ワールドカップ優勝祝賀会:ウナイ・シモンとニコ・ウィリアムズの歓喜と大会の軌跡
🇪🇸スペイン代表が2026年ワールドカップで優勝を果たし、マドリードのシベーレス広場などで盛大な祝賀会が行われました。アスレティック・ビルバオからは、ウナイ・シモンとニコ・ウィリアムズがこの歴史的快挙の中心メンバーとして参加しています。
🏆ウナイ・シモンは今大会、8試合中7試合でクリーンシートを達成し、わずか1失点のみという驚異的な成績を残して最優秀GK賞(ゴールデングローブ賞)を受賞しました。W杯での連続無失点記録を650分に更新し、歴代の大会記録を塗り替えています。マドリードの街を巡るパレードのバス上では、アスレティック・ビルバオのエンブレムが入った赤いボイナ(ベレー帽)を被って喜びを表現。さらに、カメラの前でジェレミ・ピノから口づけを求められると、笑顔で応じてキスを交わすという微笑ましい一幕もあり、SNSで大きな話題を呼びました。
シベーレス広場のステージには、Lola ÍndigoとLucho RKの楽曲『El bachatón de la L』に合わせてノリノリのダンスで登場。大会を振り返り、シモンは次のように語っています。
『ルイス(デ・ラ・フエンテ監督)と一緒に、オリンピックでの準優勝やネーションズリーグでの準優勝があることをみんな忘れがちだけれど、僕たちは本当にたくさんの決勝を戦ってきた。スポーツにおいてワールドカップ優勝に匹敵するものがあるかは分からない。EUROやネーションズリーグも素晴らしいけれど、ワールドカップ優勝は唯一無二だ。スペインは16年待たなければならなかった。次の星を得るための待ち時間が4年だけで済むことを願っているけれど、今は心から楽しんで、自分たちが成し遂げたことを自覚するべき時だ』
また、2015年のU-18コパ・デル・アトランティコ時代から自身を信頼し起用し続けてくれたデ・ラ・フエンテ監督に対し、深い感謝の意を示しました。
『ルイスにはこの機会を与えてくれて常に感謝し続ける。ここにいるどのGKでも、彼が別の決断をしていればワールドカップで優勝できただろう。それでも僕を選んでくれた。2015年に一緒になってから今日まで、本当にありがとう。今はチームメイトと楽しむ時だ』
⚡一方、ニコ・ウィリアムズも決勝のアルゼンチン戦で大きな輝きを放ちました。ペドロ・ポロからのクロスをヘディングで落とし、フェラン・トーレスの決勝ゴールを完璧にアシスト。優勝を決めた試合後には観客席に駆け寄り、自身の母親に優勝メダルをプレゼントするという感動的なシーンを見せ、その直後には隣にいたラミネ・ヤマルの母親にも挨拶を交わしています。
さらにブラジルのCazé TVのインタビューに対し、ニコは自身のアイドルへのリスペクトを語りました。
『ネイマールは僕のアイドルです。見ていてくれたら嬉しい。これは彼のためのものでもあります』
祝賀パレードでは、バスの上で親友のラミネ・ヤマルと共にマイクを握って歌い踊り、ステージにはMC GWの『Ela ké Leitada』に合わせて登場して得意のダンスを披露し、会場を大いに沸かせました。
(via ElDesmarque / MARCA / SPORT / Mundo Deportivo / Esport3)
イニャキ・ウィリアムズのSNS:弟ニコとウナイ・シモンへ贈った感動のメッセージ
📱ガーナ代表として今大会に出場していたイニャキ・ウィリアムズは、スペイン代表として世界一に輝いた弟のニコ・ウィリアムズに対し、SNSを通じて非常に感動的で意義深いメッセージを投稿しました。より良い未来を求めて母国を離れた両親のような移民たちへの希望を代弁する内容となっています。
『兄弟よ、お前はワールドカップで優勝した。歴史を作ったんだ。でも、トロフィー以上のことに対して感謝したい。お前のおかげで、俺たちの両親のような何百万人もの移民たちが、いつか自分の子供たちも同じような経験ができるかもしれないと誇りに思えるようになった。そして、何百万人ものスペイン人が、俺たちだけの物語ではなく、より良い未来のためにすべてを置いてきたすべての人々の物語に共感してくれた。お前は指先で天に触れ、努力と献身があればすべてが可能であることを証明した。今日、世界はさらにお前のことを知り、俺たちの苗字を永遠に無限のものにしてくれた。尊敬しているよ。愛している。世界チャンピオン』
🧤さらにイニャキは、大会を通じて安定したプレーを見せ、最優秀GKに輝いたチームメイトのウナイ・シモンに対しても、彼を疑う声があったことを指摘しつつ、力強い称賛の言葉を贈っています。
『そして人々は疑っていた。お前が最高だよ、ドン・シモン』
(via MARCA / Mundo Deportivo / ElDesmarque)
プレシーズンの動向:エディン・テルジッチ体制の進行状況と親善試合でのアピール
⚽エディン・テルジッチ新監督率いるアスレティック・ビルバオは、プレシーズンの第3週目をスタートさせました。今週は月曜、火曜、木曜、金曜の午前10時30分からトレーニングを行い、水曜日と土曜日にテストマッチを控え、日曜日は休息日というスケジュールが組まれています。
親善試合の予定としては、水曜日の19時30分からラス・ジャナスでセスタオ・リベル(Segunda RFEF)と、土曜日の19時からはサムディオでエイバル(Segunda División)と対戦します。エイバルは、過去2シーズンにわたってビルバオ・アスレティック(Bチーム)を率いたホキン・アランバリが監督を務め、元アスレティックのミケル・バレンシアガがアシスタントコーチを務めているチームです。
テルジッチ監督は、ここまで行われたTercera RFEFのデリオ戦(3-0)とレイオア戦(11-0)の快勝について、相手とのレベル差を考慮しつつも、選手たちの個人レベルでの手応えに満足感を示しています。
🌟特にプレシーズンで際立ったアピールを見せているのが、新戦力のアルバロ・ジャロと、若手のロベルト・ナバロです。
カタールのアル・ガラファでのレンタル移籍を経てクラブに復帰したアルバロ・ジャロは、サン・マメスで成功するという夢を叶えるため、並々ならぬ決意でプレシーズンに臨んでいます。W杯に出場していたニコ・ウィリアムズが合流する前のこの期間を最大限に活かし、左ウイングのポジションで非常にアクティブな動きを見せてテルジッチ監督に猛アピールしています。
また、ロベルト・ナバロはデリオ戦とレイオア戦の両試合でそれぞれ2ゴールずつを記録し、高い決定力を示しています。
レイオア戦(11-0)の後半では、パンプローナ出身のアレックス・ベレンゲルが左サイドの攻撃を担い、右サイドにギフト、トップ下にセルトン、最前線にイエロが配置されました。バサウリ出身の選手が、この大勝を締めくくる最後の2ゴールを記録しています。
(via ElDesmarque / Mundo Deportivo)
メディカルレポート:負傷者および別メニュー調整選手の最新状況
🏥レサマでの第3週目のトレーニングでは、コンディションを考慮していくつかの選手が別メニューやリハビリを行っています。
・ダニ・ビビアン:右脚内転筋の負傷から回復プロセスを進めており、トップチームが通常使用する第1ピッチでランニングを再開しました。
・アンドニ・ゴロサベル:ビビアンと同様に右脚内転筋に中程度の負傷を抱えていますが、同じくランニングを開始しています。
・マロアン・サナディ:ポルトゥガレテで行われたデリオとの親善試合中、フェンスに激突して左膝の近位脛腓関節を負傷。現在は室内で調整を続けています。
・ニコ・セラーノ:7月13日に負傷した左脚大腿直筋の軽度な肉離れにより、引き続き室内でのリハビリを行っています。
また、ユーリ・ベルチチェ、ルイス・デ・ガラレタ、アレックス・ベレンゲルの3選手は、負傷の公式発表はないものの、負荷調整のため月曜日の第5ピッチでの全体トレーニングには参加しませんでした。ユーリはレイオア戦のメンバーから外れており、ガラレタとベニャト・プラドスはレイオア戦のメンバーには入っていたものの、ピッチには立っていません。
(via Mundo Deportivo / ElDesmarque)
移籍市場:ベスガのマジョルカ行きの噂とアギレサバラらの去就、FW陣の現状
🔄中盤の選手層が厚くなっているアスレティックにおいて、ミケル・ベスガの退団が現実味を帯びています。33歳となり契約を残り1年残しているベスガは、先週まで別メニューで調整しており、デリオ戦やレイオア戦といった最初のテストマッチにも出場していませんでした。しかし、月曜日からはテルジッチ監督の全体トレーニングに復帰しています。
ベスガ本人は昨季終了時点で「クラブの邪魔になるつもりはない」と語っており、自身の計画に合う移籍先を探しています。以前はギリシャのPAOKサロニカが獲得に興味を示していましたが、彼らがバティスト・サンタマリアの獲得にシフトしたため、現在はセグンダ・ディビシオン(2部)で新たなプロジェクトを進め、経験豊富なピボテを探しているマジョルカが有力な移籍先として浮上しています。
また、GKのフレン・アギレサバラも今夏の移籍市場での退団が確実視されています。彼もベスガと同様にデリオ戦とレイオア戦の招集メンバーから外れており、新天地を求めている状況です。
⚔️一方で、クラブのフォワード陣の編成には不安の声も挙がっています。ゴルカ・グルセタやプレシーズン中に負傷したマロアン・サナディが最高のパフォーマンスを発揮できていないことに加え、ウルコ・イセタがカディスCFへ完全移籍でクラブを去りました。
これにより前線の選手層が薄くなっており、ライバルクラブであるレアル・ソシエダは、現在構想外となって移籍先を探している若手FWジョン・カリカブルの放出にあたり、彼がアスレティックに渡ることを強く警戒し、簡単には手放さない方針をとっています。
(via ElDesmarque / Mundo Deportivo / Estadio Deportivo)
【本日の総括】
ワールドカップではウナイ・シモンとニコ・ウィリアムズがスペイン代表の優勝に大きく貢献し、特にシモンは最優秀GK賞を受賞する大活躍を見せました。チームはエディン・テルジッチ新監督のもとでプレシーズンを順調に消化しており、アルバロ・ジャロやロベルト・ナバロが猛アピールを続けています。一方でミケル・ベスガやフレン・アギレサバラには退団の可能性が浮上しており、ウルコ・イセタのカディス移籍に伴うFW陣の編成が今後の焦点となりそうです。