絶対エースのウーゴ・ドゥロに売却の噂!1500万ユーロが交渉開始の絶対条件
バレンシアの絶対的エースとして近年チームを牽引し、毎シーズン得点源として活躍し続けているフォワードのウーゴ・ドゥロに対し、今夏、他クラブから獲得を打診する打診が届いています。
クラブ側は表向きには「今夏の主力売却の必要性はない」と掲げ、獲得を望むクラブに対しては契約解除金(バイアウトクローズ)の支払いを求めていると主張しています。しかし、実際の市場における対応は異なります。
すでに仲介人を通じて、ウーゴ・ドゥロの獲得可能性を探る複数の問い合わせが届いており、その中には800万ユーロ程度を提示して交渉を始めようとする具体的なアプローチも存在しました。バレンシアは書面による正式なオファーに至る前にこの打診をすべて拒否しています。しかし、これは売却を完全に拒絶しているわけではなく、単に金額が安すぎるという理由からです。
バレンシアは1500万ユーロの条件であれば、交渉の席に着いて売却に応じる構えを見せています。ここ数年でコンスタントに2桁ゴールを記録している実力者を放出する場合、代わりとなる信頼できるストライカーを市場で確保するためには、800万〜900万ユーロでは到底足りないからです。1500万ユーロが手に入るのであれば、代替アタッカーの補強資金として解決策を見出すことが十分に可能となります。
さらに特筆すべきは、スポーツ面におけるウーゴ・ドゥロの立ち位置です。サポーターからの人気も高い絶対的なエースであるにもかかわらず、カルロス・コベルベラン監督の志向する戦術には完全にフィットしていないという懐疑的な見方が常に付きまとっています。実際、コベルベラン監督の序列では新加入のサディクが優先される方針であり、さらにプレシーズンで好パフォーマンスを見せているダンジュマを「9番(センターフォワード)」として起用するプランも現実味を帯びています。ドゥロは戦術的な好みを理由にベンチを温める試合も多く、戦力的な観点から言えば、仮に今夏ドゥロが退団したとしてもクラブにとって致命的な痛手とはみなされないという複雑な事情があります。ゴールを量産してチームを救いながらも常に評価の荒波に揉まれる、メスタージャで最も奇妙な物語が現在も進行しています。 (via MARCA)
ラマザニ獲得交渉にサウジアラビアが電撃参入!イタリア勢との争奪戦は泥沼化
今夏の攻撃陣補強の第一ターゲットとして、昨シーズンにメスタージャで輝きを放ったベルギー人アタッカー、ラルジ・ラマザニの再獲得を目指すバレンシアに、非常に厄介なライバルが出現しました。
リーズ・ユナイテッドに所属するラマザニに対し、セリエAのパルマ、レッチェ、モンツァの3クラブが正式な獲得オファーを提示。これらのクラブの提案はすべて「買い取りオプション付きのレンタル」というものであり、リーズが設定している放出条件をクリアしています。リーズはアルメリアから770万ユーロを投じて獲得したラマザニへの投資を回収するため、今夏の市場で完全移籍での売却を望んでいましたが、市場の推移とともに買取オプション付きレンタルという妥協策にも門戸を開いています。
バレンシアも以前から買取オプション付きレンタルでの獲得に向けてリーズとの交渉を重ねてきましたが、ここにきてサウジアラビアのプロリーグから「ペトロマネー」による電撃的なオファーの可能性が浮上しました。
ラマザニ本人は、昨シーズン31試合に出場し6ゴール2アシストを記録してコベルベラン監督のキープレーヤーとなったバレンシアを「最優先かつ夢の移籍先」として強く望んでいます。しかしその一方で、サウジアラビアから届くであろう巨額の契約提示を見極めるため、イタリア勢からのオファーを一時的に拒否してでもサウジからの正式打診を待つ姿勢を見せています。
このサウジアラビアの参入は、資金力で劣るバレンシアにとって致命的な障害となりかねず、移籍市場閉鎖まで残り5日を切る中で交渉は一気に泥沼化の様相を呈しています。 (via ElDesmarque)
元リーガの主役ハビエル・カムニャスが激白!エメリ監督時代の契約合意が白紙になった真実
かつてレクレアティーボ・ウェルバやオサスナなどで活躍した元スペイン人MFハビエル・カムニャスが、2009年の夏にバレンシアと4年間の大型契約を事実上締結していたものの、クラブの経営権移行と財政破綻の余波によって一方的に破棄されていた驚愕の過去をポッドキャストで告白しました。
2008-09シーズンにレクレアティーボで10ゴールを記録し、時の人となっていたカムニャスに対し、当時バレンシアを率いていたウナイ・エメリ監督は熱烈なアプローチを行っていました。両者は4年間の巨額契約で事前合意に達しており、加入は目前に迫っていました。
カムニャスは当時の交渉をこのように生々しく回想しています。『私はバレンシアと事前合意を交わしていた。ウナイ・エメリ監督が私の獲得を熱望してくれていたからだ』
当時の計画では、バレンシアが財政難を解決するためにダビド・ビジャやダビド・シルバといったワールドクラスの主力を高額で売却し、その資金の一部を充ててカムニャスを獲得する予定でした。しかし、運命の歯車は突如狂い出します。2009年6月4日にビセンテ・ソリアーノ会長が突然辞任し、直後にマヌエル・ジョレンテ新会長が就任しました。
当時のバレンシアは5億4700万ユーロという天文学的な負債を抱え、さらに9240万ユーロの増資を行わなければ破綻寸前という極限状態にありました。ジョレンテ新会長は就任直後、経営再建のために信じられない決断を下します。
カムニャスは新会長の様子を次のように振り返っています。『その後、会長がジョレンテに代わった。彼は、誰も売らないし、誰も獲得しない、契約なんか知ったことかと言い放ち、白紙に戻されてしまったのだ』
ジョレンテ会長はチェルシーから届いたビジャへの4500万ユーロのオファーを拒否して残留を宣言(ビジャは翌年にバルセロナへ4000万ユーロで移籍)。代わりにラウル・アルビオルをレアル・マドリードへ売却することで目先の現金を確保し、カムニャスとの約束されたはずの「チャンピオンズリーグを戦うバレンシアでの4年間」のミリオン契約は一瞬にして白紙撤回されました。
窮地に立たされたカムニャスでしたが、結果的にはオサスナへの移籍が救いとなりました。エスパニョールやラシン・サンタンデールなどからもオファーがあった中、あえて金額が最も高いわけではなく、契約期間も3年と短かったオサスナを選びました。
カムニャスはその決断の理由を次のように語っています。『オサスナはどのように進めたのかわからないが、チャンスを待ってしっかりとした移籍金を支払ってくれた。私にとって最も高額な条件ではなく、契約も3年間だけだったが、支払いの確実性は他よりもはるかに勝っており、熱意も伝わってきた。私のあの時の判断は大正解だった』
実際にオサスナで2シーズンにわたりリーグ戦67試合に出場し、大きな存在感を示したカムニャスにとって、バレンシアの裏切りはキャリアの分岐点となる最大のドラマでした。 (via SPORT)
日曜日のデポル戦に暗雲!DFデ・ハースが新たに負傷離脱で満身創痍の予想スタメン
日曜日に敵地リアソールで行われるラ・リーガ第3節デポルティボ・ラ・コルーニャ戦を前に、バレンシアのカルロス・コベルベラン監督は満身創痍のチームを率いるという極めて困難なタスクを突きつけられています。
対戦相手のデポルティボは、新加入の俊足ウインガーであるアダマ・トラオレが木曜日に初練習をこなしてデビューの準備を整えており、欠場者はノエ・カリージョのみと、ほぼベストに近い「一線級」の布陣でバレンシアを迎え撃ちます。さらにリアソールのスタジアムは泥沼のサポーター対立による応援ボイコットが計画されており、不穏な空気が渦巻いています。
それ以上に深刻なのがバレンシアの野戦病院化です。直近の木曜日、ディフェンダーのジャスティン・デ・ハースが新たに負傷しました。
チームはすでにセルジ・カノス、コペテ、ディエゴ・ロペス、フルキエの離脱が確定しており、さらにアルベルト・マリの電撃的な契約解除による退団が重なっているため、デ・ハースの離脱は守備陣崩壊の危機を意味します。過密日程の中で今週3試合目を迎えるコベルベラン監督にとって、すべてのラインでローテーションを行うことは「義務」となりました。
唯一の好材料は、新加入のDFアルナウ・マルティネスが木曜日の練習を無事にこなして準備万端であることです。指揮官が今節も1-5-3-2の3バックシステムを採用し、守備の要であるムクタル・ディアカビに休養を与える場合、アルナウが即座に先発起用される可能性は極めて高いです。
今季初勝利の執念を燃やすバレンシアの予想スタメンは以下の通りです。
フォーメーション:1-5-3-2
GK:ジミトリエフスキ
DF:ガヤ、アルナウ・マルティネス、ペペル、タレガ、マフェオ
MF:ギド、ウグリニッチ、ゲラ
FW:リオハ、サディク
(via ElDesmarque)
【本日の総括】
移籍市場の閉鎖が迫る中、エースのウーゴ・ドゥロへの売却打診や、最優先ターゲットであるラマザニへのサウジマネー参入など、ピッチ外の狂騒曲が加速しています。さらに週末のデポルティボ戦に向けてはデ・ハースが新たに離脱するなど満身創痍のスクワッドですが、新加入アルナウ・マルティネスの先発デビューに期待がかかります。逆境を乗り越えて敵地リアソールで勝ち点3を掴み取れるか、バレンシアの底力が試される大一番です。
