出場機会を求めて去就に揺れるカンテラーノたち、ベンチに甘んじるバックアッパーの現実
今回のベティス戦に同行したものの、1秒も出場機会を得られずベンチの椅子に留まり続けた選手たちのシビアな立場についても明らかになっています。
Theo Folgadoが試合直前に登録外となったほか、GKウナイ・マレーロ、ルケン・ベイティア、ヨン・パチェコ、ミケル・ゴティ、ルベン・レバルビエ、オチエング、ゴルカ・カレラの計7名が、ピッチに立てないまま試合を終えました。
マレーロは守護神Remiroとのオープンな正GK争いにおいて、開幕戦で先発を掴めずベンチへ。また、プレシーズンで Jon Martínとともに素晴らしいパフォーマンスを見せていたベイティアも、マタラッツォ監督が「経験とベテランの安定感」を最優先してズベルディアを右センターバックに起用したことで、出番が訪れませんでした。
この現状を受け、出場機会を模索する選手たちの放出や整理の交渉も大詰めを迎えています。
特に、若きフォワードのジョン・カリカブル(Jon Karrikaburu)は今回のベティス戦のメンバーからも完全に除外されており、セグンダの強豪ブルゴスへの期限付き移籍に向けた交渉が進められています。しかし、彼の持つ非常に高いファーストチーム級の給与負担割合をめぐり、ブルゴス側との間で依然として激しい条件の綱渡りが続いています。
一方で、今回のベティス戦で初めてトップチームの背番号を受け取り、ベンチに入ったオチエング(Ochieng)については、フロントが「攻撃陣の補強がこれ以上難航した場合、退団させずにチームの貴重な戦力としてトップに残留させる」というプロテクション方針をとる準備があることも確認されています。(via Mundo Deportivo / via DiarioVasco)
【本日の総括】
レアル・ソシエダは、ラ・リーガ開幕戦において強豪レアル・ベティスに0-1で敗れ、xG(期待値)で上回りながらもエース候補オシュカルソンの決定機逸に泣く悔しいスタートとなりました。守備的な新ブロック戦術やヤンゲル・エレーラの完全復活、18歳Marchalの鮮烈なデビューといったポジティブな要素があるものの、久保建英を含めた攻撃陣の仕掛け不足など、早期のコンディション向上が叫ばれています。ピッチ外では、アゲルドの破談をマタラッツォ監督が赤裸々に明かし、アペリバイ会長らがブラジルへジョナタン・ジェズス獲得へ1300万ユーロのオファーを引っ提げ飛んだものの拒絶されるなど、市場終盤の慌ただしさが続いています。急逝した栄養士イオン・ゴメス氏にサンセがアルバセテ戦の勝利を捧げたエモーショナルな週末を経て、水曜日には早くも敵地サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリード戦という過酷な大一番に臨みます。