「長くタフなシーズンが待ち受けている」ウリアルト会長が伝統のベゴニャ参拝で示した覚悟と司祭からの激励
アスレティック・ビルバオは月曜日、ビルバオ最大の伝統的な祭りであるアステ・ナグシアの期間中に、毎シーズン恒例となっている伝統行事、ベゴニャ大聖堂への参拝を行いました。この厳かな安全祈願には、ジョン・ウリアルト会長をはじめとするクラブ理事会、男子ファーストチームの選手全員、そして今シーズンからチームを率いるエディン・テルジッチ新監督らが一堂に会しました。テルジッチ監督にとっては、これが初めて体験するビルバオの神聖な伝統行事となりました。
参拝が行われたこの日は、アステ・ナグシアの最初の祝祭期間中でしたが、直前に行われたセビージャとの開幕戦での手痛い敗戦により、非常に重苦しい空気も漂っていました。さらにチームは数時間後に改修されたカンプノウでのFCバルセロナ戦という今季屈指の大一番を控え、さらに週末にはセルタ・デ・ヴィーゴとのアウェイ戦が控えるという、シーズン序盤から極めて過酷なスケジュールに直面しています。昨シーズンは8月に3連勝を飾るなど最高のスタートを切りましたが、今シーズンは全く異なる試練の船出となりました。
この状況の中、大聖堂の壇上に立ったウリアルト会長は、選手やスタッフ、そしてサポーターに向けて、現実を見据えつつも力強い決意を込めたスピーチを行いました。
『私たちには、極めて長くタフなシーズンが待ち受けています。非常に複雑で長い困難な戦いになるでしょう。しかし、いつものように、そしてベゴニャの聖母が誰よりもよく知っているように、私たちは必ずこれを乗り越えていきます。常に前へ、どこまでも前へと進むのみです』
また、大聖堂で一行を温かく出迎えたアンヘル・ウナヌエ司祭は、厳しいプロの世界に身を置く選手たちに対し、社会的責任と人間としてのあり方を説く、心揺さぶる激励のメッセージを送りました。
『あなた方は、日々のプロとしてのひたむきな仕事を通じて、これからの未来を担う多くの若者たちから、人生の道標や憧れの基準として見なされています。だからこそ、あなた方は世間や大衆の批評という非常に厳しい虫眼鏡の下で常に観察され、生きる覚悟を持たなければなりません。ピッチの内外を問わず、若者たちにとっての清らかな鏡であり、進むべき正しい手本であってください』
なお、この参拝に先立ち、同日の午前中にはクラブ経営陣がビルバオ市役所やバスク自治州政府の代表者を招いた公式なレセプションを個別に二度開催するなど、地域社会との絆を改めて強固にする活動も精力的に行われました。(via MARCA)
期待の19歳FWマネックス・ロサーノと契約延長合意!解除金を6000万ユーロに引き上げ国内外からの引き抜きをブロック
アスレティック・ビルバオは、将来のストライカー候補として大きな期待を寄せる19歳の有望なカンテラーノ、マネックス・ロサーノ(Manex Lozano)との契約延長について実質的な合意に達しました。
もともとロサーノの契約は2029年6月まで残されていましたが、今回の合意によりその契約期間がさらに長期へと更新されることになります。現在は、クラブと選手本人の双方が合意書面に正式にサインを交わす最終段階を残すのみとなっています。この素早い契約延長の背景には、国内外の数多くの有力クラブがロサーノの卓越した才能に目を付け、熱心な引き抜きのオファーやアプローチを行っていたという事実があります。
昨シーズン、ロサーノは成長の場を求めてセグンダ(2部)のラシン・サンタンデールへと期限付き移籍を果たしました。サードチームであるバスコニアからラシンに合流した彼は、わずか5試合の出場という短い期間でありながら、2ゴール1アシストを叩き出して周囲を驚愕させました。特にコパ・デル・レイでのFCバルセロナ戦ではピッチ上で主役級の素晴らしい輝きを放ち、その驚異的なポテンシャルと将来性を証明しました。しかし、まさにこれからという2026年の初頭、ラシンでのトレーニング中に右膝の前十字靭帯を断裂するという不運極まりない重傷に見舞われ、そのままシーズンアウトとなる無念の経験をしました。
怪我の直後から、ロサーノはレザマの最高峰のトレーニング施設に移動し、クラブの医師団や理学療法士の徹底的なサポートのもとで、懸命にリハビリを重ねてきました。現在、彼はこの大怪我からの回復の最終段階に入っており、ピッチへの復帰は間近に迫っています。
ただ、エディン・テルジッチ監督が率いるファーストチームは前線の競争が極めて激しいため、復帰直後の彼がいきなり1部の舞台で十分な出場時間を得ることは容易ではありません。そのため、リハビリが完全に完了した後は、実戦感覚を取り戻してさらにフットボーラーとして大きく成長させるため、今シーズンは再びセグンダなどの別の有力チームへレンタル移籍させて武者修行を積ませる計画が極めて濃厚となっています。
クラブ側は彼の高いポテンシャルを100%信頼しており、今回の新契約によって、これまで2000万ユーロに設定されていた彼の契約解除金を一気に「6000万ユーロ」へと跳ね上げる予定です。これにより、国内外のライバルクラブからの安易な引き抜き行為を完全に遮断し、未来のエースストライカーをしっかりとクラブの管理下に保護することに成功しました。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)
若き才能エリジャ・ギフのイーバルへの期限付き移籍が合意間近!買い取りオプションなしで近隣での成長を促すクラブの親心
アスレティック・ビルバオのアカデミーが誇る期待の若き快足アタッカー、エリジャ・ギフ(Elijah Gift)のSDイーバルへのレンタル移籍が、いよいよ正式発表の秒読み段階に入りました。
一部の海外クラブからも、ギフの獲得を求めて具体的な関心やアプローチが届いていましたが、選手本人、そしてアスレティック・ビルバオの経営陣が出した結論は非常に明確でした。それは、生まれ育った自宅から非常に近い環境で、家族のサポートを受けながら着実にプロとしての経験を積むことが、現在の彼の成長にとって最も望ましいという方針です。このため、国外からの誘いをきっぱりと断り、同じバスク地方に本拠地を置くイーバルへのレンタル移籍が合意に至りました。
この契約において極めて重要なポイントは、移籍条項に将来的な買い取りオプションが一切付随していないという点です。これは、クラブがギフを将来的なファーストチームの確実な戦力として極めて高く評価しており、イーバルで1年間しっかりと主力として揉まれた後、来夏のプレシーズンには再びビルバオの地へ確実に呼び戻すことを大前提とした、クラブの強い親心と長期的な育成ビジョンを如実に表しています。(via ElDesmarque)
独自の哲学が貫かれた移籍市場最終盤!補強作業はほぼ完了し若手の未来設計に集中
移籍市場の閉幕がいよいよ今週末に迫る中、アスレティック・ビルバオは他クラブのようなパニックバイや慌ただしい動きとは無縁の、極めて静かで計画的な時間を過ごしています。
クラブが頑なに守り続ける独自の補強哲学のもと、スポーツ部門が今夏に計画していた補強タスクや人員の整理作業はすでに実質的にほぼ完了した状態にあります。メディアでは連日のように様々な憶測や噂話が飛び交っていますが、フロントオフィスは極めて落ち着いた姿勢を崩していません。
現在のチームが注力しているのは、新戦力の獲得ではなく、マネックス・ロサーノの超長期契約によるプロテクトや、エリジャ・ギフの最適な育成先へのローン移籍など、カンテラから這い上がってきた若いダイヤモンドたちの未来設計とチーム内での立ち位置の整理です。完璧に整えられたスカッドとともに、エディン・テルジッチ監督率いるチームは、目前に迫る過酷なリーグ戦と長丁場のシーズンを戦い抜くための確固たる土台を完成させています。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
アスレティック・ビルバオにとって、アステ・ナグシアの初日に喫した開幕セビージャ戦での手痛い敗戦は苦いものでしたが、伝統のベゴニャ大聖堂参拝において、ウリアルト会長が示した「どれほど長く複雑なシーズンになろうとも、全員で必ず乗り越えて前へ進む」という強い覚悟は、チームに大きな結束をもたらしました。ピッチ外では、国内外の強豪から熱い視線を浴びていた19歳の怪物FWマネックス・ロサーノとの契約延長に合意し、契約解除金を6000万ユーロに引き上げて未来のエースを守り抜くことに成功。さらに若手ウイングのエリジャ・ギフを買い取りオプションなしで自宅に近いイーバルへレンタルさせて成長を促すなど、独自の哲学に基づいた移籍市場最終盤のタスクも完璧に処理されています。数時間後に控える改修カンプノウでのFCバルセロナ戦、そして週末のセルタ戦という序盤の山場に向けて、チームは強いバウンスバックの意志を持って聖地から旅立ちます。
