開幕戦バレンシア戦の延期が確実に、ロ・チェルソのW杯快進撃がもたらす恩恵
ジオヴァニ・ロ・チェルソを擁するアルゼンチン代表がW杯で準決勝に進出したことにより、ラ・リーガ第1節のバレンシア対ベティス戦が延期されることが確実となりました。ラ・リーガと選手協会(AFE)の規定では、選手に最低21日間の休暇を与えることが義務付けられており、ラ・リーガのハビエル・テバス会長もW杯の勝ち上がり状況に応じて開幕節の試合を分割・延期する方針をすでに明言しています。
テバス会長は『AFEの労働協約で定められている事項をすべての選手に適用します。W杯の最終戦から3週間の休暇と、3週間の準備期間が設けられます。すでにシミュレーションを行っており、第1節を8月14日頃の6試合と、平日に開催する3、4試合に分けることは非常に簡単です。第1節は分割され、すべての選手とクラブが21日間の休暇を確保できるようになります』と語っています。
ペジェグリーニ監督はこの決定を非常に好意的に受け止めています。延期によって得られる1週間の猶予は、メキシコ代表のアルバロ・フィダルゴやコロンビア代表のクチョ・エルナンデスといったW杯組が合流後にコンディションを整えるための貴重な時間となります。また、怪我の回復に努めているアブデやアントニーの状態をさらに引き上げることも可能です。
さらに、クラブの運営面でも大きなメリットがあります。延期により、市場で探しているストライカーなどの補強を完了させ、万全の状態でシーズン開幕を迎えるための時間を確保できるのです。なお、延期されたバレンシア戦は、8月24日、25日、または26日の平日に組み込まれる見通しです。(via SPORT / ElDesmarque)
【本日の総括】
プレシーズンが本格化する中、W杯の熱狂と並行して移籍市場での動きが慌ただしさを増しています。カンテラの有望株の台頭やアントニーの合流など明るい話題がある一方で、給与枠確保のためのデオッサ放出や、サウジアラビアからの巨額オファーへの対応など、ファハルドSDの手腕が問われる重要な局面を迎えています。開幕戦延期という恵まれた時間を最大限に活かし、セバージョス復帰などの目標を達成できるかどうかが、今季の成否を分ける鍵となりそうです。