくアピールしてほしい』と奮起を求めた。 (via Superdeporte)
ギド・ロドリゲスが右太もも負傷:コルベラン監督がラ・リーガの過密スケジュールを痛烈批判
ミッドフィールドの大黒柱であるアルゼンチン代表MFギド・ロドリゲスが、右太ももの大腿四頭筋の筋肉を損傷し、数週間の負傷離脱となることが確定した。ギドは前節のベティス戦で筋肉に違和感を覚えながらもチームのために限界までピッチに立ち続け、88分に交代していた。
この痛恨のアクシデントに対し、カルロス・コルベラン監督はラ・リーガの酷酷な日程調整に対して怒りを爆発させ、厳しい口調で痛烈に告発した。
『8月の猛暑の中、開幕したばかりのシーズン第1週に、中2日のスケジュールで2試合もこなさなければならないというのは、およそ理解しがたい不条理だ。ギドとパブロ・マフェオが今回揃って筋肉のトラブルで離脱を強いられたのは、この過酷すぎる競技日程の要求が選手たちを限界に追い込んだ直接的な結果にほかならない。勝利を追求するため、限界ギリギリの状態の選手たちを使い続けざるを得なかったとはいえ、このような離脱者が出るのは非常に不当だ』 (via Superdeporte)
失われるギドの圧倒的スタッツ:リーグ屈指の奪取数を誇るアンカーの不在をどう埋めるか
ギド・ロドリゲスの離脱は、バレンシアにとって計り知れない打撃だ。今年1月にウエストハムから加入して以来、彼はコルベラン監督の戦術における絶対的な中盤の防波堤であり、チームのキャプテンとして揺るぎないリーダーシップを発揮してきた。今夏には2028年までの長期契約を結んだばかりで、その重要性はデータにも現れている。今シーズンの開幕わずか2試合で、ギドはリーグ全体で2位となる「20回」のボール回収(内訳:14回の強奪、6回のインターセプト)を記録。これを超えるのはベティスのパブロ・フォルナルス(24回)だけだ。ギドはピッチ全体のスペースを埋め、敵のカウンターを未然に防ぎながら、攻撃陣をより高い位置でプレーさせる役割を一手で担ってきた。
コルベラン監督はギドの穴をどう埋めるかについて次のように説明した。
『もし一人の選手に依存してチームが機能しなくなるようなシステムを組んでいるのなら、そのプラン自体がそもそも間違っている。ギドの不在によってビルドアップに問題が生じることは決してない。ペペルを3バックの底から中盤に引き上げるか、フィジカルに優れたアリウ・ディエンを起用するか、あるいはその2人をダブルボランチとして配置するか、様々な選択肢を試している。誰がプレーしようとも、明日ピッチに立って戦うのはバレンシアであり、チーム全体で勝利を目指すだけだ』 (via ElDesmarque)
会長キアト・リムの傀儡ロール:スタジアムを避け、実権のないSNS担当と化す内実
最大株主であるピーター・リムの息子、キアト・リムのバレンシア会長としての実像が明るみに出て、周囲に大きな冷や水を浴びせている。
そもそも、クラブ運営の重圧とメスタージャのサポーターからの凄まじい批判に耐えかねた前会長ライフーンが、穏便に退くための「形骸化した傀儡の演出」こそがキアトの会長就任の真の狙いだった。ライフーン自身、キアトが就任する数ヶ月前に『彼はサッカーの現場ではなく、ビジネスの別の分野を担当している』と明言し、あらかじめ彼の役割を形骸化させていた。
実際、キアトは会長就任以降、メスタージャでバレンシアの公式戦を一度も観戦していない。その理由はスケジュールの都合などではなく、彼がスタジアムでの大ブーイングに晒されることを恐れて意図的に避けているからだ。実際にバレンシアを訪問した際も、週末に試合を控えた週であったにもかかわらず、練習場に一瞬だけ現れてスタジアムでの試合を見ることなく急いで帰国の途についた。ピーター・リムが関係者とともに行う「最重要の食事会」にもキアトの姿はなく、常に実権を握り交渉のテーブルにつくのはピーター・リム本人。キアト・リムはInstagramの投稿で会長のポーズを取るだけの、実質的な権力を持たない二流の役者に甘んじている。 (via Superdeporte)
グーレイCEOの中東開拓計画:資金制限下でサウジやカタールからブラジル人若手を獲得する極秘戦略
ピーター・リムが頑なに投資の制限を続ける中、昨年5月に新CEOに就任したロン・グーレイは、かつて自身がアル・アハリのCEOを務めていた際の中東やイングランドでの強力な人脈を活かし、チームの資金難を打開するための極秘計画を推し進めていた。
グーレイはサウジアラビアやカタールの富豪クラブと直接交渉を行い、莫大な資金で乱獲されたものの現地に馴染めずヨーロッパ帰還を望んでいる実力派の若手を、格安のローン形式でバレンシアに引き抜くルートを開拓。
その交渉先にはクリスティアン・ロナウドを擁するアル・ナスルも含まれる。コロンビア代表のジョン・デュラン(現フェネルバフチェ)は給与負担が大きすぎて断念したものの、右ウィングで圧倒的な突破力を誇る20歳のアンジェロ・ガブリエルや、コリンチャンスから1800万ユーロでサウジへ渡った20歳のウェズレイ・ガッソヴァのローン獲得に向けた調査を行っていた。
さらに、グーレイがアル・アハリ時代に自ら900万ユーロを投じて獲得したブラジル人左利きマルチロール、アレクサンデル(21歳)がヨーロッパ移籍を強く望んでいたため、獲得候補として交渉。バルサBからアル・イテハドに渡ったU-21スペイン代表のウナイ・エルナンデスや、カタールで得点を量産するラファ・ムヒカなど、中東に埋もれている高水準な才能を獲得すべく、グーレイは自身の持つあらゆる連絡網を駆使してアプローチを繰り返していた。 (via Superdeporte)
コメルトの奇妙なお別れと最終節の裏側:契約延長なき退団とメスタージャに交錯した様々な感情
2026年5月のラ・リーガ最終節、メスタージャで行われたFCバルセロナ戦(バレンシアが勝利を収め、欧州カップ戦出場権獲得を目前にしてスタジアムが狂喜乱舞した奇跡の夜)のピッチ内外の裏側が判明した。
この試合では、2022年冬に加入して以来ナントやバジャドリードなどのレンタル生活に甘んじていたスイス代表DFエライ・コメルトが、シーズン最終盤になって最高のパフォーマンスを発揮したにもかかわらず、クラブから契約延長のオファーを受けることなく退団を余儀なくされるという、奇妙で哀愁の漂うお別れがあった。一部のサポーターからは『コメルト、残ってくれ』と声が飛んだが、交渉は行われず彼の退団が確定した。
また、同試合ではロナウ・アラウホがジェズス・バスケスをエリア内で明らかに倒した場面でPKが与えられず、このジャッジに激怒したディエゴ・ロペスは、ピッチを後にする際にも不満を抑えきれずに怒り狂っていた。
一方で、バルサ側で Lewandowskiのゴールをアシストしたバレンシア下部組織出身のフェラン・トーレスは、古巣メスタージャへの深い敬意を表するため、アシストを決めた後も笑顔を見せず、厳粛な表情を保った。また、この試合を最後にベネツィアへの移籍が内定していたティエリー・コレイアなども、愛するファンへのお別れを告げ、静かにクラブを後にしていた。 (via Superdeporte)
敵将グリーズマンへの異例の拍手:ラ・リーガの偉大なレジェンドへ、メスタージャが贈った最大の敬意
2026年5月、アトレティコ・マドリードをメスタージャに迎えた一戦で、フットボール界におけるもっとも象徴的な敬意のシーンが見られた。
アトレティコに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが、長く過ごしたラ・リーガを離れて海外の新しいリーグへの挑戦を決意し、最後のメスタージャでの戦いに挑んだ際、バレンシアのサポーターは彼に対して大きな「敬意の拍手」を送ったのだ。
バレンシアはグリーズマンにとってキャリアを通じて27試合で14得点も奪われた最大の天敵の一つ。しかし、メスタージャのファンはクラブの垣根を越え、リーガの歴史に偉大な足跡を残したこのフランス人レジェンドのこれまでの歩みと姿勢を讃え、温かい拍手で彼の旅立ちを祝福した。グリーズマンは試合後、自身のSNSを通じて『メスタージャの温かい拍手に心から感謝します』と、深い感動のメッセージを投稿している。 (via Superdeporte)
【本日の総括】
バレンシアは数々の主力負傷や、アンドレ・アルメイダの電撃移籍に伴うスクランブルの中で、ラ・コルーニャでのデポルティボ戦を迎えます。困難な状況ですが、コルベラン監督は一切の言い訳を排除し、チームの「アグレッシブなアイデンティティ」を武器に敵地での今シーズン初勝利へ向けて団結しています。
