プレシーズンマッチ:ウルヴァーハンプトン戦で今夏初勝利

イングランドにてウルヴァーハンプトンと対戦し、1-2でレアル・ソシエダが逆転勝利を収めた。ワールドカップ組のオヤルサバル、ゲデス、スチッチ、久保建英を欠き、新戦力もいない中で今夏プレシーズン初の勝利となった。

試合開始直後からソシエダは攻勢に出る。ハビ・ロペスのグラウンダーのクロスにオウカルソンが飛び込むシーンや、オウカルソンのカウンターからザハリャンが絡む場面を作った。しかし、ウルブスのマテウス・マネが脅威となり、マレーロが鋭いセーブを見せる場面もあった。ザハリャンはペナルティエリア手前からシュートを放つも力なくキーパーの正面に飛び、セットプレーからはトティにフリーでヘディングを許すなど、昨季からの課題であるセットプレーの守備の甘さが露呈した。

前半16分、ソシエダのウナイ・マレーロからのパスを受けたイバイ・アギーレが致命的なボールロストを犯し、このミスを見逃さなかったロドリゴ・ゴメスが至近距離から決めてウルブスが先制した。

失点後、ソシエダは数分間苦しんだが、3本のセットプレーを獲得。オチエングのシュートは外れたが、前半33分、ザハリャンのパスを受けたバレネチェアの落としから、オリ・オウカルソンがペナルティエリア手前で右足の強烈なボレーシュートを突き刺して同点に追いついた。オウカルソンはラシン・サンタンデール戦に続く2試合連続のゴールで、ペジェグリーノ・マタラッツォ監督へ向けてスタメン入りを強烈にアピールした。前半終了間際にはアギーレがプレスでボールを奪い、あわやゴールという場面もあった。

後半開始時、マタラッツォ監督はフィールドプレーヤー10人を総入れ替えした。後半最初のチャンスでは、トゥリエンテスの直接フリーキックが数センチの差で外れた。ソシエダが試合をコントロールし始めたが、ウルブスもマテウス・マネやダニ・ディアスのシュートがわずかに外れる場面を作った。セサル・ペイショト監督率いるウルブスが選手交代で反撃に出ると、リマの至近距離からのシュートをアイヘンが間一髪でクリアして失点を防いだ。

後半37分、ペナルティエリア外にこぼれたボールをアレックス・ルバルビエが見事なカーブをかけた左足のミドルシュートでゴールネットを揺らし、1-2と逆転に成功した。下部組織出身のルバルビエもトップチームへの定着を求めて見事なアピールを見せた。試合終盤にはベイティアやアイヘンにもチャンスが訪れ、最終的にソシエダが相手を圧倒して試合を終えた。

スタメン:マレーロ、アランブル、スベルディア、ホン・マルティン、ハビ・ロペス、ヤンヘル・エレーラ、ザハリャン、アギーレ、オチエング、バレネチェア、オウカルソン。

後半出場選手:ルペレス、ベイティア、パチェコ、アイヘン、ルバルビエ、カルロス・ソレール、トゥリエンテス、マルシャル、ダニ・ディアス、カレーラ、セルヒオ・ゴメス、フラガ、ゴティ。

(via MARCA / ElDesmarque)

久保建英とスチッチの状況

日本代表としてベスト32まで、そしてクロアチア代表として同じくベスト32までワールドカップに参加し、チームに合流したばかりの久保建英とルカ・スチッチは、今回のウルヴァーハンプトン戦を欠場した。まだプレシーズンマッチでプレーする段階ではない。試合が行われた日の午前中、2人はメンバー外だったGKレミロと共にトレーニングを実施した。今後のイギリス合宿中の2日間で、部分的であっても彼らがグループ練習に合流するかどうかが注目されている。

(via SPORT / ElDesmarque)

英国合宿のスケジュールと今後の予定

金曜日にスビエタで練習を行った後、イギリスへ移動したチームは、バーミンガム中心部からかなり離れた有名なホテル・ベルフライに滞在している。

この合宿期間中、ウナイ・エメリ監督とロベルト・オラベSDが在籍するアストン・ヴィラの練習施設にて3回のトレーニングセッションを実施する。初日のセッションは12時から開始され、試合後のリカバリートレーニングが行われた。7月25日のウルブス戦から31日のトゥールーズ戦までタイトなスケジュールが続くため、負荷の大きい練習は予定されておらず、試合の出場時間に応じて負荷の調整が行われる。

月曜日にはアストン・ヴィラ戦に向けた前日練習が同じ時間帯に行われ、レミロもグループに復帰する。火曜日の20時30分からは、ベスコット・スタジアムにてアストン・ヴィラとの親善試合が行われる。水曜日の午前中に試合後のリカバリーセッションを行った後、遠征メンバーは帰国の途につき、19時頃にスビエタに到着する。

一方、サン・セバスティアンでは、ワールドカップ休暇を終えたゴンサロ・ゲデスが練習を再開する。木曜日には全員がスビエタに集結してトレーニングを行い、金曜日の19時からはフランスのタルブでトゥールーズと対戦する。その後は1日、または週末まるごとオフになる予定である。

(via SPORT)

オヤルサバルの大学時代とルームシェアの秘話

スペイン代表としてワールドカップで活躍したミケル・オヤルサバルについて、サン・セバスティアンの大学時代の恩師や友人たちが当時のエピソードを語っている。

子供の頃からサッカーと柔道に明け暮れ、窓から公園にボールを投げてすぐに遊びに行くような生活を送っていた彼は、当時から勤勉で素朴、そして異常なほどの負けず嫌いだった。ボールが転がっていれば排水溝に飛び込むことすら厭わないその精神は、今も全く変わっていない。

大学時代はエイバルの友人3人とルームシェアをしており、彼らが課題の提出を教えたりスケジュール管理をサポートしたりと、彼の学業とサッカーの両立を支えるチームとして機能していた。遠征や練習と授業を両立させていたが、彼がプロとして頭角を現し始めてからは、教授陣も喜んで彼のスケジュール変更に対応した。当時のミラ・ペレス教授は、『彼に献身性を示すために一人で課題に取り組むよう求めましたが、彼は文句一つ言わずに厳格にこなしました』と語っている。

大学1年生の時の担任は、テレビの生中継でオヤルサバルのスペイン代表デビュー戦を見ている最中に、彼から授業を欠席するという連絡をラス・ロサスから受け取ったという。また、ある試合から深夜に帰宅した際、ルームメイトが熟睡して鍵をかけていたため家に入れず、午前4時に別の友人を頼って寝床を探したという苦労話も、今では笑い話として振り返られている。

子供の頃から彼を知る人々は、オヤルサバルが今でもかつての友人であり、息子であり、生徒のままであると口を揃えている。彼の謙虚な姿勢や労働倫理が、ピッチ内外での天性のリーダーシップを形成している。

(via SPORT)

ゴンサロ・ガルシアの移籍先候補に浮上

レアル・マドリードでエンドリッキの復帰やエムバペらの存在により出場機会が限られているFWゴンサロ・ガルシアに対し、レアル・ソシエダが移籍先候補の一つとして浮上している。ラ・リーガ内ではソシエダの他にレアル・ベティスやバレンシアが関心を示しており、国外からはコモやフルハムも獲得を狙っている。なお、ゴンサロ・ガルシアは過去にレアル・ソシエダ相手にゴールを記録している。

(via ElDesmarque)

【本日の総括】

マタラッツォ監督率いるレアル・ソシエダは、オウカルソンと下部組織出身ルバルビエのゴールでウルブスに逆転勝利し、プレシーズン初白星を飾りました。久保建英はチームに合流したばかりで欠場していますが、今後のアストン・ヴィラ戦などに向けた英国合宿での調整が続いています。